Tuesday, October 1, 2013

空の上から

朝5時半に迎えに来てくれたタクシーで空港へ向かった。20分程走ると、白いビーチと平行する滑走路が見えて来た。セントルシアは観光立国らしく空港内も清潔な印象。その分セキュリティチェックもしっかりでした。6:55出発のLIAT便は定刻通り。

目的地のセントビンセント島に行くのに、ハブ空港となっているバルバトス島へ寄り道。と言っても飛行時間はたったの35分。この島へ来るのは初めてなのでちょっとワクワクする。飛行機大好き人間のボブと違って、私にとって飛行時間が短いのは大歓迎。それこそあっと言う間に到着した。

乗り継ぎ便待ちの為、朝ご飯を食べたり、お土産屋さんを覗いたりと2時間半程を広々とした空港でのんびりと過ごす。無料ワイファイがあるのでネットサーフィンをしたりできるのが嬉しい。35分程前に出発ゲートまで戻って来たら、15人くらいの人が列を作っている。私達の便ではないだろうと、チャージセクションでコンピューターをチャージしていた。

でも、どうにも気になる。コンピューターをそのままにしてその列の係員に尋ねると、何と私達の便ではないか。時間前でも人数が揃ったら出発すると聞いた事がある。だからLeave Island Any Time (LIAT)なのか?慌てて荷物をまとめてカウンターに戻り、パスポート等を提示後、すぐそこに待機している飛行機まで歩いて行った。最初の飛行機もこの便も新しくて快適。聞くとひと月前に就航した便だそうだ。ラッキー!結局、定刻の5分前に出発した。飛行機の出発は遅れるものという概念が発ち消えた。

バルバドスはカリブ海の他の島々と違って高い山々が無くて平らな地形だからか、整地された畑が広がっている。新鮮な感覚で何となく田舎を思い出してしまう。南北に縦列になっているイースターンカリブ海の島々からは、少しポツンと離れているこの島は、風に向かって走る位置にある事と自然の湾に恵まれないので、訪れるヨットマン達が少ない。だから私達も来た事が無かったが、飛行機から見ると錨を下ろしているヨットもちらほら見える。ハリケーンが来なければ、風が弱い夏場には来れるかも。この島は独自の通過(バルバドスドル)があるので、サトウキビやラムを中心とする産業基盤もしっかりしているのかな?





バルバドス島からセントビンセント島までも30分程。それぞれの島との距離はおよそ200キロなので飛行機だとすぐに着いてしまいます。それにしても素晴らしい眺めです。セントビンセント島の手前にもいくつか島があり、大好きなベクイ島も見える。他の島と同じようにセントビンセント島の飛行場も海のすぐ側にあるので、着陸するまでずっと外を眺めていた。



 

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