Saturday, August 29, 2015

長旅


セントトーマス島からニューヨークのJFK空港へは3時間半で着いた。空港バスでマンハッタンへ行き、グランドセントラル駅近くにあるチャーミングなホテルにチェックイン。少し休憩した後、歩いてすぐのグランドセントラル駅構内にあるオイスターバーへと向かった。ここは2年ぶり。美味しいビールと牡蠣の後にクラムチャウダーを食べたらお腹が膨れたのでそれが夕食。

翌朝はまた7時の空港バスでJFKへ戻り、5時間かけてロスアンジェルスへ。3時間後にシンガポール航空で成田へ飛んだ。殆ど眠る事ができず、映画を3本観てもまだ時間がある。 11時間はやはり長い。成田では空港近くのホテルに投宿。やはり日本に着くと安心する。



翌朝は6時半のシャトルバスに乗って成田空港へ戻り、9時半のジェットスターで鹿児島へ。2時間半後に沖永良部島へ出発。36人乗りの飛行機は1時間半で到着。合計21時間飛行機に乗っていた計算になる。ハリケーンや台風の心配をしていたにも関わらず、天候に恵まれて幸運でした。やれやれ。やっと着いた。





Tuesday, August 25, 2015

しばしカリブ海とお別れ

11月に始まる来季のチャーターシーズンまで、しばしカリブ海を留守にします。ハリケーンDannyが発生していたけど、ラッキーな事に、バージン諸島にたどり着く前にトロピカルストームに変わった模様。今日からニューヨーク経由で帰国するのでハラハラしていたが助かった。

日本でも台風15号と16号が発生しているので、こちらもうまく避けて帰国できるよう願っています。留守中の愛艇のハリケーン対策もマストに上ったりして昨日のうちに終了。ボブは初めてのロングバケーションにウキウキです。

Monday, August 24, 2015

シーズン終了

今季最後のチャーター2つを終え、カタマラン船を英国領のトトーラ島にあるNanny Cayに無事に陸揚げした。マリーナに3泊しての作業後、同じ敷地内にあるホテルに2泊しながらボートヤードでの最終作業を終えた。






翌朝、フェリーで本拠地のアメリカ領セントトーマス島に戻ってきた。フェリー乗り場からタクシーで10分弱のマリーナに置いてある愛艇に戻ってきたら、やはりホッとした。小さいながらも憩いの我が家で一気に開放感。





Sunday, August 2, 2015

反応が無い

先日終わったチャーターは、それぞれ9歳と11歳の男の子の持つ2組の夫婦。親4人は大学で知り合った全員がエンジニアというグループ。その割には喋るのはチャーターを予約した男性のみ。この男性と奥さんの結婚20周年記念に友人家族を誘ったらしい。ただ、アメリカ人には珍しく他の3人がいつも無口で聞き役になっている。キッチンで立ち働いていても聞こえるのはほぼひとりの声のみ。普通女同士ならバケーションで無くてもキャッキャッ騒ぐのが普通だけど、ちょっと珍しい。

最初はそれでも良かったが、日が経つに連れ、出した飲み物や食事に反応を示さないのはちょっと異様な感じまでしてきた。後半になって状況に慣れシャイさが取れたのか、美味しかったとコメントしてくれたのでほっとした。

こんな中、救いだったのは男の子2人が元気に楽しんでくれた事だ。お互いに会ったのは2歳と4歳の時くらいだと言うから、ほぼ知らない同士なのに、さすがに子供は素晴らしい。遊びも自分達で考えて没頭するし、親達と違ってこちらが気を使う必要も無いのには助かった。

それでも、無口な3人もチャーターが終わり、さようならを言う段には、あー、喜んでくれてたんだなぁと思うくらいのハグをしてくれたので、こちらも嬉しくなりました。人はそれぞれ違う性格の持ち主である以上、表現の仕方もそれぞれである事を再確認した一週間でした。



Saturday, July 25, 2015

移り変わる夕方の景色

ひと仕事を終えて戻ってきたクリスマスコーブで、一週間の疲れを癒しました。ふたりきりの静かな夕方は、チャーター中と違い、移り変わる景色を眺める時間的余裕があります。何やかや言っても、自然の美しさを愛でられる状況には感謝です。



Sunday, July 19, 2015

こんな事は初めて

6週間ぶりのチャーターの仕事が昨日で終わった。ゲストは娘2人と両親の家族4人である。2日目に雨が降り、3日目の夜中に下の女の子が腹痛と熱で何度も吐いた。何か悪い物でも食べさせたかと心配になったが、そんな筈は無い。母親によると今までも興奮したりはしゃぎ過ぎたりするとこんな事があった言う。翌日からは普通になったので安心した。

ところが、5日目にはもうひとりの娘、続いて母親、ついには父親も同じ様に体調をくずしてしまった。食欲は無いし、殆ど横になっている。最初に具合が悪くなった妹だけはぴんぴんしている。こんな事は初めて。チャーターではまず作る事のないチキンスープを作ったり、何とか少しでも食べてもらったりしたが、こちらも気分が下降気味。

それでも、最後には皆体調が快復し、泳いだり、スノーケリングをしたり、そして夜は踊りに行ったりと思いっきり楽しんでくれたのでホッとした。多分、来る飛行機の中で何かしらのウィルスに感染したのかも知れない。彼らが帰った後は、掃除専門の人を頼んで徹底的に綺麗にしてもらった。

そして、今日からまた子供連れの夫婦2組が6人でやってくる。8月初旬まで4週間ほぼ連続でチャーターが入っているので私達も体調管理をして頑張らねば!

Monday, July 13, 2015

ハリケーンシーズンに備えて

毎年ハリケーンシーズンが近づくと、愛艇をバージン諸島よりずっと南下したグレナダかトリニダードへ移動させていた。今年もそのつもりでいたので、仕事で預かっているカタマラン船も同じように移動させ、そこでチャーター継続の予定だった。

しかし、チャーターの予約が思った程入らず、オーナーは今まで通りイギリス側のバージン領に陸揚げする事に決めた。私達にとってはちょっとガッカリだったが仕方がない。

チャーターの仕事はもうしばらくあるので、先に愛艇のハリケーン支度をする事にした。ドックからの乗り降りがし易い事から、いつもは船首をドックに着けて繋いでいるが、もしかしてマリーナでも錨を下ろす必要が出た場合に備えて、船尾をドックに繋いだ。ロープも余分に準備した。後は帆を外してしまったり、諸々の備品を船内に移せば良い。時間を見つけてまた戻ってくる事にし、取り敢えずは安心です。

錨を下ろしているチャーター船に戻る前に、フレンチタウンにあるBella Blueというレストランでランチをしました。スナッパーとペストのパスタ。これがシンプルなのに実に美味しくて感激ものでした。