バレンタインズ・デイ・ウィーク・チャーターの今日がバレンタインズデイ。ゲスト達も家族同士プレゼントを交換しあっていました。クリスマスプレゼントとは違うので、ごくささやかな品々。
そこへ、手作りアクセサリーの訪問販売の女性が現れました。ここバージンゴーダ島のノースサウンド湾ではお馴染みの女性です。
それじゃ、ワイフに何かひとつと、優しい旦那様はアクセサリーを物色していました。
続いて、コンク貝売りも現れました。奥さんは、昨晩マイケル・ビーンズ・ショーのコンク貝吹きコンテストに参加したので、こちらも記念に欲しそうでしたが、旦那さんに、あっちこっちでショッピングしたから、もうスーツケースに入れる余裕がないよと言われ、しぶしぶ諦めてました。コンク貝売りさんは売れずに残念でしたね。
Tuesday, February 14, 2012
Sunday, February 12, 2012
一週間が経つのは早い
一週間のチャーターの後、一週間のオフという理想的なパターンではあったが、ワイヤレスインターネットの故障の他に、ジェネレーターのポンプもおかしくなり、その為にイギリス領に行ったりしていたら、あっと言う間に一週間が終わり、昨日からまた仕事に入ってます。
いつものようにプロビジョニング(食料買い出し)の為、プラザエクストラというスーパーで大量に買い物をしました。最近、S&Pの魚介類は電話で注文して、知り合いのタクシードライバーにピックアップしてもらうという素晴らしいアイディアを思いついたので、わざわざ出かける必要がなくなり2時間は時間の節約になっています。他にもスーパー2軒に行きました。それと、ワインは今回もイギリス領のTico Wineで調達しました。一カ所で全部揃える事ができたら言う事ないけれど、そうは行かないのが現実です。
今回のゲストは、70才の女性とその娘&娘婿、そして息子とそのパートナー。ゲイのカップルです。娘婿を除いた他の4人は何回かカリブ海には来ているし、地中海あたりでもクルー付きのカタマラン船を何度もチャーターしているので慣れたもの。その分、迎えるこちらは多少プレッシャーもありましたが、2晩目の夕食(味帆立バター炒めなど)も喜んでもらえてまずひと安心と言うところです。ただ今、夜の10時。お母さんと娘婿は既に就寝。あとの3人はゲームをしています。私も眠くなってきたので、お先に失礼させて頂きます。
Friday, February 10, 2012
クレジットカード・キャプテン
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Moorings |
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Sunsail |
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Footloose |
バージン諸島は、私達のようなクルー付きチャーターより、キャプテンやクルーを雇わないベアーボートチャーターの方がずっと多い。ある程度のセーリングの経験があれば、自分達で船を借りて、あっちこっち楽しく島巡りをする事ができるので、訪れる人は後を絶たない。
トトーラ島の中心ロードタウンには、レンタルヨットを何百隻もかかえるMooringsという会社がある。以前は、それに続くSunsailと Footlooseと言った大手がいたが、何と今はその2つもMooringsの傘下にあり、殆どモノポリー。
最近、頻繁に遭遇するのがクレジットカード・キャプテン。お金さへ出せば、あまり経験がなくても簡単にボートを貸してくれるので、にわかキャプテンがうようよいる。水上での交通ルールも守らない(というより知らない)ので、ちょっと危険で要注意。
先週はそんな彼らの暴挙を数々目撃。まずは、ピーターアイランドのモアリングに係留していた時。小さな湾なのでマリーナ以外には4つしかモアリングブイがない。そこへ、Sunsailの単胴船でやってきた夫婦。旦那さんはハイスピードでブイに近づき、奥さんはボートフック(ブイに付いているロープを引っ掛ける棒)を手に持って準備している。しかし、余りにスピードが速すぎて奥さんは引っ掛けるタイミングを外した。当たり前だ。それを2、3回繰り返した後、奥さんがボートフックを水中に落としてしまった。あーあ。丁度、陸からディンギーで戻ってきたボブがフックを拾ってあげ、船に繋いだロープの端をブイの輪に通してあげた。それを受け取った奥さんが、そのロープを船にもう一度繋いでやっとOK。
