Monday, August 8, 2011

南へ出発!

今日これからセント・マーティン島に向かいます。ハリケーンを避ける為に、トリニダード島までずっと南下する予定。セント・トーマス島のRed Hookから100マイル程。向かい風になるので、機走でスムーズにいっても14、5時間はかかる。その前に、借りているストレージルームを整理する必要があったので、昨日から数回往復している。今朝、10月までの料金を前払いして準備OK。また到着先からブログをアップします。

ストレージルームはLatitude 18というレストランの裏側にある。

ここが入り口。中は暗くてあまり奇麗ではない。まぁ、早い話が物置。

船に乗せるギターとドーリーを持ち出す。
ディンギーで船まで戻ります。

デービス、「和多星すし」初体験

大きな体でマストに登ってくれたデービスに、一緒にお寿司を食べに行く?と聞いたら、ちょっと躊躇して、汚いTシャツだしシャワーも浴びてないしと言う。それもそうだなぁ、でも本当はお寿司を怖がっているのでは?「和多星」は、ビーチサイドにあるし恰好は構わなくて良いよと言ったら、じゃ行くとの答え。何せ彼は車を持っているから丁度都合が良い。では、行くとなったら早い方が良いと言う事で6時に出発。30分位で山を超えて反対側のHull Bayへ到着。日本で美味しい物をいっぱい食べてきた私と違って、ボブにとって久しぶりのお寿司。わくわく気分。

和多星すし。提灯がぶら下がっていて、つい覗きたくなるお店。

目の前がHull Bayのビーチ

車の中で新しいTシャツに着替えたデービス。
早くお店に入ろうと急かせる。

まだ、明るいうちだったので、先客は2組。混んでなくてラッキー。ヒデさんも余裕か?


さぁ、この後、食べました。食べました。ちょっと心配したデービスも、目の前でヒデさんの包丁さばきを見て、次々とマジックのように現れる一品一品に食欲が倍増したようで、想像した以上に食べまくっていました。その一部を写真でお裾分けします。

前菜の3点盛り。今回はうなぎ、マグロ、紅じゃけ。

お刺身の盛り合わせ。
中トロとベービー・シーバスが特に美味しかった。

薄切りハマチのお刺身。見た目も味も最高。

シャケもぺろりとお腹に。

うなぎはデービスのお気に入りになりました。

和多星スペシャルのビーフロール。人気メニュー。

次々と注文が入ります。いつものように名コンビのおふたり。

こちらはリーダにまたお酒を注いで貰ってハッピーなふたり。

満席状態。数えたら17人いました。ふたりでこの人数は大変ですね。

デザートもしっかり頂き、美味しいお茶で締めくくり。このお茶は、ヒデさんのお母様がわざわざ日本から送ってくれているとの事。道理で美味しい筈だわ。今回も本当にご馳走さまでした!!

大きい湯のみ茶碗に美味しいお茶をたっぷり。
うれしい心遣いです。

翌日、ジブセールのネジを持参して仕事を仕上げに来てくれたデービスが、昨日は初めてHull Bay Sushi(この名前の方が良く通っている)に行って本当に楽しかったと、珍しく興奮気味。こちらも連れて行った甲斐があったと嬉しくなりました。

彼いわく、「あれだけいっぱい飲んで食べたのに、ステーキやポテトを食べるのと違って、食後のお腹がすっきりだね。」「そうよ、それがJapanese Foodなのよ」と私。本当に和食はそう。日本人に生まれて良かった!

Sunday, August 7, 2011

裸足のデービス、マストの上へ。

アメリカ領のセント・トーマス島に戻ってきたら、早速次のメンテナンスが待っていた。前帆のジブセールを揚げるハリヤードというローブがマストに繋がっている部分の問題。ハリヤードを通すローラーをマストに固定している2つのネジのうちひとつが随分前から取れていたので、そのネジを取り替える作業。こんな時に頼りになるのが裸足のデービス。色々な顔を持つ彼だけれど、20年程前にセント・トーマスにやってきた時はRigger(艤装専門家)をやっていたというから、今回は彼にマストに上って見てもらう事にした。



