Wednesday, January 16, 2013
高台
滞在しているポート・ルイ・マリーナの敷地はかなり広い。その中にあるコンドミニアムも売り出し中である。それ程大きくはないながらも、何かしらの建物も徐々に増えている様子。常に木や花を植えていて庭作業も休みなし。今日はその敷地内を歩いて高台まで登ってみた。高い場所から眺める青空と白い雲、そして眼の前に広がる海。木や草のあふれる緑で心身まで洗われる気がする。あたり前のようにある自然に感謝をしながら気持も和らぎます。
Monday, January 14, 2013
お帰り
ボブが2週間ぶりにセントビンセント&グレナディーンズから戻ってきた。2週目のセーリングクラスの生徒は50代と20代の紳士的な親子だったそうです。お父さんはパナマ在住で、息子さんはアルゼンチンのブエノスアイレスに住んでおり、ふたりにとって英語は外国語だけれど、いろいろと面白い会話ができたそうです。特に建築関係の仕事をしているお父さんは2年間日本に住んでいた事もあり、話が弾んだらしい。そのお父さんは何でも自分でやってみたがるのに対して、弁護士になる予定の息子さんは、やさしくてちょっと不器用。おまけに動物愛護家で、ロブスター売りが来る度に、ボブは断るのに苦労したらしい。この一週間は強風の日が続いて昼夜神経を使ったみたい。マリーナにいる私でさえもそうだったので、くたびれた事でしょう。お疲れさまでした。
Saturday, January 12, 2013
3週間経つけれど。。
トリニダードからこちらグレナダにやってきて明日で早3週間。エンジンのトランスミッションの不具合でマリーナに滞在しているものの、修理の目処が立っていない。ホリデーシーズンだから仕方がないかと諦めていたけれど、年が明けてもう10日以上も経っている。クリスマスとは違って、お正月にそれ程重きを置かないこちらカリブの島なのだから、もう何かしらのアクションがあってもいいんじゃないでしょうか。ボブがセーリング・インストラクターの仕事で2週間留守にしている間に見に来てくれるかと思いきや、全くその気配は無し。その為にボブの出発前にふたりでヤンマー取り扱い店に行ってお願いしたというのに。
業を煮やしたボブが仕事先からメールで問い合わせると、もっと詳しい情報が欲しいと言われたそうな。既に知らせてある以上の何の情報が必要と言うのかと思いながらも、狭いエンジンルームに頭を突っ込んで、トランスミッションの目には見えぬ箇所の写真を何とか撮って送った。それが下(↓)の写真。祖国より遥か遠く離れたカリブの島で、KANZAKI, OSAKA, JAPANという文字を目にすると何かぐっと来ますね。KANZAKIとはヤンマーの直系会社で神崎高級工機製作所との事。さすが世界に名だたるヤンマー。私の愛国心がくすぐられます。
そして、それが3日前の事。でも、その後何の連絡も無し。。いや、神崎さんはいいのです。何の罪もありません。カリブでのこんな事にはもう慣れてしまいました。
そして、明日はボブも帰ってきます。この2週間、の〜んびりしました。何せ時間だけはたっぷりあったし、普段はありえない位速いインターネットの接続に感謝感謝の毎日でした。でも、引きこもってしまいがちなのはいけないと思い、今日はマリーナを出て、いつものように左側に折れて散策しました。どう?なかなか良い景色でしょ?
業を煮やしたボブが仕事先からメールで問い合わせると、もっと詳しい情報が欲しいと言われたそうな。既に知らせてある以上の何の情報が必要と言うのかと思いながらも、狭いエンジンルームに頭を突っ込んで、トランスミッションの目には見えぬ箇所の写真を何とか撮って送った。それが下(↓)の写真。祖国より遥か遠く離れたカリブの島で、KANZAKI, OSAKA, JAPANという文字を目にすると何かぐっと来ますね。KANZAKIとはヤンマーの直系会社で神崎高級工機製作所との事。さすが世界に名だたるヤンマー。私の愛国心がくすぐられます。
そして、それが3日前の事。でも、その後何の連絡も無し。。いや、神崎さんはいいのです。何の罪もありません。カリブでのこんな事にはもう慣れてしまいました。
そして、明日はボブも帰ってきます。この2週間、の〜んびりしました。何せ時間だけはたっぷりあったし、普段はありえない位速いインターネットの接続に感謝感謝の毎日でした。でも、引きこもってしまいがちなのはいけないと思い、今日はマリーナを出て、いつものように左側に折れて散策しました。どう?なかなか良い景色でしょ?
