Thursday, October 21, 2010

もう行っちゃうの?

2週間足らずの今回のトリニダード滞在は、残念ながら明日で終わり。ハ
リケーンシーズンも終わりに近づいたので、バージン諸島に戻る事にしま
した。明朝9時頃またグレナダへ向けて出発します。

チャーター船から、ここに陸揚げされている自分達の船に乗り換えてグレ
ナダ近辺に留まるプランもあったけれど、オーナーと話し合いの末、最低
でも春まで続ける事になりまた北に向います。

トリニダードで計画していた全てのメインテナンスが終った訳ではないけ
れど、ジェネレーターは直してもらったし、船体はダイバーに綺麗にして
貰ったし、エンジンオイルも交換したし、床の軋みも何とか直りそうだ
し。その全てが低料金だったのも有難い。何にも増して、またここのワー
カー達と楽しく仕事が出来た事がうれしい。

心残りは今回もまた野鳥を見に行く事が出来なかった事。この国はカーニ
バルを始め、魅力がいっぱいあるのに、いつも時間切れで先延ばし。で
も、また戻って来るね!

Tuesday, October 19, 2010

久しぶりのドック

給水とクリーニングのため久しぶりにドックに係留。アンカリングやモアリングはプライバシーが保てるので好きだけど、電器や水が存分に利用できるドックは多少リッチな気分になるのでこちらもまた悪くない。久しぶりにコンピューターも使えて、携帯電話からのブログ投稿より手間がかからず感謝。Peake Yacht のドックやレストランから見た今日の風景をいくつかアップします。

ボートヤードは大きいけどドックは小さめ。ハイシーズン前なので余裕がある。

Peakeのオフィスからドックを眺める。オフィスのある建物にはレストランとホテルもある。

オフィスに隣接するレストランからの眺め。

逆に船からレストラン&ホテルを眺める。

夕焼け空の向こうにベネズエラだけど、この位置からはGulf of Pariaが広すぎて見えない。

Monday, October 18, 2010

Power Boat

ここシャガラマでPeak Yacht Serviceと並んで大きなボートヤード
がPower Boat。パワーボートだけでなく、セールボートもいっぱい
陸揚げされていて、クルーザー達の溜まり場にもなっている。

Peakと違うのは、地元の小型モーターボートも多く収容されている点。週
末になると、朝7時半頃からリフトがフル稼動して、次から次へと
ボートを水面に下ろしていく。待ち焦がれた週末、これ以上は待てないと
いう感じで、それぞれの目的地へハイスピードで走り去って行く。

午後4時頃になると帰りのラッシュになり、停泊している他の船は
彼らがたてる波でまたドンブラコと揺られっぱなしになる。でも、各ボー
トがユニークな名前やデザインでこちらの目を楽しませてくれるので、見
ていて飽きない。何よりも、普段は控えめで礼儀正しいトリニー達のエン
ジョイする姿がこちらも幸せな気分にしてくれる。

Sunday, October 17, 2010

ベーク&シャーク

トリニダード&トバゴのポプュラーな食べ物のひとつにベーク&
シャークがある。焼いたり揚げたりしたパンにサメのフライを挟んで食べ
る。フィッシュバーガーみたいな感じかな。野菜もたっぷり入っていてボ
リュームがある。もちろん香辛料も利いていてスパイシー。

水曜日の朝だけ、ボートヤードの外でこのベーク&シャークを売っ
ている親子がいる。水曜日以外はランチタイムに見かける。肉体労働が多
いボートヤードでは、朝これをひとつ食べるとランチはかなり後でも
OK。サメが駄目という人には他の白身魚もある。でも私は朝はやっぱりダ
ブルスだな。

Saturday, October 16, 2010

クルーザーネット(続き)

クルーザー達の情報交感の場として重宝されているのがクルーザーズネット。クルージングしている多くのヨットが、VHFラジオ(近距離)とSSBラジオ(遠距離)を搭載している。停泊地でのネットはVHFを使う。

予め決められた時間(トリニダードのシャガラマでは朝8時)にチャンネル68で交信が行なわれる。アナウンサー顔(声)負けのボランティアが進行役を務め、セキュリティ関連等の緊急伝達事項から始り、新しく到着した船&出発する船の自己アナウンス、レストランやマリン関係のビジネスのお知らせ並びに宣伝、物々交換、プレゼント、何でも質問、と盛り沢山。ずっと最後まで聞いていると終わった途端にガクッと疲れを感じてしまう程。だから普段はあまり聞かない。

でも今日は、電動ドリルを買う場所と料理用のプロパンガスの予備タンクの交換曜日を確認する為に、ボブがスイッチをオン。ドリルの件は判ったけど、プロパンガスの事を聞き忘れ再度質問のタイミングを待つ。が、なかなかそのチャンスが回って来ず、いらいらしだしたので諦めてラジオを切る。確か今日だと思ったのでボートヤードのセキュリティオフィスに持って行ったら、今日がその日だと言う。良かった。良かった。

と、喜んだ数時間後、いつまで経ってもピックアップされずにいたので事務所で訊いたら、今日は集まりが少な過ぎるからピックアップは無しとの事。そんな~!

クルーザーネット

Thursday, October 14, 2010

庶民の足

ボブが先月から取り掛かっていたジャズCDのマスタリングが終わっ
た為、依頼主に送るCD-Rを買いにモールまで出かけた。こんな時に
手軽に利用できるのが、「Maxi Taxi」と呼ばれる乗り合いタク
シー。道路脇に立っていると拾ってくれる。座席は12席。小さめの
シートながらクッションも良くて快適。モールまでは15分位で着い
た。ひとり5TTドルだから100円足らずとうれしい料金設定。
ただ、急いでいる時は困る場合もある。帰りは幹線道路を外れた家に帰る
人達が何人かいた為、行きよりも時間がかかった。

そして、Chaguaramasにはもうひとつの庶民の足がある。Water
Taxiがそれである。湾の中を行きたい所へどこへでも連れて行ってくれ
る。こちらも料金は100円程。但し、他に乗客がいない時はサッと
到着できるけれど、他の人の行き先によっては、自分が先に乗っていて
も、あっち行きこっち行き、果ては逆戻りになる時もある。一度などは、
ボートヤードから無線ラジオで呼び出した際に、すぐ行くとの応答に20
分待っても来なかったので、諦めて目的地の隣のボートヤードまで歩いて
行った。所要時間は10分だった。3分で行こうと思ったんだ
けどね。それ以来、ディンギーが使えない時は健康の為にもなるべく歩
くようにしている。