Sunday, February 6, 2011

セール&ビミニをピックアップ

Jib Sailの裂け目と biminiのほつれを縫い終わったとの連絡を受けて、ピックアップしにトトーラ島のナニーキー(Nanny Cay)に戻った。



Jib Sailを2階のロフトからワイヤーで吊り下げて地面に下ろす。biminiは念のためチェックしたら、一カ所に2センチくらいの縫い残しがあったので再度ロフトに戻って縫ってもらった。


Biminiをコックピットにセット。これ無しで2日間いたら暑くてたまらなかった。頭を守ってくれる屋根の有り難さを実感。Quantum Sailの人はコックピットサイドに取り付ける日よけを作るために採寸して帰ったので、今は見積もり待ち。セールとビミニの縫い直し料は350ドル位だった。



Friday, February 4, 2011

ピーター・アイランド




Tortola島で修理に出したセールとBimini(コックピットの覆い)が出来上がるまで、同じ英国領のPeter Isalandへ行ってきました。リゾートはSprat BayとDead Man's Bayの間に横たわってる。ここはプライベートアイランドだけれど、ヨットマンを歓迎してくれる事から、久しぶりにリゾートを覗きがてらランチ。


まずはペインキラーで喉を潤し、ボブはマヒマヒ(シイラ)のバーガーを注文。私はベイビーバック・リブにした。高級リゾートだけれど、食べ物はこんな感じだから、かぶりついたり指を舐めながらだから、ちっともエレガントではない。


私達のテーブル担当のウェイトレス。もうお腹いっぱいだからデザートは要らないと言ったけれど、サービスだと言ってクッキーを持ってきてくれました。ごちそうさま!


プールやビーチのハンモックはゲスト専用という事で、写真だけ。結構風がありました。

高い木と競うようにブーゲンビリアも空高く育っていてナイスマッチング。

前日はそこから30分くらいのLittle Bayに錨を下ろした。名前通り小さな湾なのでヨットも私達を含めて14隻のみ。スゥイングできる広さが無いので、船尾からローブを引いて陸の岩や木に繋ぐ作業が必要。

立ち去る時にはまた岸まで泳いでロープを外してくる。なーんにも無い湾だけど、水がとても奇麗だけでなく静かなので落ち着ける。チャーターが無い時に、ここでのんびりするクルーも多い。


2泊目はKey Bayで。ここはもっと静かでアンカリングしている船は6隻のみ。翌日、朝日が穏やかに昇り始めた時の一枚です。

Thursday, February 3, 2011

やっと買い替えたロープ


この船は私達が乗る前に2年程投錨されたまま殆ど使われていなかったせいで、あっちこっちがかなり痛んでいた。可哀想な事にチャーターのメンテナンス会社やキャプテンが何度か代わったせいもあり、必要な整備がなされていなかった。最初からロープの類いも新しく買い替える必要は感じていたけれど、それ以前に直す箇所がいっぱいあり後回しになっていた。今回やっとメインシート、ジブシート、ローラーファーラーのラインだけは新しくした。その他にもハリヤードやリーフラインも換えたいけれど、そこは予算の関係もありまたまた後回し。長い間待っていたので感激もひとしお。少しチャーターボートらしくなったかな?

この違い!ウィンチもスムーズに巻く事ができる。


ごわごわ感が全くなく手にも優しい。


こちらが古いロープ達。長い間お疲れさまでした。この後も他の用途に使えるのでキープ。

Wednesday, February 2, 2011

ビミニとセールの修理

2週間前に売り切れで買う事ができなかったMiFiが入荷したとの事で、また英国領のトトーラ島にやってきた。船で行ったら閉店の5時にはとうてい間に合わないので、ボブだけ入国管理局があるSoper's Holeからタクシーでロードタウンへ往復。トトーラはセント・トーマス島と違って、庶民の足である乗り合いタクシーが無いので、チップを入れて合計60ドルもかかってしまった!片道30分位はかかると言っても、セント・トーマスでは、バスで同じ距離を往復しても5ドルで済むので、やっぱり高い。



英国領へ来る時は、なるべく他の用事も済ませるようにしている。今回は、コックピットの上のカバーの修理と、サイドの日よけを作ってもらう為に数日滞在予定。のつもりが、途中セーリングしている時に、ジブセールが少し裂けているのを発見。それもまた縫ってもらう必要があるために、Quantumというセールロフトにやってきた。

セールは結構重たいので2階にある作業場には、ワイヤーで釣り上げる。

  




広々としたロフト


さすが工業用ミシン

ビミニを見てもらう

ビミニを外したコックピット。カバーが無いので、感覚が狂って
二人ともステンレススティールに頭をごつん。痛っ!

