Saturday, July 2, 2011

Curved Mirror?

これ、これって何て言うの?


姉に聞いて判りました。「カーブ・ミラー」。そんなの誰でも知ってるよと言われそうですね。確かに沖永良部島でも良く見かけるし、見通しの悪い場所では本当に便利だと思います。特に車やバイクで農道を走っている時、いきなり耕運機とぶつかるなんて事も避けられます。でも、これって日本独特のものかも知れません。25年間住んだニューヨークでは見かけた覚えがないし、現在住所があるカリブ海のセント・トーマス島でも見かけない。同じバージン諸島にある米国領の島セント・ジョンなどもカーブが多いので、これがあったら便利なのになぁなんてお思う場所がいくつもあります。でも、逆にこれに頼ってしまうと、一旦停止をし忘れるなんて事もあるかも知れませんね。私などは気が小さいので、鏡をパッと見て他の車がいなかったらサッと渡るなんて事はできません。「止まれ」の標識が無くてもちゃんと一時停止をしますデス。ハイ。

最近耕地整理が著しい我が田舎。家から徒歩で自分ちの畑へ行ってみました。どこがうちの畑やらちょっとはっきりしません。高校生の頃までの畑の面影が無く寂しい事然り。今度父を伴って来なくっちゃと思いました。耕地整理によって道路が整備され作付面積も増えるんでしょうけれど、太陽がギンギラ照りつけ暑くても途中の木陰で休憩なんてできるようなゆとりの場所がもう殆どありません。それと、やたら目に付いたのが下のような貯水池。農業用水の為だけでなく、雨が降った時、赤土が海に流れるのを防ぐという目的に異存は無いけれど、この醜い貯水池があっちにもこっちにも作られ、おまけに水が溜まっている様子がないのは、果たして目的に適っているのだろうかと疑問だらけです。故郷とはいえ居を構えていない者の哀しさ、短い滞在中には異議を唱える事も叶わず、故郷の良さが失われつつあるのをただ指をくわえて見ているしかないのが口惜しい限りです。



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