Thursday, January 10, 2013
散歩がてら
散歩がてらスパイス・アイランド・モールまで行ってきた。いつもと違って、今日はマリーナを出たら右に曲がります。小高い丘からの眺めは抜群。そのまま降りて行けばビーチに出るようだけど今日はパス。
海岸通りを歩いていたら 、風景が綺麗なので何度も立ち止まってしまいました。
道路は片側に歩道があるので安心して歩ける。場所によって右側だったり左側だったりすので、たまに横断する必要あり。
モール近くになって雨が降り出した。最近、青空でも毎日のように雨が落ちて来るので、携帯用の傘は手放せない。地元の人達はすぐに止むからと多少濡れても全く平気。
でこぼこの大きなライムやその他の食料品を少しとワインを2本買い、帰りは乗り合いタクシーを利用。行きは40分程、帰りは10分もかからなかった。あー、良い運動でした。
海岸通りを歩いていたら 、風景が綺麗なので何度も立ち止まってしまいました。
道路は片側に歩道があるので安心して歩ける。場所によって右側だったり左側だったりすので、たまに横断する必要あり。
モール近くになって雨が降り出した。最近、青空でも毎日のように雨が落ちて来るので、携帯用の傘は手放せない。地元の人達はすぐに止むからと多少濡れても全く平気。
でこぼこの大きなライムやその他の食料品を少しとワインを2本買い、帰りは乗り合いタクシーを利用。行きは40分程、帰りは10分もかからなかった。あー、良い運動でした。
Monday, January 7, 2013
鏡に向かわず
前回セント・マーティン島でかなり短くカットした髪が、5ヶ月も経つと流石に見苦しくなり始め、ここグレナダで切ってもらう事にした。島から島へのジプシー生活で苦労するのが美容院探し。大抵2回行く程長くは滞在しないので、行き当たりばったりになってしまうのだ。今回もマリーナ界隈にないものかと数人に尋ねるも、今ひとつ情報が足りない。
そんな中、スーパーマーケット近くの道行く女性が、確かそこの先のモールにあった筈よと教えてくれた。お、それならと行ってみた。が、行ってみると床屋さんの看板が掛かっている。でもまぁ、ユニセックスかも知れないと気を取り直してドアを開けると、中にはカーリー頭の男性ばかり5、6人。おっ、と思わず引きそうになった。ちょっと場違いかなぁと思いながらも、女性はやってくれないのと聞くと、指差す奥に女性のお客さんがひとり髪にカーラーを巻いてもらっていた。近づいて女性の美容師さんに尋ねたら、この人の後にも予約が入っていて忙しいから、明日の9時に来てもらえるかというので、じゃ、明日来ますと言って床屋さんを出た。
でも、今日はもう髪を切りたいという気持になっていたし、時間はたっぷりあるので、そのまま街まで歩いていく事にした。そこまで行けば美容院のひとつやふたつはあるだろう。30分程歩いて大型クルーズ船が到着する港の近くまできた。その中のモールにそれなりの感じの美容院を見つけた。20代くらいの女性にこれからカットしてもらえないかと聞くといいよと言ってくれた。あー、良かった。歩いて来た甲斐があった。中にはもうひとり女性がいたが、どうやら美容師のお友達らしく、ふたりで賑やかに喋っている。
いつシャンプーしましたと聞かれ、昨日の夜と答えたら、じゃー、濡らすだけにしましょとの事でシャンプー無し。それはいいけれと、ちゃんと乾かしてくれないから頭から水がしたたり落ちてちょっと気持ち悪いな。こんなんではハサミも使いづらいのではとちょっと心配。そしてその彼女、いきなりハサミを入れ始めた。「お客様、どのようにしましょうか」とも聞かない。こんな事は私の人生で一度もなかった。いや、正確に言えば、子供の頃、母親が問答無用でおかっぱ頭に切っていた時代を除けば。これはかなり腕に自身があるか、または?イヤ、それは想像したくない。ここは信用して任せようと思い、静かにされるがままになっていた。ところが、途中経過を観察しようにも、この美容師さん、鏡に向かわないのだ。ずっと横向きに仕事をしている。そのうち何と後ろ向きにされ、じっとこちらを見ているお友達と正面から向かい会う恰好に。