Monday, January 31, 2011

裸足のデービス・バンド

いつも裸足でアイランドカントリー(?)を歌うデービス。右側はベースのドナルド。

年間を通して住んでいる人がたった100人程のウォーターアイランドはセント・トーマスの一部。クラウンベイマリーナから小さなフェリーで10分以内の目と鼻の先にあるのんびりした島。ハイシーズンの間は、ここにセカンドハウスを持っている人達やそのゲストで人口が2、3倍に膨れるとの事。日曜日にそこのハネムーンビーチで、Barefoot Davisバンドの演奏があったので、船をウォーターアイランドに移動させ、ボブと一緒にディンギーでギターとアンプを運んで午後から夕方にかけてのひと時を過ごした。島の頂上にピザ屋さんが一軒、ビーチにはBBQとトラック売りのハンバーガー屋さんが二軒のみ。食料品店も無いので買い出しはフェリーに乗って対岸のスーパーまで行く。日曜日の午後はたいてい食べ物持ち寄りで集まるそうです。ある意味不便でも自分達の理想とする生活を送っているので、あくせくしていずフレンドリーな人が多かった。でも、私達はこうやって落ち着くにはまだまだ早いかな。

ディンギードックが無いので砂浜にあげる。

ゴムボートでの〜んびり。

ご主人様を乗せて泳いで岸についたワンちゃん。

ジョーのバーベキューが空腹を誘う。

Barefoot DavisのTシャツ


後ろにはこんな文句が。

Sunday, January 30, 2011

教えられたり教えたり。

キャプテンスクールで3日間の集中コースを終えた後、いち日置いて今度は4日間通しで教える立場になるというボブにとっては忙しい週でした。


真剣な顔でペンを手にもっている3人は、今テストを受けている最中です。American Sailing Association (ASA)が承認するカタマラン船のセーリングインストラクターになるためのテスト。いやな事は先に片付けてしまおうと言うことで、自己紹介の直後にスタート。


教える事が目的のコースなので、他の二人を前にインストラクターのつもりで艤装の説明をするマライヤ。彼女は若干24才だけど、生後3週間からヨットに乗っているというベテラン。既にティーンネージャーを相手に教える経験を積んでいる。


マライヤと一緒に縮帆の練習をしているピーターは、56フィートのカタマラン船のチャーターキャプテン。船の操縦はお手の物。それと教える事はまた別なので、ちょっと神妙にやっています。


操縦席のオーエンは、自身のMonohull(単胴船)で何年もチャーターをやっていた。その船を最近売ったので、じきテキサス州に帰る予定。でも、持病の腰の手術をして元気になってまた船に乗れるようなら、インストラクターも悪くないという事で、このクラスには急遽参加した。


最後に10分ずつのデモンストレーションも難なくこなして、ボブのサインをもらっている所。ピーターもカメラに向かってにっこり。


全員めでたく合格。インストラクター・エバリュエーターと記念撮影。お疲れさまでした!



前日まで3日間、ひとりでプライベートレッスンを受け、晴れてMonoHullのインストラクターに認定されたボブ。オーエンの船を買った新しいオーナーにキャプテンとして雇われたばかり。船の引き渡し中という事で、その船で行われたクラスにはオーエンと奥さんも同乗。3つのテストも無事に終わってくつろぐ彼。疲労困憊という風だったけれど、笑顔で私達にラムパンチを作ってくれた。

Thursday, January 27, 2011

キャプテンスクール

5年毎に更新する必要があるキャプテン免許のマスターライセンスを、ボブは去年2月頃に更新した。そうしたらその直後にUS Coast Guard(米国沿岸警備隊)のオフィスから、1年以内にもう一度テストを受けるようにとのレターが来た。ライセンスを取得したのはそれに遡る事10年前。でも何故また?コーストガードに問い合わせをしても、そういう連絡が行ったのならとにかく受けるようにとの返事。御上には逆らえないから3月の期限切れの前に先日3日間のコースを受けた。朝の8時から午後5時までの集中コース。キャプテンスクールはRed Hookにあるので、7時頃に私がディンギーで陸まで送っていき、そこからは乗り合いタクシーのサファリで30分程。何とか2つのテストも無事にパス。豊富な経験とユーモアのセンスを持ち合わせた、素晴らしいインストラクターのケーシー氏も何故ボブがこのマスターライセンスを受ける必要があったのか今ひとつ理解に苦しんでいたようだ。まぁ、何はともあれ、これでひと安心。

コーストガードから送ってきたのとキャプテンスクールでもらった同じ内容のテキスト。


ランチタイムにのぞいた教室。今回は12人の受講者がいたそうです。