Sunday, April 10, 2011

Water Island

次のチャーターを明後日に控え、リラックスしたいボブは友人のデービスのバンドで演奏する事にした。今回が2度目のWater Island。セントトーマス島からはフェリーでわずか10分程だけれど雰囲気はガラリと変わってのんびりムード。車も殆どがゴルフカートと環境にやさしい計らい。彼らが演奏している間に少しだけ島内を散策してみた。









Saturday, April 9, 2011

トップ・オブ・ザ・マスト

メインセールとブームを取り外したこの機会に、メインセールを揚げるハリヤード(Halyard)も新しく取り替える事にした。その為にはマストに上る必要がある。ボブ、デービス、私の中で一番軽いのは私だけど、マストに上ってもそこで何をするのか今ひとつ分からないので役に立たない。他のふたりのうち体重が軽いボブをデービスと私で上げる事になった。セールを上げる代わりにボブを上げる訳です。

新しいハリヤードを持参して、古いハリヤードで引き上げられる準備をするボブ。


さて、ウィンチで巻き上げるには相当の力がいるので、頭の良いデービスは、アンカーを上げ下げする時に使っている電動ウィンドラス(ウィンドレスではありません。その違いを知りたい方は以前のブログ、「ブログタイトル命名の訳」を読んで下さい)を使って楽をする事にした。私はリモートコントローラーのボタンを押すだけ、とこれまた楽チン。でも、心中は20メートル程の高さのマストに上って行くボブを心配してハラハラしています。彼がマストに上る時はいつもこうです。


マストの頂上あたりまで到着しました。ここからはボブひとりでの作業です。でも、ハリヤードでは頂上まで後25センチという所までしか手が届かず仕事がしづらい様子だったので、ブームエンドを支えていたトッピングリフトを送ってボブをもう少し上まで引き上げ、天辺まで手が届くようにしました。足を掛ける所が無いので内股の筋肉と足首に力を入れてしがみつきながら、揺れるマストの上でハリヤードを交換したそうです。おまけに座っているBosun's Chairは安手の物でお尻が痛くなったそうな。マストには30分は上っていたと思う。


マストの下あたりは上から何が落ちて来るかわからないので、デービスも少し離れた場所で見守っています。


ハリヤードを交換したボブが無事に降りてきました。ホッ。


古いハリヤードのマスト頂上部分はこんな風になっていて結び目もほどけず、上で待っているボブに渡す前にカットして新しいハリヤードの端とくっ付けて引き上げた。


こちらが新旧のハリヤード。全然違いますね。これからは滑りが良くなってメインセールの上げ下ろしが楽になります。



仕事が長引いたのでドックの予約をもう1日延ばしたかったけれど、後の予約が入っていて延長できず、仕方なくまた20分くらいかけてクリスマスコーブまで行き、そこで残りの仕事をする事にした。風が吹く中、セールカバーをセットし、メインセール取り付けるのは大変。何せセールが風を受けて膨れ上がり、あっち押さえこっち押さえしてなかなか仕事がはかどらない。もう一人いたら随分助かっただろうけど、デービスは別の都合があり二人で何とか終わらせた。もうくたくた。


メインセールがちゃんと揚がりました!良かった。

Friday, April 8, 2011

ブームが戻ってきました。

友人、デービスの車に乗せられたブームは、彼のボートを置いてある別のマリーナの木陰になっている作業場に到着。


マストに繋げる部分のブームエンドを新しく交換するためには、錆びた鉄のボルトを取り外してステンレススティールのボルトに替える必要がある。このボルトが変形している為に、電動こぎりを使ってカット。火花を散らしながら慎重に作業をする。


わずか30秒程で見事に切断したとの事。やはり、道具次第ですね。こんな作業はとてもマリーナではできない。やったら他の船から苦情もの。


戻ってきたブームをマストに取り付けます。姿は見えませんが私もこちら側でブームを支えています。右手で支え、左手でポケットからカメラを取り出してパチリ。


(Before) 黒ずんだボルトで留められた交換前の古いブームエンド。


(After) こちらが新しく取り替えたブームエンド。これで、突然ブームが落ちて来るかも!という心配をしなくて良くなりなりホッとしました。

これだけの作業ですが、終わるのに6時間程かかりました。何度も部品を買いに走ったり、道具を借りに行ったりするのにも相当時間が取られた様子です。私は船で留守番でしたが、帰ってきた二人は相当に疲れておりました。

