撮影班と船のクルーを合わせたら30人程の人数。昨日渡されていたwalkie-talkie(無線電話)で連絡が入り、まずはカメラのアングルに合わせて、またディンギーで船尾のアンカーを移動。
その後、モデル4人が私達の船に移ってきて撮影開始。まずはモーターボートの船尾に設置された水中カメラから遠距離撮影。船首部分のトランポリンあたりにいるモデル以外はアシスタントディレクターを始め皆カメラからは隠れなければならない。台詞なしのビデオ撮影だけだけど、それでも何回も繰り返す。
無事にモデルの撮影は終わり、ここでランチタイム。ボブがディンギーでモーターボートに送り届ける。
午後からは台詞入りの撮影。撮影は全て私達の船の上なので、機材を積んだカタマラン船と私達の船がラフティング。スキューバダイビングの恰好をした役者がこちらに移ってくる。カナダのCMなので、英語とフランス語の両方を別々の役者さんが担当。モデルさん達の撮影よりももっと念入りにやるので、何十回も繰り返していた。4人の役者、カメラマン、ディレクター、アシスタントディレクター、プロデューサー、コピーライター、それにボブと私以外はあちら側のカタマラン船で待機。こちらの発電機でバッテリーを充電しながら、あちらの船にも電力を分けてとこれまた忙しい。
撮影終了は午後6時近く。スタートしてから10時間半。いゃー、長かった。皆この一瞬を待ってました。すぐさま水中に飛び込んだのはカメラマン。その彼に続く人、片付けに余念がない人。明日の打ち合わせに入る人と様々です。
ラフティングしていたカタマランが皆をモーターボートまで運んでくれ、最後まで後片付けをしてくれたふたりをディンギーで送り、本日の撮影は無事終了。天気に恵まれ、風も穏やかで申し分のない撮影日和でした。明日は、空中からヘリコプターで撮影予定です!
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