ところが、ボブがこちらに戻ってくる途中、その繋いだ筈のロープが外れている。一部始終を見ていた私はえっ?何と最初に船に繋いであったロープの結び方がなっておらず、ロープはするすると外れてしまった次第。しょうがないので、ボブは又引き返して再度手伝ってあげた。やれやれ。
その次の日はバージンゴーダ島のレベリックベイで給水の為にドックにいた。そこへ、カタマラン船がやってきた。結構風が強かったので、うまくドッキングできない。そこでまたボブがドックに下りて、彼らが投げるローブを受け取り、ドックのクリートに繋いだ。船尾を先に繋いだので船首のロープを待っていたら、そのにわかキャプテンは船首をドックに近づける方法を知らなかった!結果、船尾に繋がれた1本のロープで船はバックする羽目に。その上、バックし過ぎてドックにガツンと体当たり。何故か前進はせず、さらにバックしたので、ドックの板がビビッと壊れてしまった。
ボブが後で言うには、きつくなり過ぎた船のロープを外して前進しようとしたけれど、外し方が分からず、何とナイフで切ってしまったそうな。ここまで見たボブは流石に呆れてしまい、それ以上は関わりを避けた。でも、うちの船に体当たりされる可能性があるので目は離せない。見ていると、再度ドッキングの準備。今回は何とかドックに近づいた時に、一人がボートから飛び降りてロープをクリートに繋いだ。それでも、3本のロープを繋ぐのにまた延々とドタバタやっていた。後からその飛び降り兄さんがサンキューを言いにきた。このイギリス人のグループ。今日が初めてのドッキングだったらしい。無茶苦茶。
同日の午後、同じバージンゴーダ島のビターエンドヨットクラブの給油ドックでボブが目撃したハプニング。エンジントラブルを起こしたヨットが帆を2枚上げて、こちらもスピードを上げてやってきた。エンジンが故障とは言え、フルセールでドッキングする事自体がもういただけない。たまたまドックにいた通行人にロープを投げたら、その人は受け取ったロープをどうしてよいか分からず、手に持って引っ張っていたそうだ。ボブはドックマスターのオフィスで支払いを済ませていた時で、そのドックマスターが「クリートに繋げ!」と言った時は既に遅く、ロープは通行人の手を離れていた。その船はそのままの勢いで隣のドック脇の浅瀬に何とか入り込んで、そこら辺りの人の助けを借りていたそうだ。
1週間のうちに、こう立て続きにアクシデントを目撃すると、ベアーボートチャーターと出会うと身の危険を感じてしまいます。クレジットカード・キャプテン達よ、経験不足ならもう少し控えめに行動して下さい!
Wednesday, February 8, 2012
MiFi
チャーター客が船でインターネットを使えるように、ワイヤレスのMiFiを利用している。携帯電話程の大きさでアメリカ領とイギリス領別々に必要なので2個ある。先週のチャーター中にイギリス版のMiFiの調子がおかしくなった。電話ではらちがあかないので、次回のチャーターに間に合うよう、トトーラ島のロードタウンにあるオフィスに出向いた。どうした経緯かアカウントが8月からクローズになっていたらしい。でも、先週まで使っていたんですけどねぇ。結局プログラミングをやり直してもらってまた使えるようになった。アメリカ領のMiFiは毎月40ドル、イギリス領のは何故かその2倍もする。その分、スピードはイギリス領でのMiFiが断然速い。
フランスの島にいた時に、ある女性がWiFiをワイファイと呼ばず、ウィーフィーと言っていた。その言い方が可愛らしかったので、私達はMiFiもマイファイではなく、ミーフィーと言っている。CCTワイヤレスのオフィスで、思わずミーフィーと言ってしまった。慣れとは恐ろしいと言うが、この些細な件でまさに実感。
Tuesday, February 7, 2012
Monday, February 6, 2012
中華鍋(Chinese Wok)
