Thursday, December 30, 2010

チャーター終了。


今回のチャーター中にクリスマスが終わり、明日はもう大晦日!いろいろあったけれど、中身が濃くて充実した2010年でした。チャーターのお客さんがクリスマスパーティーに行った後、キャプテンとメートも近くのバーでささやかなメリークリスマスの乾杯!

イギリス領の島、Jost Van Dykeにあるホワイトビーチのバーへは船から泳いで行くので紙幣は濡れてしまう。それでSoggy Dollar Bar!プラスチックやジップロック持参が必須です。

Jost Van Dykeの離れ小島Sandy Spitへはディンギーで渡る。一周するのに5分もかからない。

今回遭遇した一番クールなヨット。入国管理局があるTortola島のSoper's Holeで見かけました。

今回のチャーターは、ホスト以外のお客さんが入れ替わり立ち代わり。こっちの島からあっちの島、そしてまたこっちの島へと米国領と英国領を1週間のうちに3往復もした。食事も急に人数が増えたりと大忙しでとても疲れた。ベースのCharlotte Amarieへ戻ってきてバタンキュー!

Sunday, December 19, 2010

思い立ったが吉日で集合!

先日、「和多星」寿司のヒデさん&リーダと約束したように、お店が定休日の土曜日に早速日本人集合のパーティーをしました。ダイバーのみきさんと旦那様のニール、そしてボブのセーリングインストラクター時代の同僚ゲーリーと総勢7人。リーダを含む日本人4人以外の3人は日本語での完全会話は無理なので、英語混じりで賑やかに食べて飲んで語っての楽しい4時間でした。長い事外国に住んでいても日本語での会話はやっぱり楽。また集りましょうね。

おつまみで結構お腹がふくれた所へ、ポークリブのBBQ登場。

ちょっと待ってて!まだ付け合わせとご飯が火にかかってるぅ。

デザートのアイスクリームは別腹とのふたり。
今日はごちそうになる側で幸せ。

普段はあまりアルコールを飲まないみきさんもワインを少し。
今日はあなたが運転して帰るのよね、とでも言っているのか?

Saturday, December 18, 2010

南国もクリスマス気分?

サンタさんが出番を待っている。


クリスマスを1週間後に控え、こちらセントトーマスでもクリスマス気分を盛り上げる(盛り上げないとクリスマスだって事を忘れてしまうから?)イベントがありました。

2、3用事があり、停泊中のシャーロッテアマリー湾から、ディンギーを飛ばして10分程の所にあるクラウンベイマリーナに行った際、見たのがこの船。

今年で12回目だという、ライトアップボートのパレードに参加する為、夜になって上のボートもこんな風に変身。

雪だるまさんもニコニコ。

パレードと前後してライブショーがあり、ボブも久しぶりに友人のバンドでギター演奏。ニューヨークでの本職はジャズギタープレイヤーだったので、たまにこうやって演奏するのは気分転換になるし楽しいみたい。でも、クリスマスソングは一曲も無し!ちょっと離れたメインストリートでも、Miracle on Main Streetという催しがあり、時間を延長して営業しているショップでセールがあったり、ライブ演奏や出店もでたようです。



      



Thursday, December 16, 2010

嵐の前のスノーケリング


4日後の月曜日から2週間通のチャーターが入っている。クリスマスシーズンが近づき、大型チャーター船もあっちこっちで見かけるようになった。久しぶりのスノーケリングの前に、船体の汚れをチェック。3週間程移動せずにいたら、アンカーチェーンには泥砂だけでなく海藻の類いも付着してあまり芳しくない香りまで放っている。アンカーローッカーをしばらく開け放して風通しを良くし、太陽に消毒してもらったらやっとお魚が腐ったような匂いも無くなった。メインテナンス、船内の掃除、食料や飲み物の買い出しと、また緊張する時間が近づいてくる前に少しリラックス。私は時差ぼけが完全に取れていず今回スノーケリングはパス。

バラクーダーが私達をチェックしにやって来た。

ペリカンは我関せずと、すいすい底飛行。

Wednesday, December 15, 2010

お寿司

「和多星」はヒデさんの名字と家紋から。
セントトーマス島で一番おいしいお寿司屋さんと言えば、真っ先に「和多星」の名が挙がる。セントトーマスのノースサイド、Hull Bayにある。Red Hook Diving Centerのみきさんに教えてもらって最初に行ったのが半年前。ビーチバーみたいな造りと聞いていたのですぐに判った。開店時間より少し前に着いたけれど、何だか待ちきれなくて準備前のお二人に思い切って日本語で話しかけたらびっくりされたと同時に歓迎してくれ、すぐにお店を開けてくれた。オープンしたのは私達がセントトーマスに引っ越して来たのと同じ1年前との事。ご主人は日本人のヒデさん。アメリカ人の奥さんLedaさんは、顔を見なければ日本人としか思えないくらい日本語が達者なだけでなく、立ち居振る舞いもとても自然に日本的でヒデさんと呼吸がぴったり。
やっと来る事ができた。あー、早くお寿司が食べたい!

