Tuesday, February 28, 2012

干満時のDAKITY

クレブラ島、Honda湾入り口のDakityには無料のモアリングがある事と、心落ち着く眺めに居心地が良く、3泊もしてしまった。水中に入るわけでもなく、ただただ船の上にいただけでしたが。潮が干いたり満ちたりする様子は見ていて飽きません。
満潮時でも人が立てる浅さ\
干潮時

 隣のセールボートは、これからセーリングを教えるのかメインセールを上げてモアリングを離れる所です。

その後ろのマストのない船では、ウィンドサーフィン の貸し出しをやっているみたい。



左隣のヨットは、多少海が荒れても、毎日お客さんを乗せてセーリングに出かけていました。

それぞれのビジネスが何となくのんびりしているように見える。実際には色々大変なんだろうけれど、ここなら自分達の小さな船を持ってきても仕事になるかもね、なんて会話にちょっとだけ将来に対する夢がふくらみました。

Monday, February 27, 2012

Uターン

次の目的地、ビエケス島(Vieques)へ出発前に雨が降り出しそうな模様。空を覆った雲の大きさから、すぐには止みそうもない。その間に早めのランチの支度にとりかった。しばらくして、予想通りの大雨。キッチンからの視界もゼロ。

 それでも、雨は15分程であがり、すぐに青空も戻った。

ビエケス島までは12マイル程と近い。広々とした湾内でメインセールを揚げた。風は17〜20ノット。いつものように外洋に出る時はファーストリーフ(第1段階の縮帆)で出発。細いチャンネルを通過後にジブセールは全開。スピードもかなり出ている。

しかし、そのうちに白波が立ち始め、波もかなり高くなってきた。風速計が29ノットを記録。ジブセールも少し縮帆。それでもスピードが10ノットも出ている。風が強いのはいいとしても、波が高いのがいやです。波が船に容赦なくぶつかり、トランポリンの隙間から波が吹き上がる。もう写真なんか撮ってられない。ひたすら、目的地に着くのを願うばかり。

1時間半程して島の東端に近づいた頃、今日は何かやけに口数が少ないなぁと思っていたボブが、「ちょっと考えていたんだけど、引き返そうかと思う」と言う。「えっ?ここから?だって、そこの角を曲がればもう島の南側になるし、追い風で楽になるのに」と私。「うん、そうだけど、さっき天気予報をチェックしたら、数日間波風が高くなるから、ビエケスに足止めになったらプエルトリコに行く時間が無くなる。もし、行ったとしたら、今度はセントトーマスまで向かい風で帰るのがかなり厳しいから」との弁。うん、確かにね。プエルトリコまではクレブラ島からフェリーを利用してもいいし、セントトーマスに戻るにしても距離は多少近くなる。

という訳で、ビエケス島を目の前にしてUターン。ちょっと残念ではあるが、キャプテンの判断を尊重する私にとっても異議は無し。行きはよいよい帰りはこわい、になる前に引き返しました。

珊瑚礁の外側とは打って変わって穏やかなDakityに戻ってきてホッ。往復3時間の航海だったけれど、やっぱり疲れたー。




Sunday, February 26, 2012

海からクレブラ島を一周

昨日は船でCulebra島を一周した。
ウィキペディアより拝借した地図です。

Honda湾を10時半に出発。湾の出口右側にあるサンゴ礁で囲まれたエリア、Dakityには、クルーザー達が停泊している。 目の前は遮る物がない海。でも、珊瑚礁の内側なので波は穏やかで風通しは抜群。

時計と逆回りに東から北へ向かう。途中でハイスピードのモーターボートが、私達を追い越して行った。

Culebrita島のTortuga Beach (写真のビーチの裏側)へ行く予定だったが、コーナーを曲がったら結構波が高かったので、パスして先を急ぐ事にした。

小さな無人島Cayo Norteの近くにメガヨットが停泊中。辺りにはだれもいない。

その島のビーチでは、メガヨットのクルー5、6人が、ゲストの為にテントを張り、テーブルクロスをかけて、ランチかディナーのセッティングをしていた。 カヤック、ビーチバレーのセットも全てディンギーで本船から運んできていた。お疲れさまです。私達だったら、そんなにかしずかれたら落ち着いて食事できないだろうなぁ。
 
