Tuesday, September 14, 2021

最高の映画「くじらびと」

昨日、久しぶりに映画館へ出向き、素晴らしいドキュメンタリー映画を観た。いやー、想像を超える迫力と感動に心を満たされ、そして感謝です! 9月3日から上映中のこの「くじらびと」は、元々カメラマンである石川梵(ぼん)氏の2作目の映画との事。インドネシアの人口1500人の村で400年も続く鯨漁や村人の様子が描かれているのですが、時を超えて、人として大事な事を改めて考えさせてくれる映画です。皆で力を合わせて造った手製の船での漁は、喜びもあれば失敗や悲しみもあり、その一つ一つに気持ちが重なります。 村人や漁師の和を最優先し、伝統を守る大切さを教えてくれる長老達の内面が現れる表情の美しさは、役者さんが叶わない本物の味があります。そこには最近のコンピューターグラフィックを多用した映画を遥かに凌ぐ本物の感動があります。 構想から30年という長い年月と様々な苦労を経て完成したこの映画を多くの人に観てもらいたいと思いました。監督さんはこの映画を是非映画館のスクリーンで観て欲しいそうです。その通りで、あの迫力はコンピューターの画面では写しきれないと思います。それにしても、撮影自体もかなりの冒険と苦労があった事だと思います。それだけにこの作品は最高の仕上がりになっています。是非、ご鑑賞あれ!

Sunday, September 12, 2021

ちょっと秋の気配

日本には四季があり、それぞれの季節を味わい楽しむ事ができるのが嬉しい。常夏のカリブの島々は、いつも気持ちが上向きでいられるのが良いですが、多少メリハリには欠けるような気がします。 散策していると、田んぼの稲がもう黄金色になってきているのに気づきます。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と言うことわざが頭に浮かぶ。そうそう、もう少し謙虚な人間にならねばと思わせてくれる。
その稲穂をスズメの大群から守るために、農家の人達も様々な工夫を凝らしていますね。

Thursday, September 2, 2021

梨狩り

電車3本とバスを乗り継いで、家から1時間半程の東村山市にある果樹園へ梨狩りに行ってきた。丁度私が着いた時に、夫婦ひと組が出て来たところだったので園内には私だけ。ゆっくりできたのは良いが、殆ど全てに紙の覆いがあるのはちょっと想像したのと違った。

説明してもらったように、梨をつまんで上に持ち上げながら手首を下にグイッと捻ってもぐと収穫の楽しさを感じられる。持って帰れる分だけを買うのでせいぜい10個くらい。小さな園での梨狩りはすぐに終わってしまった。それでも初めての体験で嬉しかったです。

思いついて、田舎の姉に少し送ってもらう手配をしたら、送料がほぼ同じくらいなのには笑ってしまった。離島だからしょうがない。送ろうと思う気持ちの方が大事なんですよね。おまけにと頂戴した梨もカバンに入れ、サービスの冷やしたイチジクを頂いた。乾いた喉にはとても美味しかったです。



近くには綺麗な用水路が流れ、私には珍しい野菜の自動販売機もありました。







家に帰ってから早速1個食しました。瑞々しい美味しさでした。