そういう風にして10分程したら、ハサミを置き、どうやら乾かす模様。おいおい、まだ前髪を切っていないじゃない。手で触ったら後ろ髪も長い。これはちょっと手抜きじゃない?そこでやさしい私からストレートに物を言う私が顔を出した。「終わるのがちょっと速過ぎる、遠慮しないでもっと切ってちょうだい」と。どうやらむっとしたのか、今度はチョキンチョキンともっとスピードアップしていく。まだ鏡を見せてくれない。ここまで来たら見てももう遅いだろうと覚悟を決めた。その後はケープを取らずにそのままブロードライ。したがって、髪が飛ぶ飛ぶ。しかるにブローだけは時間をかけてやっていた。
さぁ、いよいよ私自身と対面です。ぐるりと椅子を回して鏡に向かった瞬間、何だこりゃ?ショック!前髪が額の3分の2を広々と見せて、まっすぐに切られていた。マイッタ。これをカバーしようと懸命にブロードライをしていたのか?どうやら悪い予感が的中してしまった。彼女のカットのテクニックは想像以上にお粗末だった。最近はあまり見かけは構わなくなったとは言え、こういう髪型にされては落ち込んでしまいます。暗〜い気分でそこを後にした。即、日除け&雨よけ用に持っていた帽子をかぶって怒りの行進です。歩きながら反省した。最初からこうこうやってくれと言うべきだった。そして、鏡を見せてと言うべきだった。とは言え、技術や経験が不足していたら、鏡を見てもどうしようも無いが。。
帰りにまた床屋さんに寄り、申し訳ないけど明日は来られないと伝えた。その際、帽子を目深にかぶり、髪を切ってきた事が分からないようにした。良いですよと答える彼女の優しい笑顔が気持ちをほぐした。あー、あなたに切ってもらうんだったなぁと思っても後の祭り。
髪を切ってもらう度に懐かしいのが日本の美容院。程良い温度でシャンプーとコンディショニングをしてくれ、マーッサージまでしてくれる。そしてカットのテクニックも比べ物にならない程すぐれているのが普通。そりぁ、仕上がりが気に入らない時もたまにはありましたが、今日の鏡を見せてくれない美容師に比べたら、サービス精神の心構えひとつから違います。あー、前髪よ早く伸びてくれ。
そんな中、スーパーマーケット近くの道行く女性が、確かそこの先のモールにあった筈よと教えてくれた。お、それならと行ってみた。が、行ってみると床屋さんの看板が掛かっている。でもまぁ、ユニセックスかも知れないと気を取り直してドアを開けると、中にはカーリー頭の男性ばかり5、6人。おっ、と思わず引きそうになった。ちょっと場違いかなぁと思いながらも、女性はやってくれないのと聞くと、指差す奥に女性のお客さんがひとり髪にカーラーを巻いてもらっていた。近づいて女性の美容師さんに尋ねたら、この人の後にも予約が入っていて忙しいから、明日の9時に来てもらえるかというので、じゃ、明日来ますと言って床屋さんを出た。
でも、今日はもう髪を切りたいという気持になっていたし、時間はたっぷりあるので、そのまま街まで歩いていく事にした。そこまで行けば美容院のひとつやふたつはあるだろう。30分程歩いて大型クルーズ船が到着する港の近くまできた。その中のモールにそれなりの感じの美容院を見つけた。20代くらいの女性にこれからカットしてもらえないかと聞くといいよと言ってくれた。あー、良かった。歩いて来た甲斐があった。中にはもうひとり女性がいたが、どうやら美容師のお友達らしく、ふたりで賑やかに喋っている。
いつシャンプーしましたと聞かれ、昨日の夜と答えたら、じゃー、濡らすだけにしましょとの事でシャンプー無し。それはいいけれと、ちゃんと乾かしてくれないから頭から水がしたたり落ちてちょっと気持ち悪いな。こんなんではハサミも使いづらいのではとちょっと心配。そしてその彼女、いきなりハサミを入れ始めた。「お客様、どのようにしましょうか」とも聞かない。こんな事は私の人生で一度もなかった。いや、正確に言えば、子供の頃、母親が問答無用でおかっぱ頭に切っていた時代を除けば。これはかなり腕に自身があるか、または?イヤ、それは想像したくない。ここは信用して任せようと思い、静かにされるがままになっていた。ところが、途中経過を観察しようにも、この美容師さん、鏡に向かわないのだ。ずっと横向きに仕事をしている。そのうち何と後ろ向きにされ、じっとこちらを見ているお友達と正面から向かい会う恰好に。