島の北側には殆ど家もなく立ち寄る場所もあまりない。ただ、広いFlamenco Beachには土曜日のせいもあって人が大勢いた。

南側には船が立ち寄れるビーチがいっぱい。10年くらい前と違って、殆どの場所にモアリングブイが設置されている。それも無料。クルーザーにとっては有り難い。


この岬を回れば、島一周の旅は終わりです。右側には次の目的地、Vieques島も望めます。



4時間程かかり、出発地点に近いDakityまで戻ってきました。昨夜はここで一晩を明かした。星空が最高に奇麗でした。




Saturday, February 25, 2012

クレブラ島散策

クレブラ島のメインタウン、DEWEYのタウンドックにディンギーを繋いで町を散策する事にした。

その前にベーカリーで簡単に腹ごしらえです。

タウンドックの向こう側にある「ディンギードック」という名前のバー&レストランも人気スポットのようです。


アンカリングしている湾から反対側の海へ出るにはこの橋がかかっている運河を渡ります。

プエルトリコ本島からのフェリーが着くエリア。

 郵便局の建物がユニーク。

人口1500人程のこの島はのんびりしていていい。見かける船は殆どがクルーザー達です。何と言ってもクレジットカード・キャプテンがいないのが良い。

Friday, February 24, 2012

Mamacita's Bar & Grill

Culebraに着いたのは午後4時半頃だった。Ensenada Hondaという湾内に錨を下ろした後、Mamacita's Bar & Grillのハッピーアワーに間に合うように急いで出かけて行った。いいですね、この色合い。

バー&レストランへは少し階段を下りて行く。ゲストハウスも隣接している。

ディナーは6時からとの事なので取りあえずバーへ。

まずは噂に聞くパッションフルーツ入りのフローズン・モヒート(Mojito)を注文。モヒートはラムがベースになっており、すりつぶしたミントとライムジュース、ソーダ水、それにお砂糖が入った飲み物。バリーエーシンは色々あるみたいですが、これはかなり美味しい。ラムの量がおさえめだったので咽ごしが良くおかわりしてしまった。

6時になると、レストランの入り口にメニューが掲示された。各自好きな場所に座るとてもカジュアルな雰囲気。テーブルにはメニューがないので、また立て看板を見に行く。

食事と一緒のドリンクは、ボブが普通のモヒート。私は白ワインです。

前菜はクラブケーキを頼んでふたりでシェアー。葉っぱを利用した盛りつけがなかなですね。味も良かった。ただ、揚げる油の温度が少し低かったのか、もう少しパリッとしていて欲しかったかな。

メインは焼いたキングフィッシュと揚げたスナッパー。サイドディッシュは豆サラダとフライドプランテーン。かなりの量でしたが、しっかり食べてすっかり満足。さすがにデザートはパスでした。

まずはスパニッシュ・バージン諸島へ

出発前にクラウンベイマリーナで給水。給油/給水ドックは混んでいたけれど、マリーナは結構空きスリップが多かった。



西へ向かう今日は追い風。メインセールは上げずジブセールだけ。新品のジブセールが目に眩しい。




先日買った新しいアイフォーンにはGPSが付いていてとっても重宝です。アップストアーで購入して使っていた海図とうまくリンクし、自船の位置が一目瞭然。これならナビゲーションも楽です。



最初の目的地であるスパニッシュ・バージンのクレブラ島(Culebra)はすぐ目の先です。因みに、スパニッシュ・バージン諸島はアメリカ領プエルトリコに属している。3時間で着くかと思ったけれど、平均5ノットのスピードでゆっくりしたセーリングだったので4時間かかりました。行き交う船もあまりなく、久しぶりに大海原をゆったりクルージングできて満足でした。




