Saturday, December 14, 2013

いやはや

早めに飛行場に行った後、少しだけ待たされたものの飛行機に乗り込む事はできた。建物を出て徒歩で飛行機に向かう時に、結構風があるなと思った。スチュワーデスの指示に従って着席しシートベルトもしっかり締め、準備オーケー。

5分程して操縦席のドアが開き、パイロットが出て来た。そして「今日は風が強過ぎるのですぐには飛び立てない。先程からずっと風速計をチェックしているが、一向におさまらない。しばらく様子を見てから判断するので、申し訳ないが待合室に戻って待機して欲しい」と言った。飛行機が苦手な私はパイロットがそう言うのなら意義無しです。

そして待つ事4時間。数人が係の人に事情を聞いているものの、ちゃんとしたアナウンスも無い。殆どの人がこんな状況には慣れているのか慌てず騒がず。しかし、いくら何でも長過ぎる。おまけに他の飛行機は次々と飛び立っているではないか。別の航空会社の飛行機だけでなく、同じLIATの飛行機までも飛び立っていく。

流石に納得が行かず、何故私達の飛行機だけ出発できないのかと尋ねた。すると、「問題はこの機種なんです。一番新しいんですが、強風に耐えられない設計なんです」と。増々飛ぶのが恐くなった。

結局、朝の5時から11時間も飛行場で待機。この時点でも諦めきれない人達はまだ望みを繋いでいたが、乗り継ぎの飛行機にはとっくの昔に間に合わなかった私は、ホテルを確保してもらい午後4時に引き上げた。

こう言う場合の宿泊先だからそれ程期待はしていなかったが、Bay Hill Apartmentというホテルは空港から5分程で眺めは良い。周りには何もないので夕食も出してくれるという。6時半にドアにノックがあり、夕食が準備できましたとの事。部屋を出て行くと、空港に残っていた人達も来ていた。やはり飛行機は出発しなかったようだ。何はともあれ寝不足の体にはシャワーとベッドがあればもう文句は無い。















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