前菜の3点盛り。

夫婦仲良く立つお店には、かなり常連さんがいる様子。

そして、今回は半年ぶりのWatahoshi。私は日本から帰って来たばかりだったけれど、和食に飢えたボブの要望で、ヒデさんのお寿司を食べに行く事にした。異存無し!まずは前回と同じように3点盛りを注文。が、しかし待ってましたとばかりに食べ始めたので、写真を取り忘れてしまった。アラカルトで頼んだお刺身の写真はちゃんと撮りましたよ。でも、後からきたお寿司はまたまた食べるのに夢中で写真を撮らずじまい。いつものパターン。

アラカルトで注文したお刺身


他の人が注文したお寿司も美味しいそう!

ヒデさんやLedaとの楽しいおしゃべりは居心地が良すぎて、9時半の閉店時間を過ぎてもずっと居座ってしまった。明日は定休日だから構いませんよというお二人に、近いうちにうちの船でバーベキューでもしましょうという事になりました。その時はまたブログにアップします。

Monday, December 13, 2010

セントトーマス島に戻ってきました。

格安チケットの旅は、セントトーマス-ニューヨーク-成田-沖縄往復の為、帰路は沖縄出発のニューヨーク着が必須。その為、東京、神奈川、山口にいる姉妹達に会うために、沖永良部島を出発して、また目と鼻の先にある沖縄に戻るという、ちょっと訳がわからない高くつく旅になってしまった。通常、戻りは東京発にしてもらうのだけど、父が入院と聞いて焦ってしまった為にいつもと違う形になり、JRの周遊券も買わずじまいだったから仕様がない。

セントトーマスには往路と同じくニューヨークで一泊した後に戻ってきた。寒いニューヨークとは打って変わって太陽がSunSun!所用でプエルトリコに行っている友人の車を借りたと言ってボブが迎えに来てくれた。普段はひとり乗り合いタクシーで帰るけれど、ひと月も留守にするとちょっと違うね。空港のすぐ近くにあるエメラルドビーチに立寄り、久しぶりに心地良いカリブの風に当たる。

エメラルドベイ
エメラルドベイからは飛行場も見える。
ボブは、ベースにしていたRed Hookからチャーターボートショーの為に移ってきたCharlotte Amalieにずっと停泊していた。こちらの方が空港からも近く、何かと便利なので当分の間はここに落ち着く事にした。こんな時に家(?)ごと移動できるのは強み。荷をほどいた後、すぐ近くのMojo'sで取りあえず久しぶりの乾杯。ここはチキンのバーベキューが安くておいしい。豪華客船が横付けするドック脇の駐車場の中にあります。

茅葺きのバー、モージョー。

Sunday, December 12, 2010

日本としばしのお別れ。

東京の国立市からも富士山が見えてびっくり!

ひと月の日本への帰国は終わってしまえば、あっと言う間だった。入院した父の看病が主な目的だったので、無事に退院してくれて本当に良かった。年老いた父と母はもう畑仕事もできず、人にやってもらっている。それでも今回は少し手伝う必要があり、家のすぐ前にある畑で久しぶりに雑草を引き抜いたり、キャベツやニンニクを植えたりした。後で気がついたら、両手の中指に血まめができていた。随分と柔になってしまった。。

田舎を離れた後に、島外で暮らしている姉妹達に会うために船、飛行機、鉄道で回った日本は懐かしくて、何気ない風景も含めて、いとおしい気持ちにさせてくれた。古い友人たち、長い事会っていない親戚、いつも会いたいと思いながら、ひと月ではとてもカバーできず、申し訳なさを引きずって帰途につく。母国なのに毎回時間制限の滞在。その分、素直に良いと思えるところばかりが見えるのはいい事かも知れない。

新横浜から広島へ向かうのぞみの中から見た富士山。偉大!

