Thursday, March 8, 2012

チャーター前日

さぁ、明日からまたチャーターの仕事です。その準備の為に、いつものようにアメリカンヨットハーバーのスリップに係留。

今回はいつもより長い8泊9日のチャーター。ただ、ゲストは珍しく夫婦ふたりだけなので、食料買い出しは少し楽だった。

それでも一カ所で済む訳は無く、近くのワイン&チーズショップでもう少し買い足しました。ここのナッツ類は値段設定が多少高い分、フレッシュです。

食料を買い込んだ後は冷蔵庫が一杯になるので、そこから自分達のためだけ中身を取り出して料理するのはちょっと面倒。という事で、「お魚」という名前のイタリアンレストランで、前菜3品と白ワインの簡単ディナー。


注文したのはモッツァレラチーズのサラダ、ムール貝の白ワイン蒸し、ロブスターラビオリ。サラダはバルサミックソースが少し甘過ぎ、ムール貝はワインとニンニクのパンチが足りず少し水っぽい、でもラビオリはグッド。全体的にはフランスの白ワイン、ブーブレイとうまくマッチして満足。予約しなかったのでバーでのディナーでしたが、雰囲気の良さも手伝ってベリーグッド。
Mozzarella Salad

Mussels



Lobster Ravioli
 
前菜だけでも結構ボリュームがあった。そして仕上げはチョコレートムースとエスプレッソ。満腹。さぁー、明日からまた頑張るぞ!

そうそう、ここのお手洗いもとても良い感じでした。ワインのボトルからお水が出て来る仕掛けになっていて面白いです。














Wednesday, March 7, 2012

免許更新

来月の誕生日に自動車運転免許が切れるので、更新しに行って来た。セント・トーマス島に引っ越してきて2年が過ぎたが、ずっとニューヨーク州の免許証で通した。特に車を運転する事もないし、これまでIDとしてだけ利用していた。でも、流石にいつまでもと言う訳にもいかないので、有効期限切れを機会に、よっこらしょと腰を上げ、必要書類を持参して隣のセント・ジョン島に出かけて行った。友人からセント・トーマスよりも簡単に更新できると聞いていた通り、実にスムーズでした。でも、担当者からは、どうしてセント・ジョンに来たのですか、ここはご覧の通り3名だけでやっていて多忙なので、セント・トーマス島で手続きしてもらえれば有り難いと言われましたが。。

持参した物は、現在の免許証、米国の永住権カード、運転歴の証明(多分、事故とか違反の記録なんでしょうけれど、私は無事故&無違反デス。ニューヨークの陸運局のホームページから入手して印刷)。他に記入する書類が2枚、そして手続き料55ドルも取られました。事前にウェブサイトで調べたら35ドルとあったので、55ドル?と訊ねたら、そう55ドル!ときっぱり言われた。でも、後でレシートを見たら、更新料35ドル、ペーパーテスト10ドル、ドライビングテスト10ドルとあった。テストは受けなかったんですけどね。でも、ちょっと引け目があったので、深く追求はしませんでした。書類審査後、写真を撮って印刷してもらい、その場で無事に新しい免許証が貰えました。良かったぁ。ニューヨークは10年間有効だったけれど、バージン・アイランドは5年間です。5年後にまだバージン諸島にいたら、今度はセント・トーマスに行かねば。

陸運局が入っている建物。シンプルそのもの。


Tuesday, March 6, 2012

やっぱりジャズライブはいい!


せっかくオルガン奏者がメリーランド州のボルチモアから来たのに、ジャズフェスティバルでの演奏だけでは物足りないとの事で、昨日はLatitude 18(北緯18度にあるから)というバー&レストランでもトリオのライブがあった。私も久しぶりにボブの演奏を聴きました。やっぱりジャズライブは良いですね。ドラマーのライアンとオルガニストのグレッグは1980年代からしょっちゅう一緒にプレイしているとの事。ボブはライアンとはセントトーマスに来てから何度か一緒に演奏したけれど、それはアイランドカントリーみたいな、今ひとつもふたつも物足りないギグだったので、二人ともどちらかと言えばフラストレーションが溜まる仕事のようだった。今回は3人とも乗りに乗っていて観客も本物のジャズにスウィングし通し。いやー、楽しいライブでした。ジャズの醍醐味の即興で展開していく掛け合いの緊張感と充実感にボブもミュージシャンとしての本能がまた目を覚ましたらしく、今朝もずっとギターを弾いていました。

Monday, March 5, 2012

JAZZ ON THE HILL

おとついの土曜日に、ボブは久しぶりにジャズの演奏をした。友人のドラマーが、バージン・ゴーダ島のスパニッシュ・タウンで開催されるジャズ・フェスティバルの仕事の話を持って来たのが2週間ほど前。実際に参加する事が決まったのは5日前になってから。その間もギターの練習は毎日欠かさずにやっていた。ブランクがあると大変です。

最初は船で行く予定だったので、マリーナの予約までしてあったのだが、結局皆と一緒にフェリーで行く事になった。そうなると、ディンギーをひと晩繋いで置く場所がない(最近、シャーロット・アマリー界隈のディンギドックはどこもオーバーナイトの係留を禁止している)ので、ボブを岸まで送り迎えする必要があり、ひとり船に残ることにした。まぁ、たまには一人もいいか。行ってらっしゃい!