前回のチャーター前、バーベキューグリルを買ったが、その数日前に以前から欲しかった中華鍋も購入した。ガスコンロの上に具合良く収まり、値段もお手頃だった。説明書によると、買ってすぐ使える訳ではなく、使用前のお手入れが必要。何々、お鍋の3分の2までお水を入れ5〜7分程沸騰させる。お湯はそのまま捨て、洗剤で内も外もゴシゴシと磨く。リンスして乾かす。その後、シーズニング (Seasoning)。
大さじ2杯分くらいのカノーラ油を入れ、ペーパータオルで内側をコーティング。それから火にかけ空焚き。その間もペーパータオルを箸でつまんで油を満遍なく行き渡らせ、煙が出たら15〜30秒間空焚きして火を止める。余分な油は拭き取り鍋を冷ます。このシーズニングの過程を3、4回繰り返して初めて使用OK。そして毎回使い終わった後もそれなりの黒光りしたつやが出るまでこのシーズニングを欠かさないようにとの事。ふ〜ん。結構、手間がかかります。
でも、そのお陰で今回は料理がしやすかった。どちらかと言うと、白いご飯よりは味のついたご飯を好むゲスト達に、よくガーリックライスを出すのですが、今回は炒飯を作ってあげたら、まぁよく食べてくれました。炒め物はもちろん、自家製フレンチフライも揚げやすいので、これからも重宝できそうです。
そうそう、バーベキューグリルもちゃんと働いてくれました。最初の仕事はフィレミニョンを焼く事。グリル担当のボブによると、BBQグリルは火が一様に当たる訳では無いそうで、どこの部分が火が強いか確かめながらお肉を移動させ、うまく焼き上げてくれました。
Saturday, February 4, 2012
久々のチャーターが終わって。
7泊8日のチャーター終了。今回のゲストは、出した食事は全部食べてくれるし、時間は守ってくれるしで助かりました。キャビンやコックピットも殆ど散らかさない行いの良いグループでした。ですが、退屈でもありました。何せ、お酒を飲むのを罪悪と考えるのか、パーティー気分が全く盛り上がらない。夕食時に6人でボトル1本半か2本のみ。50代後半の女性2人はせいぜいグラス一杯。彼女達の旦那さんのひとりはアルコールが全くダメ。もう一人は気が向けばワインをグラス半分程。大半を消費した若いカップル(と言っても40代ですが)だけはもっと飲みたそうだったけれど、年配のカップルに遠慮しながら飲んでいた。
そして、毎日キンドルで聖書の勉強。それは良い事なのでしょうが、チャータークルーとして持てなす側は、正直つまりませんでしたね。6人のうち4人がお医者さん。あとのひとりは元看護婦で、もう一人はお医者さんの旦那さんを事務的にサポートしていると言う。始終キッチンにいる私は楽でしたが、ボブは会話が面白みに欠けて逆に疲れたようです。何はともあれ、今回も無事に終わって良かったです。今回の食事作りの苦労は2人が卵を食べない、1人が塩分が多いのとスパイしーなのがダメだと言う事。でも、この塩分ダメさんは朝食のベーコンにはしっかり手を延ばしていましたが。
そして、毎日キンドルで聖書の勉強。それは良い事なのでしょうが、チャータークルーとして持てなす側は、正直つまりませんでしたね。6人のうち4人がお医者さん。あとのひとりは元看護婦で、もう一人はお医者さんの旦那さんを事務的にサポートしていると言う。始終キッチンにいる私は楽でしたが、ボブは会話が面白みに欠けて逆に疲れたようです。何はともあれ、今回も無事に終わって良かったです。今回の食事作りの苦労は2人が卵を食べない、1人が塩分が多いのとスパイしーなのがダメだと言う事。でも、この塩分ダメさんは朝食のベーコンにはしっかり手を延ばしていましたが。
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出発前にドックでパチり。 |
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8日間で唯一行ったバー。そこでも一人はレモネード、もう一人は アルコール抜きドリンクでした。若いカップルはここでも別行動。 |
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バージンゴーダ島では、レンタルのウィンドサーフィンと セーリングを楽しんでくれたので良かった。 |
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