Saturday, July 25, 2015

移り変わる夕方の景色

ひと仕事を終えて戻ってきたクリスマスコーブで、一週間の疲れを癒しました。ふたりきりの静かな夕方は、チャーター中と違い、移り変わる景色を眺める時間的余裕があります。何やかや言っても、自然の美しさを愛でられる状況には感謝です。



Sunday, July 19, 2015

こんな事は初めて

6週間ぶりのチャーターの仕事が昨日で終わった。ゲストは娘2人と両親の家族4人である。2日目に雨が降り、3日目の夜中に下の女の子が腹痛と熱で何度も吐いた。何か悪い物でも食べさせたかと心配になったが、そんな筈は無い。母親によると今までも興奮したりはしゃぎ過ぎたりするとこんな事があった言う。翌日からは普通になったので安心した。

ところが、5日目にはもうひとりの娘、続いて母親、ついには父親も同じ様に体調をくずしてしまった。食欲は無いし、殆ど横になっている。最初に具合が悪くなった妹だけはぴんぴんしている。こんな事は初めて。チャーターではまず作る事のないチキンスープを作ったり、何とか少しでも食べてもらったりしたが、こちらも気分が下降気味。

それでも、最後には皆体調が快復し、泳いだり、スノーケリングをしたり、そして夜は踊りに行ったりと思いっきり楽しんでくれたのでホッとした。多分、来る飛行機の中で何かしらのウィルスに感染したのかも知れない。彼らが帰った後は、掃除専門の人を頼んで徹底的に綺麗にしてもらった。

そして、今日からまた子供連れの夫婦2組が6人でやってくる。8月初旬まで4週間ほぼ連続でチャーターが入っているので私達も体調管理をして頑張らねば!

Monday, July 13, 2015

ハリケーンシーズンに備えて

毎年ハリケーンシーズンが近づくと、愛艇をバージン諸島よりずっと南下したグレナダかトリニダードへ移動させていた。今年もそのつもりでいたので、仕事で預かっているカタマラン船も同じように移動させ、そこでチャーター継続の予定だった。

しかし、チャーターの予約が思った程入らず、オーナーは今まで通りイギリス側のバージン領に陸揚げする事に決めた。私達にとってはちょっとガッカリだったが仕方がない。

チャーターの仕事はもうしばらくあるので、先に愛艇のハリケーン支度をする事にした。ドックからの乗り降りがし易い事から、いつもは船首をドックに着けて繋いでいるが、もしかしてマリーナでも錨を下ろす必要が出た場合に備えて、船尾をドックに繋いだ。ロープも余分に準備した。後は帆を外してしまったり、諸々の備品を船内に移せば良い。時間を見つけてまた戻ってくる事にし、取り敢えずは安心です。

錨を下ろしているチャーター船に戻る前に、フレンチタウンにあるBella Blueというレストランでランチをしました。スナッパーとペストのパスタ。これがシンプルなのに実に美味しくて感激ものでした。





Tuesday, July 7, 2015

サンセット・チャーター



初めてのサンセット・チャーター、いわゆる夕日を見ながらの数時間のチャーターです。そしてこのサンセット・チャーターはプロポーズのチャーターでもありました。通常は1週間前後のチャーターをやっているけど、ここしばらくはそれが入っていなかったので、オーナーが格安でこれ受ける事にしたのです。

夕方5時の待ち合わせ時間より早く迎えに行ったら10分程前に現れました。プロポーズをする彼は心の内はともかくリラックスした服装でしたが、それと知らない筈の彼女の方はちょっとエッ?いう感じ。船でのサンセット・クルージングと知っている筈なのに、えらくヒールの高い靴。まぁ、いいか。白いワンピース姿はプロポーズを受けるにはふさわしい服装だし。

5分後にディンギーで船に着いてお飲物を伺うと、何か甘いミックスドリンクが欲しいと言う。それでは、ラムベースのペインキラーはいかがですか?というとそれで良いとの事。何せ二人ともハッピーなムードなので、それぞれ3杯ずつ飲みました。その後に45分程セーリングに出かけ、その合間に私は夕食の下ごしらえ。

短いセーリングを終えてモアリングブイに係留した後、リクエストに答えて赤ワインを開け、それに合わせた前菜も出した。メインはSURF & TURF(魚介類とステーキのセットメニュー)という事でフレミニョンとロブスターにしました。

そして、彼の希望通りに日没に合わせての船首でのプロポーズはうまく行ったようで(クルーは邪魔をしないようにしていたので、詳細は分からない)、感激した彼女の泣き笑いが聞こえ、音楽に合わせて長い間二人でダンスをしていました。こちらもホッです。

ただ、ワインの後にシャンペンを空けたのと、プロポーズがうまく行った事で気が抜けたのか彼の方が酔ってしまい、8時には送り届ける予定が9時になってしまったのにはクルーの方が待ち疲れてしまいました。何はともあれお幸せに!



Friday, July 3, 2015

1週間の整備終了

水曜日に上架した船は1週間後の水曜日に無事に進水できた。今回は船底のペンキ塗りと排水口の開け閉めをするシーコックの点検が主な仕事だったが、やはり思ったよりも時間はかかってしまった。

幸いにも友人がその間に車を貸してくれたので多いに助かった。島ではやはり車が無いと大変です。レンタカーをするよりずっと安いからと言ってもお金は受け取ってくれないので、お昼ご飯をごちそうして、ガソリンを満タンにして、誇りだらけの車を綺麗にしてあげる事しかできません。ずっと天気も良く、涼しい風が吹いてくれたのでこちらもラッキーでした。





Saturday, June 27, 2015

愛艇を上架

ひと月以上チャーターが無いこの時にと愛艇を上架する事になった。船底の掃除は先日、停泊中に自分達で済ましていたが、さらに綺麗にしてペンキを塗る為とシーコックをチェックする必要があったからである。

係留しているマリーナのすぐ隣のボートヤードなので数分で到着。リフトの運転手ともうひとりが今日上架する船は一艇だけと言いながら慣れた感じでスムーズにやってくれた。これから暑い日差しの中、もう何度目かも忘れる程やっている整備作業が始まります。



Monday, June 22, 2015

床板の補強

コックピットの床にはチーク材が使われており、その中央部の下は収納庫で開閉できるようになっている。4箇所ある手を入れて開け閉めする穴の部分辺りがかなり緩くなっていて、その上を歩く時にへこむので、前から補強しなければ安心できないなと思っていた。

その2枚の板を取り外してウッドワーク・ショップに持っていき、裏側を木材で補強してもらう事にした。すぐに外せると思いきや、ねじが古くなっている上に、ねじ回しが真っすぐに入る角度ではなく、かなり時間がかかってしまった。

以前にもお願いした事のあるショップなので、ついでにガタが来始めたハッチのストッパーも作ってもらった。3日後に仕上がった仕事は丁寧で満足の出来。取り付け作業は比較的スムーズに行った。これでひと安心。