胸をわくわくさせながらしばらく行くと、いました!目的のホーミは踏みしめているサンゴ礁と同じような色なので、よく目を凝らさないと迷彩色ですぐには分かりません。写真の中央に丸い形をしたホーミがじっとしています。形はちょっと違うけれど、ナマコや殻のないデンデンムシさんのような感じです。獲ったのは大きさが直径4~10センチくらいのホーミ。もっと大きいのもいるけれど、今回は見かけなかった。
心地よい海風の吹く中、時を忘れて3時間もホーミ獲りに夢中になってしまいました。ホーミはそのままビニール袋に入れてもいいけれど、這い出してくるので無慈悲にも靴のかかとで踏みつぶして内臓を出し、海水でサッとゆすいで袋にいれます。こうして持って帰ってきたホーミは、水を加えずそのまま鍋に入れて、ホーミ自体からの水分がなくなるまでグツグツ煮ます。
その後できれいにします。丹念に内臓や付着した砂と海草を洗い落し、半分に切ってさらにきれいに洗います。結構根気のいる作業です。でも、美味しいホーミを食べる為ならそれも厭いません。姉がやってくれました。
ホーミは酢味噌和えにしても美味しいけれど、今日は姉がニラと一緒に炒めてくれました。貝類と同じように特に味らしい味は無いけれど、後をひくその食感が堪らないのです。うーん、マッサン!(美味しい!)親戚のお兄さんが釣ってきた魚は、頭から丸ごと食べる事ができるからと、母がフライパンで揚げてくれました。最後の夕食は愛情溢れる島料理で締めくくり。こらえないと涙が出そう。
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