プエルトリコ(Puerto Rico)へ行ってきます。

4月初旬にプエルトリコでのチャーターが入っている。2003年にプエルトリコの首都、サンワンには給油のために一泊した事があるのみ。その手前のスパニッシュバージンの島、Culebraにも一泊だけだったので、来月に入って忙しくなる前に、今日から一週間程下見に行く事にした。Culebraまでは3時間くらいなので、その間に先日買ったガイドブックに目を通す予定。いつもと違う場所に行くので、ちょっとワクワクしてます。




Wednesday, February 22, 2012

iPhone 4Sを買っちゃいました。

セントトーマスに引っ越して来る前にニューヨークのAT&Tで買ったアイフォーン3Gの2年間の契約が満了し、アップグレードできる資格はあったけれど、4Gが出るまで待とうと思っていた。しかし、ボブのアイフォーンのバッテリーが充電できなくなり、買い替えるしかなくなった。私も暗くなってからの写真をうまく撮りたいのとビデオに惹かれたので、ふたり揃って4Sを買う事にした。クラウンベイマリーナのAT&Tは平日の午後早い時間だったので混んでいず、すぐに担当者が対応してくれた。今回はどっちがどっちか分かるように、私の分は白色を買いたかったけれど、生憎在庫が無かったので両方ともまた黒。その代わり、白と黒のカバーを奮発した。

実はふたりとも一度アイフォーンを買い替えている。私は乗り合いタクシーに乗っている時にポケットから滑り落ちたらしく紛失してしまった。その時はかなりショックだった。一方、ボブはオーナーに頼まれていた船の写真をディンギーから撮り終えた後、水着のポケットに入れたのをすっかり忘れてしまい、そのまま泳いでしまった。。。今回は念の為に毎月10ドルの保険に入りました。


Tuesday, February 21, 2012

新品ジブセール

一月初旬にジブセールに穴が空いてしまった。かなり古くなっていたので、修理では追いつかず、オーナーの許可を貰って新しいジブを注文した(以前のブログはこちら)。約束通り4週間程で出来上がり、バルバドス島から指定した住所に届いた。ところが、チャーター直前と言う事もあり、貸してもらっているジブを下ろして新しいジブと交換している時間的余裕がない。また、無風状態が好ましいのに風も多少あり、何も慌てて取り換える必要もないかという事で、船に積んだままだった。チャーターが終わった日の午後に、やっとその交換作業を終えた。

借り物のジブセールは、古いジブより
パフォーマンスがずっと良かった。

ぴかぴかのジブセール

新しすぎて、上げる時にごわごわした感じ。


そして、昨日の午後3時にドイルセールのボブが貸してくれていたジブを引き取りにやってきてくれました。ひと月以上もどうもありがとうございました。お陰で助かりました。

午前10時に引き取りに来る予定が、急に愛犬を動物病院に
連れて行く事になり、来てくれたのは午後3時でした。

隣のセントジョン島から今回はスピードのあるモーターボートで到着。

Sunday, February 19, 2012

ここもアメリカ、やっぱりハンバーガーか?


チャーター終了後には、大量の洗濯物がある。クラウンベイマリーナでディーゼル燃料を補給する間に、すぐ近くの洗濯屋さんに洗濯物を預け、明日ピックアップする事にした。

その後、Water Islandにハンバーガーを食べに行くという友人達と合流する事にした。ボブが以前ここで日曜日の午後にギター演奏をしていた事があり、その時に何度か訪れたが、チャーターの仕事が忙しくなってからは随分ご無沙汰していた。ここのビーチはのんびりするには最高です。


さてさて、お目当てのハンバーガー。小型トラックで店開きです。

普段はあまりハンバーガーを食べないけれど、たまに食べたいと思う時がある。今日がその日。全員チーズバーガーを注文。これが結構大きくて味もなかなか。ケチャップもたっぷり。


食べきれないかなと思ったけれど、しっかり平らげた。お腹も膨れ、しばしのんびりと日曜の午後を過ごしました。船から下りるのは気分転換になります。