Thursday, April 7, 2011

メインセール&ブーム・ダウン

メインテナンスの為に、Red HookのAmerican Yacht Harborにやってきました。今回の主なプロジェクトであるブーム(Boom)のグースネック(Gooseneck)を修理する為には、それに乗っかっているメインセールを外す必要がある。まず縮帆用のロープを取り外し、


メインセールをセールカバーから引き出す。



かなり重くてかさばるメインセールを外した後に、セールカバーも外します。


外したメインセールとカバーは取りあえずデッキで待機。

続いてこのブームを下ろす事に。実際の作業には友人の助けが必要だったので写真を撮る役目の私も駆り出されてカメラマン不在。


ブームの両端はトッピングリフト(Topping Lift)とハリヤード(Halyard)で固定して、やっとこさドックに下ろしました。


そのブームをこのカートに乗せて車まで運びます。


車の上に乗せたブームを、10分以内で別の敷地へ移動させます。この後、大変な作業が待っていますが、続きはまた明日。

Wednesday, April 6, 2011

コンク貝


奇麗な色をしたConch貝。先月、バージンゴーダ島に停泊していた時に小舟に乗って売りに来た。以前にも紹介したマイケル・ビーンのショーでは、必ずコンク貝吹きのコンテストがあり、10ドルと手頃な値段だしお客さんの練習用に丁度良いと思って買っておいた。前回の女子大生チャーターの時に、コンテストで一位になるとビールが1ケースもらえるよと言ったら、参加する!と言ってすぐに練習したひとりが見事優勝してハイネケンビールを貰ってきた。その女性は、子供の頃から5、6年くらいユーフォニアム(euphonium)という金管楽器を吹いていたという事で納得。私も試しにトライしてみたが、なかなかうまくいかず変な音しか出てこない。

スノーケリングをしている時に見かけるこの25センチくらいの貝は、レストランでも良く出て来る。スープ、サラダ、そしてフライと結構幅広く料理される。新鮮なコンクはパスタに入れても美味しい。内側がすべすべしたピンク色で、アクセサリーの材料としても重宝されている。おとついスノーケリングの最中に見かけた時、「あ、珍しく動いている!」と思ってじっと目を凝らしたら、カニさんが宿を借りていただけでした。

Tuesday, April 5, 2011

ディンギー・ラフティング?

久しぶりにセントトーマス島を眺めながらクリスマス・コーブでのんびりしていたら、ディンギーがモーター音をひびかせて、まるでヘルズエンジェルのバイカー達みたいに次々とやってきた。


最初のディンギーがひとつだけ空いていたモアリングに舫った後、後続組を次々に指図して10分弱でこのように隊列を作った。その後、一同はFish Cayというすぐ近くの岩場にスノーケリングに行き、


残されたリーダーとおぼしき男性がひとりだけ暑い陽に焼かれながら、ディンギーのお守をしていた。彼も水中に入りたいだろうにね。でも、これが彼の商売。ツーリストを短い時間にスノーケリングに連れてきて40分位したら、また隊列を作って帰っていった。その後、ボブと私は静かなFish Cayで、ゆっくりと久しぶりのスノーケリングを楽しみました。

Monday, April 4, 2011

誕生日には。

2日前に誕生日を迎えました。もう何歳のバースデーと言いたくない年齢ですが、誕生日は誕生日。祝ってもらいましょ。♪

食事の支度をしないでいい日は朝からの外食にも気兼ねせず。ベアーフット仏陀でキッシュ&スピナッチサラダとイタリアンソーダのブレックファースト。
 

夜はディナーに連れていってもらう予定なので、メンテナンスに励むボブにパッドタイもどきのランチを作ってあげました。


お昼あとにゆっくりしていると、キャプテン・ゲーリーと明日バケーションを終えてオハイオ州へ帰るナンシーがCharlotte Amarieへやってきました。

夕食に行く前、贅沢にも彼らの船でシャンペンで乾杯をしてもらい、おまけに赤ワインもプレゼントされました。ありがとう♫

ディナーは、マリーナの敷地内にあるGrande Cruで。少し早く着いたので、先にバーに寄り、ハッピーアワー終了まで残り15分だというので、最近ハマっているマーティーニを注文。
グランドオレンジ&007
ゲーリー達の船でおつまみを食べたので、今日はアペタイザーばかりを注文して、メインディッシュはパスする事にした。でも、デザートは食べました。何か最近デザートを食べるようになったかなぁ?

まぐろのたたき
4種のクラスティーニ

手前がガーリックシュリンプ&ほうれん草
オレンジドレッシング和え
奥がムール貝
チョコレートケーキとアイスクリーム
おいしい食事とお酒を頂き、とても楽しい誕生日を過ごす事ができました。これまで生きてこられた事に感謝。