そういう風にして10分程したら、ハサミを置き、どうやら乾かす模様。おいおい、まだ前髪を切っていないじゃない。手で触ったら後ろ髪も長い。これはちょっと手抜きじゃない?そこでやさしい私からストレートに物を言う私が顔を出した。「終わるのがちょっと速過ぎる、遠慮しないでもっと切ってちょうだい」と。どうやらむっとしたのか、今度はチョキンチョキンともっとスピードアップしていく。まだ鏡を見せてくれない。ここまで来たら見てももう遅いだろうと覚悟を決めた。その後はケープを取らずにそのままブロードライ。したがって、髪が飛ぶ飛ぶ。しかるにブローだけは時間をかけてやっていた。
さぁ、いよいよ私自身と対面です。ぐるりと椅子を回して鏡に向かった瞬間、何だこりゃ?ショック!前髪が額の3分の2を広々と見せて、まっすぐに切られていた。マイッタ。これをカバーしようと懸命にブロードライをしていたのか?どうやら悪い予感が的中してしまった。彼女のカットのテクニックは想像以上にお粗末だった。最近はあまり見かけは構わなくなったとは言え、こういう髪型にされては落ち込んでしまいます。暗〜い気分でそこを後にした。即、日除け&雨よけ用に持っていた帽子をかぶって怒りの行進です。歩きながら反省した。最初からこうこうやってくれと言うべきだった。そして、鏡を見せてと言うべきだった。とは言え、技術や経験が不足していたら、鏡を見てもどうしようも無いが。。
帰りにまた床屋さんに寄り、申し訳ないけど明日は来られないと伝えた。その際、帽子を目深にかぶり、髪を切ってきた事が分からないようにした。良いですよと答える彼女の優しい笑顔が気持ちをほぐした。あー、あなたに切ってもらうんだったなぁと思っても後の祭り。
髪を切ってもらう度に懐かしいのが日本の美容院。程良い温度でシャンプーとコンディショニングをしてくれ、マーッサージまでしてくれる。そしてカットのテクニックも比べ物にならない程すぐれているのが普通。そりぁ、仕上がりが気に入らない時もたまにはありましたが、今日の鏡を見せてくれない美容師に比べたら、サービス精神の心構えひとつから違います。あー、前髪よ早く伸びてくれ。
Saturday, January 5, 2013
しぶんぎ座流星群 (Quadrans Muralis)と六分儀
日本のニュースを読んでいたら、愛知県の小学校校長が「しぶんぎ座流星群」の写真撮影に成功したと載っていた。「しぶんぎ」なんて渋い名前だけど、どんな意味かなと考えて、ハタと思い浮かんだ事がある。その昔、ニューヨーク市にあるアメリカ自然歴史博物館のプラネタリウムで、ろくぶんぎ(六分儀)を使って天測航法のクラスを取った事だ。
1997年に改築される前のヘイデン・プラネタリウム(Hayden Planetarium)での夕方からのクラスで、肝心の講義の内容はチンプンカンプンで殆ど理解できなかったが、教室を離れてプラネタリウムに行くのは大好きだった。映し出された夜空はまるで本物で、気持が安らぎ、静かな感動に見たされる空間だった。そしてつい眠りに落ちかけたものだ。そう考えたら「しぶんぎ」は「四分儀」では?と思って検索したらやはりその通りだった。
天体航測は太陽、星、月と水平線の角度から自船の位置を測定して航海する昔ながらのナビゲーションです。ポリネシアの船乗り達はそうやって長い距離を航行したのだから、ロマンに溢れています。しかし、実際に揺れる船の上で太陽の位置を確認するのはかなり難しかった。その頃は良く船酔いもしていたし、ボブと違って私はついにものにはできなかった。
そのクラス終了後に購入した六分儀を今も持っている。GPS時代の今、それを使う事はまずないのでしまったままになっていたが、トリニダードで愛艇の整備をした時に取り出して写真に撮ってあった事を思い出した。使わなくてもなかなかこのSextantは手放し難いです。
1997年に改築される前のヘイデン・プラネタリウム(Hayden Planetarium)での夕方からのクラスで、肝心の講義の内容はチンプンカンプンで殆ど理解できなかったが、教室を離れてプラネタリウムに行くのは大好きだった。映し出された夜空はまるで本物で、気持が安らぎ、静かな感動に見たされる空間だった。そしてつい眠りに落ちかけたものだ。そう考えたら「しぶんぎ」は「四分儀」では?と思って検索したらやはりその通りだった。
