Thursday, September 22, 2011

塩漬けタラ

スーパーでよく見かける塩漬けの魚。主に見かけるのはタラ。カリブの島々のレストランでは、フライにしたり、パイに入れたり、炒めたり、サラダにしたりと様々な形で出て来る。いつも気になっていたこの塩漬けタラ。どう料理していいのか良く分からなかったけれど、セントルシアのビーチレストランで聞いた簡単な料理法を思い出しながら、自分でも作ってみる事にした。



かなりの量の塩がくっついているので、水を何回か取りかえながら数時間浸けておいた。水を切ってから、お酢にしばらく浸しておく。


その後、うろこが付いている皮と骨を取り除き、身をほぐしていく。ここまで結構時間がかかった。料理によっては、もっと細かくほぐすみたいだけど、今回はこれぐらいでやってみよう。


タラの身の他に、トマト、青ネギを入れ、オリーブ油、絞ったライムジュース、塩、胡椒、ナツメグで味付けして出来上がり。簡単。お味の方もなかなか。ただ、まだ塩気が少し強いような気がした。インターネットで調べてみたら、タラはお湯に一晩つけておき、使う前にまたお湯で沸騰させるとかなり塩気がなくなるそうです。次回はそれでやってみよう。

塩漬けの魚は、16世紀頃に初めて北アメリカ、主にカナダからカリブに入って来たらしい。白身魚の塩漬けの他に、ピクルスや木材を持ち込み、カリブからはラム、糖蜜、砂糖、塩などを持ち帰ったとか。結構、長い間食卓に上っているんですね。

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