Sunday, January 8, 2012

セールに穴が。。

前回のチャーター客のうち、お父さんだけはセーリングにとても興味を持ち、何かと手伝ってくれた。そのうち舵を持たせたら、ずっと飽きる事なく握っていた。それでいつものチャーターより帆を上げる頻度も高かった。だからという訳でもないのだが、途中でジブセールの縫い目がほつれ、少し隙間が出始めた。それでも何とかそのままいけるかなと思っていたら、翌日その箇所の縫い目が全部ほつれ、穴があいたようになってしまった。もう7年も使っているし、何度か縫い目を補強してもらっていたので寿命ではある。チャーター終了後にセールを外して点検した。また、イギリス領に取って返して修理かな?


そこへたまたま船に立ち寄ってくれた艤装に詳しい友達のデービスに意見を聞いたら、縫製し直してもまたどこかがほつれるのは眼に見えているから、もう新しく買い替えるべきだと言う。私達にこの船を紹介してくれたのは彼。そしてオーナーと一緒にバージニア州から船を持って来た本人。それでは取りあえずセールメーカーに電話をして見積もりを出してもらい、それからオーナーに打診しようと言うことになった。結果、見積額は思ったよりも安い。電話の相手がたまたま出来上がったセールを別の船に届けるためにイギリス領からセントトーマス島まで来ているので必要なら船まで採寸に来てくれるとの事。早速、オーナーに見積額と彼の申し出をメールで知らせた所、OKの返事をもらえた。

今朝9時の待ち合わせに間に合うように、昨日からクリスマスコーブに来ている。9時10分前にはディンギーで現れ、10時10分には採寸を終わるという手際の良さ!これにはもうびっくりです。




新しいセールは、バージン諸島から700キロも離れたバルバドス島(Barbados)で作るので、出来上がりにはひと月かかるとの事。ラッキーな事にその間に使う予備のジブセールも貸してくれた。


さらに、私達と同じモデルのチャーター船を持っているキャプテンにその話をしたところ、彼らもジブを新しくしたいというので紹介してあげたら、両方とも値引きしてくれるとの有り難い申し出。たまにこういう風に物事が運んでくれると嬉しくなります。セールメーカーの名前もボブ。サンキュー、ボブ!


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