Saturday, June 27, 2015

愛艇を上架

ひと月以上チャーターが無いこの時にと愛艇を上架する事になった。船底の掃除は先日、停泊中に自分達で済ましていたが、さらに綺麗にしてペンキを塗る為とシーコックをチェックする必要があったからである。

係留しているマリーナのすぐ隣のボートヤードなので数分で到着。リフトの運転手ともうひとりが今日上架する船は一艇だけと言いながら慣れた感じでスムーズにやってくれた。これから暑い日差しの中、もう何度目かも忘れる程やっている整備作業が始まります。



Monday, June 22, 2015

床板の補強

コックピットの床にはチーク材が使われており、その中央部の下は収納庫で開閉できるようになっている。4箇所ある手を入れて開け閉めする穴の部分辺りがかなり緩くなっていて、その上を歩く時にへこむので、前から補強しなければ安心できないなと思っていた。

その2枚の板を取り外してウッドワーク・ショップに持っていき、裏側を木材で補強してもらう事にした。すぐに外せると思いきや、ねじが古くなっている上に、ねじ回しが真っすぐに入る角度ではなく、かなり時間がかかってしまった。

以前にもお願いした事のあるショップなので、ついでにガタが来始めたハッチのストッパーも作ってもらった。3日後に仕上がった仕事は丁寧で満足の出来。取り付け作業は比較的スムーズに行った。これでひと安心。





Sunday, June 14, 2015

5ヶ月ぶりに愛艇でセーリング

6月はぽっかりと穴が空いたようにチャーターの仕事が入っていない。2週間前までは直前になって入る可能性もあるかもと思っていたが、何かそれもなさそうな気配である。オーナー達が言うには、ここ数年はホテル関係のデイ・チャーターの仕事の問い合わせが頻繁に有るが実際にやった事はない。でも、私達がやりたかったらコンタクトするとの事。

うーん、ひと月の間仕事が無いのは考えものであるが、延ばし延ばしにしていたこんな時にしか出来ない諸々の事を片付ける方が先かと考え、その仕事をやりたいとは答えなかった。第一、毎日準備してお客さんを迎えに行き、終わったら片付けて、足りない飲み物や食べ物を買いに行くなんて、想像するだけで疲れてしまいそう。という訳で、その諸々の事を昨日までにほぼ片付けた。

そして、今日は5ヶ月ぶりに愛艇で2時間程セーリングした。ずっとマリーナに置いたままだったので、船底は今までに見た事もないような付着物で厚く覆われていた。昨日と一昨日は半日ずつ船底の掃除に費やした。シュノーケリングで片付けられる部分は上部4分の一程。それより下は息を止めてもぐりながらこそげ落とす。ダイブ用のタンクやレギュレーターが無いので、時間がかかるがしょうがない。

とは言っても、息が長く続かない私はあまり役に立たず、殆どはボブがやった。お陰で今日のセーリングは風もあってスイスイ滑るように快調だった。カタマラン船と違い、単胴船は水面がとても近くにあり快適である。仕事をしなくても良い身分であれば、毎日でもセーリングに行きたいボブ共々リフレッシュできる時間でした。


Saturday, June 6, 2015

Mikasaのパクリか?

前回のチャーター中にビーチバレーボールをした。中学時代から始め、大人になってもバレーボールをやっていたのでそれなりの自信はあった。が、しかし身体は全く思うように動かない。頭の指示に身体がついていけないのだ。でも、他のプレイヤー達も同じ位かもっとひどかったので多いに楽しめた。



これに味をしめたゲスト達が、移動した別の場所でもバレーボールをしようとしきりに誘う。バーがひとつだけあるビーチには幸いにネットが張ってあったので、ボールを借りて男女対抗の3対3でゲーム開始。その直後に20歳くらいの男性二人が仲間に入れてと参加してきた。ここでも皆一様にヘタだったが、レベルに差がないという事は、お互いに真剣になれる。ただ、バレーボールは原則、レシーブ、トス、アタックの流れにならなければいけないのに、一回や2回で相手方のチームに帰すのでリズムが狂う事この上ない。

それと、ここのボールはとんでもなく重い。サーブやレシーブをする度に痛みが伴うので腕をさすりながらのゲームになった。ボールを見たら一応「Mikasa」と書いてあるものの、メード・イン・チャイナになっていた。完全なパクリだ!やっぱりなぁ。終わった後にバーでビールを飲みながら、「このボールはひどい。まるでサッカーボールのようで手が痛かったよ」と言うと、バーテンダーが申し訳なさそうに、「オーナーが買ってきたんだけど、皆からそう文句を言われるんだよ。もし、良かったら今度買ってきてくれないか?」と頼まれた。

Wednesday, June 3, 2015

ファーストキスはエルビスと

再婚同士の結婚4周年のアニバーサリー・バケーションが今回のチャーターゲスト。その夫婦ともうひと組の夫婦との4人のグループは、とにかく5泊6日の休暇を思いっきり楽しんだ。まさに飲んで食べて遊んでのエネルギッシュな人達だった。

海の中でドリンクを楽しめるように設えてあるミニテーブルの上でヨガに夢中のお二人。結婚記念日の女性は母親がエルビス・プレスリーの大ファンだった事から、よくコンサートに連れていってもらったらしい。

彼女曰く、「私のファーストキスはエルビスが相手だったのよ」との事。コンサート中に熱い声援を送る女性達にキスをしたその中の一人だったと思うが、「眩しいライトで私が11歳だとは気づかなかったと思うの」と懐かしげに、そして得意げに話してくれた。

家にはエルビスのグッツが沢山あるらしい。母親はもっとコレクションがあるので、亡くなったら全部譲ってもらう約束をしているのよと嬉しそうに話す彼女は、まぁー、よく飲んだ。後からボブが「彼女はアイリッシュ(アイルランド人)だよと」言った。道理でお酒が強い筈だ。