Friday, October 31, 2014

鹿児島の名勝庭園、仙巌園(磯庭園)

10月の初旬にカリブ海に戻る予定が、数ヶ月間の帰国中にと思い、人間ドックを受けたら悪い所が見つかってしまった。そのための受診だったとは言え、再検査を受けたり、また思いがけず入院&手術となってしまい、田舎と鹿児島を5度も往復する事になった。

何はともあれ、昨日退院できたので、以前から行ってみたかった仙巌園(せんがんえん)に行ってきた。島津の殿様の別荘は、眼の前の桜島を築山に、錦江湾(きんこうわん)を池に見立てたという雄大なスケールの庭園で、想像以上の素晴らしさだった。明後日から始まる「おはら祭り」のために用意された菊の花々がこれまた見事だった。

隣接する幕末に築かれた東洋最大の工場群「集成館」も薩摩の豊富な歴史を物語り、5時間程満足の行く時を過ごした。おかげで予定していた水族館には足を運べなかったが、それはまた次回のお楽しみ。そうそう、お土産物屋も色々とあり、薩摩切子を始め魅力的な品々もいっぱいでした。













Wednesday, September 24, 2014

楽しみな敬老会

もう10日程経ったが、9月15日の前日に字の敬老会があった。肺炎で再入院していた父はずっとこの日を楽しみにしており、私と姉も両親揃って参加させてあげたかったので、何とか前々日に退院させた。

とは言え、病み上がりで体力も無く午前中はずっと寝ていた父。午後1時開始を前にして、これは無理かなぁと思っていたら、服を着せろと命令口調。どうしても行くぞという気合いが入っていた。これはもう気力が勝っていた。母にも支度させ、先に車椅子で歩いて5分の生活館へ送り届け、家に取って返して姉とふたりで父を車に乗せて向かった。支えていなければどうにも危なくてしょうが無い。

母は車椅子なの後ろの席だが、男性は90才以上になる先輩2人が参加できない為、父は一番前の席。その前に全員そろっての記念撮影。続く祝辞が多少長く心配したが、回りと少し歓談しながら余興を楽しんでいるようである。母と父の間を往復しながら写真を撮ったりと私も忙しい。それでも、12年ぶりに参加する畦布の敬老会は私にとっても特別に楽しかった。ふたり揃って参加でき満足した両親であったが、さすがに翌日は終日ほとんど寝ていました。

若い者達が先輩達を敬って特別な日を祝ってあげるこの敬老会。ひとりひとりのお年寄り(こう呼ぶのもためらわれるくらい元気いっぱいの人が多いが)が主役のこの一日。できるなら私もこういう老年を送りたいと思った一日でした。70才の初敬老まであと何年?









Saturday, September 13, 2014

この時期、庭の花や木々、そして成長中のみかんが我が目を楽しませてくれる。天気の良い日にそれらを眺めるのはちょっとした幸せのひと時である。少ししたらみかんも食べ頃。もうちょっとの我慢。





















Friday, August 29, 2014

久しぶりのラジオ体操

朝ウォーキングをしていると、各村落のスピーカーから「ラジオ体操」の音楽が流れて来る。一度は参加したいと思いながらもタイミングが合わずにいたが、今朝は早く家を出たお陰で6時半からの体操に少々遅れながらも参加する事ができた。所々間違えながらも身体がしっかり覚えていて嬉しかった。

それにしても、老若男女が揃って一緒にできる良くできた体操だなぁと感心する。真剣にやると結構な汗をかく。小学校の頃に素晴らしいラジオ体操の見本を見せてくれていた体育の島田先生を思い出してしまった。夏休みの間はカードにハンコを貰うのが楽しみでもあった。もう何十年も続いているこの夏の風物詩、これからもずっと続いて欲しいと思う。

Thursday, August 21, 2014

早朝のウォーキング

毎日があっという間に過ぎていく。と言っても、それなりに充実した日常ではあるけれど、自分の事がなかなかできない。夫婦だけで日を送るのと違い、帰省して年老いた両親や姉と一緒に住むという事は、そういう事なのかも知れない。

体重を落としたり体力をつけたりする為に、姉とふたりでウォーキングを始めた。今日で4日目なので三日坊主にはならなくて済んだ。5時半に起きて5時45分にスタート。約1時間程歩くので結構良い運動になる。起きるのはちょっとだけきつい日もあるが、早朝に歩くのは気持が良い。それにその時間だけ遭遇できる景色もとても貴重。今朝は海辺のコース。この時間だと波音ではなく、湖みたいな水音に聞こえます。





日が昇った後は、柔らかい緑が目に優しく、道路脇のハイビスカスも眩しい美しさです。普段車で通っている道とは違い、脇道や小道にひょいと入れるのが嬉しいです。


小さな子猫が泣きながら付いてこようとします。でも、同じ家の犬がわんわん吠えたら歩みを止めました。家まで付いてきたら困るなぁと思ったのでちょうど良かった。またね、バイバイ。

Saturday, August 9, 2014

米沢市へ

8泊9日の旅程で鹿児島から山形まで行ってきた。山形県の米沢市には姪一家が住んでおり、一度は行ってみたいと思っていたので、今回やっとその希望が叶い嬉しかった。東京駅から東北新幹線で2時間半くらいで行ける。福島駅で連結されていた車両が、山形の新庄行きと宮城県の仙台行きに切り離された。米沢は新庄行きで福島の次の駅である。あの福島がこんなに近いとは、これも新たな発見である。




福島を過ぎると急に緑が多い感じだ。





ランチタイムに合わせてきたので、姪とその旦那様、2才になる瑛ちゃんと4人で米沢牛のステーキ丼を食べた。残念ながら小学1年の長男は終業式の今日まで学校の為、これには参加できず。牛肉が見た目以上に柔らかくて感激。店名通りにグッドでした!





夕方には近くの温泉へ。外風呂からはこれと似たような田園風景が広がり、いつまでも入っていたい程の居心地の良さです。温泉には同行できたお兄ちゃんも大満足の様子。

 

そうそう、「成せばなる 成さねばならぬ何事も 成さぬは人の成さぬなりけり」で有名な上杉鷹山公(うえすぎようざん・こう)の銅像がある神社にもお参りしました。財政難の米沢藩を見事に立て直した江戸中期の9代藩主だそうで、特に米沢の人には愛されている様子が見てとれます。

夜は姪の手料理を美味しい梅酒と一緒に頂いた。何でも、ちょっと行けばワイナリーもあるらしい。あー、もっと時間があったらなぁ。たったの1泊旅行では、米沢丸かじりという訳にも行かない。また、機会を作って再訪しなくては。次回はできれば北海道まで行きたい!


Tuesday, August 5, 2014

海岸線をドライブ

沖永良部島は南東側が太平洋、北西側が東シナ海に面している。海岸線のドライブは実家のある東シナ海側が多くなる。空港のある国頭(くにがみ)から家まで15分くらいのドライブはお気に入りのコースのひとつです。今日は伊延(いのべ)港に寄港するのか、かなり陸に近い海上を走る貨物船と競争です。






今上天皇の弟宮である常陸宮(ひたちのみや)殿下と妃殿下が、昭和48年の7月に来島された時の記念碑が、観光名所であるフーチャ(波しぶきを上げる隆起珊瑚礁の浸食洞窟)のすぐ近くに建っている。






天気が良いので、水平線上に徳之島が見える。