Thursday, May 8, 2014

豆ばかり

先日終了したセーリングクラスは若い夫婦が2組。彼らは友達同士でカリブ海のドミニカ島からやってきた。と言っても、全員がアメリカ人。旦那さん達がドミニカにあるメディカルスクールに通う医学生同士で学校で知り合ったそうだ。

そのうちのひと組が菜食主義者で、奥さんは小麦製品も食べない。そんな事から食料は全部自分達で調達していた。今までも小麦アレルギーの人はいたが、持ち込みは初めてです。幸いにボブと私の分はスクールから出してくれた。ちょっと戸惑ったが、自分達の分は自分達でと考えれば気楽ではある。今回ユニオン島では初めてビッグママのホームクッキングを試した。これが抜群に美味しかった。

一方、彼らは豆類ばっかり料理していた。その為にいつもボールには豆が浸かっていたり、水煮した豆が大きなタッパウェアーに入っていたりした。ある時などは船が多いに傾き、その豆が床に散らばってしまった。その前にボブがどこか安全な場所にしまうようにと忠告してあったのに、誰も行動に移さなかったのだ。結果、綺麗好きな菜食主義者の旦那さんが床を這いずり回って掃除していた。

でも、野菜や果物と豆の料理にはどうしても限界があり、早々にお腹が空いてしまう。そんな時に何を食べたかと言えば、バナナの仲間であるプランテーンにピーナッツバターやチョコレートジャムをたっぷりかけて食していた。特に男ふたりは大のチョコレート好きて、チョコレートチップやら何やらと甘いものばかり食べていた。それを見ていると、無理して菜食主義でいる事もないのになぁなんて思ってしまう私です。

そんな彼らでしたが、泳ぎが大好きで目的地に着くと、すぐに水に飛び込む様は見ていて楽しいものでした。ただ、綺麗好きの旦那さんだけは準備にうんと時間がかかり、いつでも他の人を待たせていた。

この彼、朝の5時半には起き出すのですが、コーヒーやお茶を飲むでも無く、私達が起きてくるとすぐに質問責めなのにはちょっと参りました。彼がセーリングスクール参加を企画した中心人物なのですが、何でも知っていると自認するタイプ。これが一番困るのです。他のメンバーに自信を持って間違った事を教えるからです。自信の無い人はインストラクターの言う事を良く聞き素直に実行してくれる。だから教えやすいし、信頼できる。これ結構あるパターンです。








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