Sunday, May 29, 2011

木造船レガッタ


イギリス領Jost Van Dyke島のグレート・ハーバーに停泊。木造船のレガッタが行われるというので少しだけ観戦する事にした。このレガッタはFoxy’sというレストランとWest End Yacht Clubの主催で行われており、今年で37回目との事。ただ、年々木造船が少なくなっている事から、今年からはファイバーグラス製でも30年以上経っている船ならクラシック船として参加が認められるとの事。ただ、どうやら参加艇の数はあまり多くなく、大小合わせて15艇程。それでも、アンカリングエリアから沖合の出発地点まで威勢良く出ていくヨットを眺めるのは、こちらまで心が浮き浮きして楽しい。

最初のグループがスタートする11時頃には風も出て来てレースらしくなってきた。少し間をおいて2組目もスタート。ヨットレースは時間がかかるので、参加しない観戦組はハーバーでのんびりと待つ。そのうちに私達も出発する時間になったので、結果は判らずじまい。順位はハンディキャップも計算に入れるのでゴール順という訳ではない。私自身はレースの経験は少ないけれど、やはり参加した方がずっと楽しいと思う。



カナダのノバスコシアをベースに世界各地を回っている180フィートの大型帆船Picton Castleはトレーニング船。レースには参加しなかったけれど、さすがクラシックヨット。停泊しているだけで皆の視線を集めていました。


Wednesday, May 25, 2011

セールドライブOK、サンシェードAlmost OK

雨が上がった後、エンジンメカニックのロナルドは9時過ぎにちょっと来たけれど、すぐにいなくなった。しばらく戻ってこないので、どうしたのかなぁと思っていたら、代わりにアルフレッドが来て、ロナルドは別の船の修理も同時進行していて、それに掛かりっきりになったとの事。エンジンのキルボタンがうまく作動しないのは、ケーブルのコネクターが錆び付いていたからと言って、あまり時間をかけずに修理してくれた。これでセールドライブはOK!


サンシェード担当のドンは、ファスナーを取り付けた継ぎ当て部分のメッシュを持ってやってきた。早速隙間部分を繋いでみた。なかなか良いではないか。

外側から見たらこんな様子で、内側から見るよりもっと視界が遮断された感じ。

風が吹いた時にサンシェードがめくり上がらないように、下部をフックとバンジーコードで留める仕掛けをする為に、穴開け作業中のドン。これでほぼ完成。ただ、サンシェードの間の隙間を塞ぐための、ベージュのメッシュが在庫切れで数カ所は少し隙間ができたまま。午後4時になり、時間延長したマリーナにもこれ以上はステイできないのでチェックアウトする事にした。仕上げは次回ここに立ち寄った時にという事でOKしたけれど、まぁ、それもまたどうなる事やらですが、取りあえずは目的達成デス。

Tuesday, May 24, 2011

日除け

セールドライブを直すと同時に、2ヶ月半程前に頼んでおいたSunshade(日除け)の取り付けもやって貰う事にした。先週のうちに両方済ませたかったけれど、Nanny Cayのマリーナが予約できなかったので今週になった。Quantumセールの担当者ドンが出来上がったサンセードを持って相棒と一緒にやってきたのは、丁度ヤンマーエンジンのメカニック、ロナルド達がエンジンルームで奮闘している最中。

新しいサンシェード6枚。これを取り付けたら、もう西日に灼かれなくても済む。

ハードトップの箇所には、スクリュードライバーで穴を開けてレールを取り付ける作業が必要。

ビミニ(コックピットの覆い)と日除けの端に取り付けられたジッパーを繋いで、ハイ出来上がり。でも、一発でうまく行くとは思っていなかった通り、やはり手直し箇所もある。後ろ側の正に西日が照りつける場所の3枚の間に結構な隙間ができるのです。ドンの提案はその隙間に別のメッシュをあてがって、真中にジッパーを付けてそれぞれのシェードを繋ぐとの事。で、こっちもまたショップに持ち帰って残りは明日。マリーナの予約は2晩だけしかしてないので、明日のお昼頃にはチェックアウトの予定だけど、さてどうなるやら?