天体航測は太陽、星、月と水平線の角度から自船の位置を測定して航海する昔ながらのナビゲーションです。ポリネシアの船乗り達はそうやって長い距離を航行したのだから、ロマンに溢れています。しかし、実際に揺れる船の上で太陽の位置を確認するのはかなり難しかった。その頃は良く船酔いもしていたし、ボブと違って私はついにものにはできなかった。
そのクラス終了後に購入した六分儀を今も持っている。GPS時代の今、それを使う事はまずないのでしまったままになっていたが、トリニダードで愛艇の整備をした時に取り出して写真に撮ってあった事を思い出した。使わなくてもなかなかこのSextantは手放し難いです。
Thursday, January 3, 2013
ボート・フックが無い。
5日前に2週間のセーリング・インストラクターの仕事の為に、セントビンセント&グレナディーンズ国に行ったボブからのメールによると、今回の生徒はアメリカ人男性とポルトガル人女性の2人のみとの事。どうやら良い人達らしく特に問題は無さそう。シーズン入りしたグレナディーンズの島々は多くのヨットで溢れているらしい。大晦日はトバゴキーで過ごし、隣接する島々のあちこちから花火が上がり、素晴らしいニュー・イヤーズ・イブだったとの事。
さて、ボブ達が今週乗っているカタマラン船は、私達がチャーターのキャプテン&メートとして2年半預かっていた船である。去る9月にトリニダードで 任務を終えて陸揚げしてあったが、11月にはセントビンセント島に引き取られて行った。今回ほぼ2ヶ月ぶりに戻った船はどうやら様変わりをしているらしい。ある程度は予測していたが、あるべき物があるべき場所に無いとの事。そのひとつがボート・フック。それは、杖みたいな形をしており、モアリングの際にブイの金具やローブを引っ掛けて手元に寄せたり、ボートから何かを落とし時に引っ掛けて引き上げる引っ掻き棒です。または、ドッキングする時やドックを離れる際、他の船や柱にぶつかりそうになった時にテコみたいにして接触を防ぐ為にも使う。
セーリング中、誰かが水中に落ちた場合の訓練として、マン・オーバーボードがある。実際に人を落とす訳にも行かないので、代わりに浮き輪などの救命具を使って代用する。その時に必要なのがボート・フック。浮いている浮き輪をボート・フックで引き上げる訳です。今日のボブからのメールには、そのボート・フックが無いので残り2日でのその訓練はどうしたものかと書かれていた。う〜ん、引き上げる必要のない大きな葉っぱでも使えば?なんて無責任な返信をしたけど、どうするんだろう?
さて、ボブ達が今週乗っているカタマラン船は、私達がチャーターのキャプテン&メートとして2年半預かっていた船である。去る9月にトリニダードで 任務を終えて陸揚げしてあったが、11月にはセントビンセント島に引き取られて行った。今回ほぼ2ヶ月ぶりに戻った船はどうやら様変わりをしているらしい。ある程度は予測していたが、あるべき物があるべき場所に無いとの事。そのひとつがボート・フック。それは、杖みたいな形をしており、モアリングの際にブイの金具やローブを引っ掛けて手元に寄せたり、ボートから何かを落とし時に引っ掛けて引き上げる引っ掻き棒です。または、ドッキングする時やドックを離れる際、他の船や柱にぶつかりそうになった時にテコみたいにして接触を防ぐ為にも使う。
セーリング中、誰かが水中に落ちた場合の訓練として、マン・オーバーボードがある。実際に人を落とす訳にも行かないので、代わりに浮き輪などの救命具を使って代用する。その時に必要なのがボート・フック。浮いている浮き輪をボート・フックで引き上げる訳です。今日のボブからのメールには、そのボート・フックが無いので残り2日でのその訓練はどうしたものかと書かれていた。う〜ん、引き上げる必要のない大きな葉っぱでも使えば?なんて無責任な返信をしたけど、どうするんだろう?
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