Thursday, September 8, 2011

Soufriere スフリエール(セントルシア)

セントルシアと言えばピトン。二卵性双生児のような1000メートル足らずの高さの山が島の西南端にそびえ立っていて遠くからでも良く見える。


今まで何度かそのPetit PitonとGros Pitonに挟まれたジェラシーコーブのモアリングに船を繋いで夜を過ごすしたけれど、今回はPetit Piton側の麓の街スフリエールに寄った。古い漁師町のたたずまい。北のロドニーベイ周辺とは印象がずいぶんと違う。職があまり無いのか、平日に町の通りをたむろしている人が結構いる。私たちは初めて訪れる場所をうろうろするのが好きなのだが、何かそれができない雰囲気。半ば強引にガイド役をかって出てくれるので、そういう場合は多少のお金をあげるのが暗黙のルール。過去に他の島でもそういう事を経験しているので、特別驚きはしないけれど、ここでは少し強引な印象を受けた。町自体も想像していたよりさびれている感じで、残念ながら長くいたいと思わせてくれなかった。行政がもっとしっかりして、地元の魅力を引き出さないともったいないなぁと思う。せっかくピトンのすぐ傍にあるのだし、この町の回りには豪華なリゾートも点在しているのだから、そこのお客さん達が足を運びたいと思うような何かを作ればいいのになぁと急いで立ち去る事に多少気が引けながら思った。それでもやはり元気のあるのはストリートで野菜や果物、そしてスパイス等を売っているおばさん達。それと制服を着て元気に学校に通う子供達を見ているとほっと心が和む。




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