セールドライブ

一昨日からイギリス領Tortola島のNanny Cayに来ている。ここに来るのはたいてい船の修理の為。左舷エンジンのセールドライブが摩耗したのか、ギアをバックに入れてもうまく作動せず、ドッキングに苦労する為、チャーターが無い今しか直せない。ちょうど1年前にも同じ問題があり、その時に直してくれたメカニック達が今回も来てくれた。

前回かなりの時間をかけて修理してくれたので、今回は勝手も判っていそうだから、そんなに時間がかからなければいいなぁと期待。


エンジンを移動させてセールドライブの中にある部品を取り出す作業は、前回同様に時間はかかったけれど、比較的楽に行ったようだ。その部品をショップに持ち帰り修理して戻ってきた。それをまたセールドライブにセットした後、重たいエンジンを元に戻すのにかなり苦労している。エアコンの効いたキャビンの中で快適に過ごしていると、ドスン!という大きな音が数回したので、思わず外に出て、大丈夫?と聞いた程。それを何回か繰り返しても作業がはかどらなかったので、第3の助っ人を連れて来た。3人で動かしたらうまく定位置におさまったようだ。良かったとひとまず胸をなでおろす。



さて、エンジンをスタートさせてうまく直ったかどうかをチェック。ギアもちゃんとバックに入る。上出来!ただ、エンジンのストップボタンがうまく作動しない。キルボタンを押してもピーピー音が止まらないのでキーを切ってエンジン側で止める。何度か繰り返しても同じ状態。多分、ケーブルが破損しているのではとボブが言う。そんなこんなしているうちに終業時間も過ぎ、また明日来るという。オーケー、ノープロブレム。彼らは無駄口をきかず、黙々とひたすら仕事をするので、こちらが逆に気を使う程。


今日いちにちで直せなかった事を残念がっているのか、帰って行く足取りも心なしか少し重そう。明日、また宜しくお願いしますね。

Saturday, May 21, 2011

ワイン到着!

昨日、みきこさんとキースがセントマーティン島から夜通しの航海を終えて、セントトーマスに戻ってきた。雨続きの天気ながらも航海はほぼ順調だったようです。ただ、セントトーマスの近くになって猛烈なスコールに遭い、最後は大変だったみたいです。そんな中、疲れているのにも関わらず、頼んであったワインを今日持ってきてくれました。2006年もののコート・ドュ・ローヌ(Cotes Du Rhone私達は英語読みでコーツ・ドゥ・ローンと言っています)の6本のうち、早速皆で1本開けて乾杯!うーん、やはり美味しい。


因みに、彼らも私達と同じモデルの船に乗っています。船名はGlovbalHopper。出発前に近くのアンカレジに投錨してと時の写真。アメリカ領のセントトーマス島とセントマーティン島はこの船だと機走でだいたい20時間前後かかります。遠い所までお疲れさまでした&ありがとう!

Thursday, May 19, 2011

Towing

トトーラ島のロードタウンには、The Mooringsというチャーター会社のマリーナがあり、かなりの数にのぼるヨットが係留されている。もし、これだけの船が全部レンタルされて海にでたら、渋滞してかなわないだろうなと思う程。まぁ、幸いにそんな事はないけれど、それでもあっちこっちでMooringsのマークの入った船を良くみかける。殆どがBearboat Charterと呼ばれるクルーのいない船。自分達で操縦や食料調達をする。友達や家族とわいわい言いながら過ごすバケーションはきっと楽しいと思う。ただ、経験の浅い人達が多いので、彼らと近距離で行き違う時や、近くにアンカリングされる時は要注意。

今週、ロードタウンを離れる時に、パワーカタマランに牽引されて、ハーバーに戻ってくるセールボートを2隻見かけた。操縦を誤ったのか、船自体の整備が行き届いていなかったのかは判らないけれど、これではせっかくのバケーションも台無し。




こちらはDinghy towing。友人のディンギーが盗まれてしまった。彼は別のディンギーをレンタルしてあっちこっち捜した結果、乗り捨てられていたディンギーを発見して船まで戻ってきた。エンジンの鍵を盗まれてしまったので、新しい鍵を作ってもらう為にマリンショップまでボブが牽引していくところ。スペアーキーは作っておかなきゃね!

Tuesday, May 17, 2011

雨続き

セントジョン島のWaterlemon Cay。いつも、ついWatermelon(スイカ)と言ってしまいます。ここからは、すぐ目の前に英国領のTortola島やJost Van Dyke島が望める。この穏やかな湾に一泊した後、諸々の用事を済ませるために英国領で4泊して今日また戻ってきた。前回も今回も雨が降ったり止んだり。普段チャーター客と一緒の時には、スノーケリングをする余裕がないが、今回はふたりだけだったので、雨が降っている中でもスノーケリングを楽しんだ。水中に入ってしまえば雨に濡れるなんて心配も不要!それにしても、ここのところ雨続きです。チャーター中でなくて良かった。

こちらは、Tortola島のメインタウンRoad Townで見かけた散策中のひよこと親鳥。ピヨピヨと鳴くひよこを見ると、ついカメラを持って忍び足で追いかけてしまいます。


健康そうな鶏がいっぱい徘徊するこの界隈で見つけた"Chicken & Chips"の看板には思わず笑ってしまいました。