ボブ達のトリオ以外にもバンドが何組か出演したらしい。このフェスティバルは、ST. MARY'S SCHOOLという教会系の学校をサポートする為のものらしく、丘の上にある教会の広い敷地内で夕方6じ頃から始まり、ボブ達は8時過ぎから45分くらいプレイしたそうだ。終わった後、トリニダードから来たバンドの演奏を聴きたかったらしいが、その前のバンドの演奏がひどくて、聴くに耐えられず、諦めて帰ったらしい。

ただ、提供されたホテルは高級リゾートだったので、こちらは満足だったそうな。私も一緒に来れたら良かったのにとの事。ほんと、残念。


このリゾートは、Rosewood Little Dix Bayという名前。目の前に広がる湾は、珊瑚礁で遮られていて一般のボートがアンカリングできない為に、完璧なプライベートビーチ。私も一泊でもいいからリゾートでゆっくりしたかったなぁ。





こちらはお土産のTシャツ。



Saturday, March 3, 2012

立て続けに届いた小包

4日前、クレブラ島から戻ってきたら、2ヶ月前にサンフランシスコに引っ越して行った英さんとリーダから小包が届いていた。キムチを送ってくれると連絡があってから心待ちにしていたんです。郵便局では3〜4日で届くと言われたそうだけど、私は1週間はかかるだろうと見ていた。しかーし、届いたのは11日後だった。待ち焦がれたキムチの他にもいろいろと送ってくれていた。ありがとう!るんるん気分で、早速ご飯を炊いてお昼ごはん!卵焼きと切っただけのキュウリも添えて美味しく頂きました。そして夜はこれまた久しぶりのサッポロみそラーメン。ここでももちろんキムチ登場です。

英さんとリーダからの小包。
「和多星すし」が無くなったのが今更ながら淋しい。

キムチだけでもご飯はおかわりですね。


その後、今度はニューヨークに住んでいる幼馴染みからも小包が届いた。友達とは有り難いもので、たまにこうして日本の食材を送ってきてくれる。今回私が所望したのは、お味噌、顆粒だしの素、海苔、キューピーマヨネーズなど。それとカクテルを作る時に必要なストレーナー。そうしたら、「パッキングした後でストレーナーを入れ忘れたのに気づいたけど、追加で送ることにしたからね」との事。そして、おとついまた私書箱サービスから小包が届いた旨のeメールがあり受け取りにいった。当然最初に送った方が届いていると思いきや、後からの方が届いていた。。良くある事。そして、今日は最初の小包も無事に届いた。小包が次から次へ届いたうれしい一週間でした。

ボブのバーテンダーの腕を上げる為のストレーナー。
箱の隙間を埋めるために羊羹も入っていました。

良くまぁ詰め込んでくれました。包装し直さない理由を納得。


バージン諸島へは郵便局の方がちゃんと届く確率が高いような気がする。プライオリティーメールのフラット・レートだと、重さにかかわらず一律料金。箱や封筒の種類はいくつかあり、サイズによって料金に差があるが、フェデックスに比べると安いので重宝している。(ニューヨークからの小包は、後から送ったのが6日で着き、先に送った方は10日かかりましたが。。)

上の写真の中身が入ったこの箱で15ドル45セントと安い。

Friday, March 2, 2012

海賊船とジャンク船

最近、セントトーマス島に寄港する大型クルーズ船が増えたようで、また賑やかさを増している。クルーズ船が朝到着してから夕方出発するまでの間、多くの乗客は一日の大半を観光や買い物に費やすようだ。南の島らしく、陸地のみならず、水上や水中の娯楽も人気がある。

目の前を走っているこの船はセーリングを終え、これからシャーロット・アマリーの湾内に入る所。若い男性が、身軽に高いマストに登って帆を畳んでいた。海賊船でのセーリングはスピードはあまり無い代わりに風情がある。私達はジブセールのみでしたが、この船を追い越しました。多分、クルーズ船の出発までに時間の余裕があるのでしょう。

夕方、湾内を夕陽に向かって走るこの船は、友人が運転しており、これからクラウンベイまで夕食に連れていく所。これはプライベート船。

こちらはフランス国旗を掲げたカップルが乗った、チャイニーズ・ジャンクのようなユニークな船。一度錨を下ろしたけれど、隣の船に近過ぎたのが気に入らず、移動してもう一度錨を下ろそうとしている所。これら古いタイプの船はそれぞれ個性があり、見る物を楽しい気分にさせてくれます。

Thursday, March 1, 2012

ローカル・ボーターズ・カード

結局、今回はプエルトリコ本島とビエカス島には寄らず、波が多少おさまった隙を見て、セントトーマス島に戻ってきた。それでも、向かい風と波に船はバッタン、バッタンと音を立てた。夏になる前に、貿易風に逆らっての西から東への移動は大変だと痛感。夏になるとプエルトリコからモーターボートが押し寄せてくる理由が納得できた今回の下見旅行でした。4月にメキシコからプエルトリコに来る予定のチャーターゲスト達には、プエルトリコからフェリーでクレブラ島まで来るように提案してみようと言う事になった。

さて、今回のスパニッシュ・バージン・アイランド(と言ってもアメリカ領の一部。スペインが1898年のアメリカとの戦争に敗れる前はスペイン領だったので、スペイン語が主流)への移動でも重宝したのが、ローカル・ボーターズ・カード(Local Boater's Card)。このカードのお陰で、クレブラ島への入国時とセントトーマス島に戻ってくる時に、税関&イミグレーションに出向かずに電話で入国する事ができた。チャーターゲストがいる時は利用できないけれど、二人だけの時は電話をかけて、船に関する簡単な質問に答えるだけで入国手続きを終える事ができるので、とっても便利です。

電話で入国審査。便利!