重量はあるけれど、ボブとふたりでウィンチやウィンドラスを使って難なく上まで上げた。


デービスがマストの上にいる間、ボブは今回は余裕。急いでエスプレッソを入れてチョコレートまで食べちゃいました。


唯一残っていたネジをマストから外して降りてきました。でも、今日はこれで終わり。明日、マリンショップに行って同じネジを買ってきてくれるとの事。サンキュー。

Friday, August 5, 2011

Captain Mulligan's

Nanny Cayで3泊している間に、チャーター中に溜まった洗濯をランドリーサービスに出したり、エアコンが故障したので直してもらったりする予定が、生憎と英国領の祭日と重なってしまい皆お休み中。じゃ、ゆっくりしようかという訳でCaptain Mulligan'sへ行きました。

マリーナのゲートを抜けて、

道路を渡った先の空き地の中にあるCaptain Mulligan's

そこで南アフリカの友達が大好きなSavannaを注文。アルコール分はライトが3%、ドライが5、5%。グラニュースミスからできているので、やっぱりアップルサイダーかな。甘い。ビール感覚だと2本は飲めない。

イギリス領といえば、フィッシュ&チップス。それにチキンのから揚げを頼んだ。今日はこれが夕食。金曜日でないのが残念。毎週金曜日には、普段メニューに無い手羽先のBBQを無料でふるまってくれる。ただし、6時からスタートして10分以内でなくなる事もしばしば。だから早めに行って待機し、サーブされると同時にさっと列に並ぶ必要がある。

ここへは殆どツーリストは来ないので、ローカルのみ。だから料金設定も良心的。芝生の上のベンチもとても落ち着く。チャーター終了後に来るには最適の場所。


チェックアウトする日の朝8時半に、エアコンを修理する人が来てくれ直してくれた。良かった。ちょうどバナナ&クルミ入りのマフィンが焼き上がったので、お礼に2個あげたら、とても喜んでくれた。

Wednesday, August 3, 2011

Sail Caribbean サマーキャンプ

この時期になると黄色の旗をはためかせて賑やかに停泊地にやってくる船団がいる。それが、Sail Caribbeanのサマーキャンプグループ。1979年から30年以上に渡って、13才から18才の子供達を対象にセーリングを教えながら、自己啓発やリーダーシップを培う助けをしているサマーキャンプ。セーリングは全くの初心者でも学ぶ気持ちがあればOKという事で、2週間前後の間にスキューバダイビングや他のウォータースポーツと組み合わせたり、環境学と組み合わせたりと、自分が希望するプログラムを選んで参加する仕組みらしい。各ボートに男女混合10人前後のティーンが乗っている。ボブは自分も若い頃こんなキャンプに参加したかったなぁと羨ましがっている。

Tropical Storm Emilyの接近で彼らも
Nanny Cayのマリーナに避難しにやってきた。

私達がいるAドックの向こう側のBドックに係留。

2日間天候が落ち着くのを待つ間、Bドックだけは賑やか。

今朝は海の様子も落ち着き、順番にマリーナを出て行く彼ら。頑張ってね!

Sail Caribbeanのサイトはこちら。
http://www.sailcaribbean.com/

Tuesday, August 2, 2011

Tropical Storm Emily

エミリーと名付けられたトロピカルストームは、バージン諸島をその進路から外し、この後ドミニカ共和国やハイチを経由してフロリダに向かうと予想されている。私達にとって幸運とは言え、またハイチが被害に遭うのではないかと思うと単純に喜べない。どこに行くにしても被害が少なくて済みますように。

今朝マリーナの回りを歩いてみた。それなりに風もあり、白波も立っているけれど、雨は時折少しだけ。



海側からの水路がマリーナに繋がっていて、海水があまり淀まないようになっている。田舎を思い出させる紫色の花。ちょっと名前が思い出せない。


マリーナの敷地内に最近増えたコンドミニアム。


コンドは今も建築中。そこで働く人が咽の乾きを潤す為に、ココナッツの実を落としている。

Monday, August 1, 2011

チャーター終了後は嵐か?

今季最後のチャーター客をイギリス領からアメリカ領のセント・トーマス島まで連れて帰り、船から降ろして、さようなら。終わった!と喜ぶ間もなく、近づいている嵐から我が身と船を守る為に、恰好な避難場所があるイギリス領のTortola島に舞い戻る。

イミグレーションと税関のあるSoper's Holeで入国手続き。

嵐の前?ではなく、単に逆光。

Soper's Holeから機走で1時間半ほどのNanny Cayのマリーナへは、念のために一日前倒しで到着。嵐に備えてセールを外したりと、ある程度の準備は整えた。でも、天気予報を見ていると嵐になる確率が少しずつ低くなってきている。このまま何事もなく過ぎてくれればいいが。。
もっと内側のドックが良いのだけれど、嵐が来なければ眺めは良し。