Wednesday, February 20, 2013

トバゴ・キーの船

前回と違って、2週目のセーリングクラスはメカニカル・トラブルが殆どなかった。カナダ籍の小さいカタマラン船だったが、年に一度はオーナー自身がやってきてメインテナンスをやっているだけの事はあると感心した。

船の問題は無かったものの、ベクイ島での最初の夜にホゼが財布を落としてしまった。夕食に出た時、彼は知り合いを尋ねて別行動だったので後から知った。食後、待ち合わせのディンギードックで会うなりその事を告げられびっくりしたが、もう警察にも行って来たし、スペインにいる奥さんに連絡してクレジットカードはキャンセルしてもらったとの事。ところが、次の日にその財布を拾った親切な人から電話が入り、現金共々無事に手元に戻ってきた。あの英語の会話力だが、人間必要とあれば何とか意思疎通が出来るものだ。

一週間では会話力はあまり向上しなかったものの、彼の住むバルセロナではカタロニア語が使われ、スペインから独立を目指しており、来年の住民投票でめでたく独立を勝ち得た暁にはユーローを脱退するなどと言う興味深い話などを聞く事ができた。彼はトバゴ・キーでシュノーケリング中に亀の甲羅を触ったと言って喜んでいた。
















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