沖永良部島発、鹿児島行きの飛行機では噴火したばかりの桜島が見えた。  
姉の家の庭に実っている柚子。
田舎で2番目に高い越山(こしやま)へ父とドライブ。



Thursday, December 2, 2010

蘇鉄(そてつ)



カリブ海ではそれ程みかけない蘇鉄だけど、ここ沖永良部島にはあちこちに自生している。若葉はぜんまいの形をして柔らかいけれど、育つと針葉樹の先がまさに針のようになり皮膚に当たるとちょっと痛い。台風にも強い植物なので、その昔は飢饉に備えて植える事も多かったという。遊歩道になっている「ソテツジャングル」の入り口の案内板にもそう書いてある。( ↓ )

ソテツジャングルの案内板


母校の和泊小学校にある二宮尊徳さんの隣にもソテツが。

観賞用に人気があるソテツだけど、昔は枯れ枝は焚きつけに使われた。
春には中央に見事な赤い蘇鉄の実が生る。
蘇鉄の実で思い起こすのは、幼いころ祖母が作ってくれた蘇鉄の実入りお粥、ヤンボケー。赤い実は、じつは皮でその中に白い実が入っている。それを皮ごと切って乾燥させ、取りだした実を砕いて少しの白米と一緒にごとごとと長時間煮て作ったお粥。しょっちゅう食べた思い出はないけれど、忘れられない味。母は同じように乾燥させた蘇鉄の実の麹に大豆と塩を加えて味噌を作っていた。今は懐かしい思い出。今思えば誰もが貧しかったけれど、それを感じさせない心の豊かさや気持ちのゆとりがあったような気がする。ささやかな事に感謝できるのはその時代を生きたお陰だと感謝の念が湧き謙虚になれる。

友人宅にある樹齢何百年かの蘇鉄。さすが生きた化石!


Tuesday, November 30, 2010

畦布(あぜふ)のささやかな伝統



60年近く前から続いている私の村(とは言わず普段は字(あざ)という)のささやかな伝統。それは子供たちによる朝7時と夕方6時の鐘突き。その昔携帯電話はもちろん腕時計さえもそれ程普及していなかった頃、畑仕事に従事する村人たちは、小学生が鳴らすこの鐘の音を聞いて時を知った。

元々鐘は左端の木にぶら下がっていたけれど、毎年のように島を通過する台風の為、あるいは鐘の重さに耐えかねて傾いてしまった。そこで現在は右側の鉄柱にこうしてぶら下がっている。鐘自体も新しくなっていた。

細いけど力はあるよ。
朝6時55分頃に現れた担当の小学生は、私が7年前保育園でしばらく働いていた時の園児。久しぶりの再会は感動的!と言いたいところだが、覚えていてくれる筈もなく、ひとりで感慨にふけってしまった。鐘の音は近くで聞くとものすごく大きくて耳が痛い程。私が子供の頃は1年を通して小学6年生の同じ男児が朝夕鐘をついていたけれど、最近は子供の数も減り、また部活などがあるので夕方は交代でたたいてくれているとの事。それにしても雨や風の日も毎日だから大変。どんな事でも続けるのは大事という事をこうやって学んでいくんですね。お疲れ様。そしてありがとう!



Monday, November 29, 2010

11月の花達

湾門(わんじょ)ビーチに面した場所にあるお墓にお参りをした後、父と姉の3人でドライブに出かけた。姉が毎週のように行くという隣町にある花屋さんにも立ち寄ったので、洋服やアクセサリーよりも花のウィンドーショッピング(?)に心が躍る私もいくつか写真を撮らせてもらった。

ちゃんとオープンしてました。

シクラメン


ポインセチア


ノウゼンカズラ


シンビジューム

今日の湾門は干潮だったので、いつもは海底にあるサンゴ礁がくっきり。


Friday, November 26, 2010

湾門(わんじょ)ビーチ



東シナ海に面した湾門

沖永良部島は隣の与論島と同じように隆起サンゴ礁でできており、島の回りもサンゴ礁で囲まれている。自然の入り江はあまりないけれど、ここ湾門は多少カーブになっているので、夏場は海水浴場として賑わう。実家から歩いて10分程だから、子供の頃はよく泳ぎにきた。その頃は単にワンジョと呼んでおり、車時代になってあっちこっちから人が訪れるようになり「ビーチ」が付け足された。今日は結構北風が強かったけれど、高校生の頃と同じようにバイクに乗って回ってみた。なかなかいい気分。ひとっこ一人いない浜辺はもう冬の顔。


その昔道路が整備される前は隣村に行くのに、干潮時に「海の中道」と呼ばれるサンゴの道を歩いて行ったそうです。

手軽で便利なバイクは重宝してます。


Thursday, November 25, 2010

近所の景色

ただ今、帰省中。我が家の近くの写真をいくつかアップします。

ガジュマルの木は我が家の防風林。


にんにくの葉っぱ。豚肉や島かまぼこと炒めると超美味。

つわ蕗の花。茎は佃煮に。

石灰石の石垣。最近畑の回りではあまり見かけないかな。