Tuesday, February 8, 2011

お風呂?

グラナイトの巨石達。

角が取れた岩に登るのも楽しい。

海水で浸食され角が取れた巨石がごろごろしている、ここは英国領バージン・ゴーダ島のBaths。何故「お風呂」かと言うと、様々な形をしたグラナイト岩が複雑に入り組んだ隙間には、海の水が入り込んで来てあっちこっちにたまり、いくつもプールがあるように見えるところからその名前がついたようです。ビーチとビーチの間に迷路のようなコースがあり、裸足で歩いて行け、子供心に帰ってわくわく探検できます。国立公園になっていて、バージン・ゴーダを訪れる目的はここにありという位ポピュラーなスポットです。

Bathのひとつ

船から泳いでビーチに来る人が多い。

ここも腰を低くして通り抜ける。

頭上はるか上の岩群。

3メートル程の高さの穴に小石を投げてうまく入ったら良い事があるそうです。

澄み切った水中にはいつまでいても飽きない。

船から眺めた風景。

ビーチから歩いて5分程の頂上にあるレストラン「Top of the Baths」

頂上で乾杯!

Monday, February 7, 2011

朝からアップルパイ


スーパーに行く暇が無く食料がなくなりかけたので、温度調節ができない困りもののオーブンを使い、残っていたリンゴでアップルパイを作った。卵も切れてしまったので照りはつけられなかったけれど、なかなか美味しくできた。アイスクリームがあればもっと良かったのになぁ。9インチのパイはふたりでは食べきれないので朝から食べてます。ちょっとだけfeel guilty...


そう言えば、ニューヨークに住んでいた頃は、秋になると友達と一緒に車で1時間のアップルオーチャードまでリンゴ狩りに出かけていた。木からもぎ取った新鮮なリンゴをそのままガブリと食べるのが楽しかった。一番好きだったのはマッキントッシュ。先に代金を支払って買った袋にあふれる程もいだリンゴは、お隣さんや会社の同僚に分けても、まだたくさん残るので、いつもアップルパイを焼いていた。あの頃のレシピを忘れてしまったので、インターネットで検索。世の中の人全部が投稿しているのではと思う位あるわあるわ。その中から比較的シンプルな以下のレシピを拝借しました。

http://www.momswhothink.com/pie-recipes/apple-pie-recipe.html

Sunday, February 6, 2011

クーパー・アイランド

トトーラ島のナニー・キーでジブセールはピックアップしたものの、2時間のみ予約したドックを1時間オーバーした為に、次の船が待っているとドックマスターがせかすので、セールを取り付ける間もなく慌てて出発。1時間もオーバーしたのは、マストとブームにも問題があり、それを見に来てくれる予定のRichardson's Riggingのミスター・リチャードソンが前の仕事が長引いてしまい、私達の船に来るのが遅くなったせいだ。それでも忙しい中、来てくれただけでも良かった。気になっていたブームの問題はやはり部品を注文する必要があるとの事。

食料品が切れかかっているのに買い物もできず、すぐにはランチのアイデアも浮かばない。近くにはアンカリングできる場所がないのとお腹が空いてきたので、そこからモーターで1時間ちょっとの場所にある同じ英国領のCooper Islandへ行く事にした。



2時半閉店の15分前に、ぎりぎりセーフでレストランへ到着。もう殆どお客さんはいなかったけれど、アルゼンチンから働きにきているというバーバラがにこやかにサーブしてくれた。


ボブはまたまたマヒマヒのサラダとラムパンチ。私はfocaccia breadにハムとレッドオニオンのサンドイッチ。飲み物はクラブソーダ。チップも入れてしめて30ドルとリゾートにしては比較的低料金。


犬や猫を見かけたら頭を撫でずにはいられないボブとのんびりムードのワンちゃん。


Cooper Island にはあまり大きくないこのリゾートがあるだけ。反対側にはTortola島がみえる。BVI (British Virgin Islands)にはいくつも島があり、それぞれがすぐ隣同士なので移動も楽。そんな所もBVIの大きな魅力のひとつである。

セール&ビミニをピックアップ

Jib Sailの裂け目と biminiのほつれを縫い終わったとの連絡を受けて、ピックアップしにトトーラ島のナニーキー(Nanny Cay)に戻った。



Jib Sailを2階のロフトからワイヤーで吊り下げて地面に下ろす。biminiは念のためチェックしたら、一カ所に2センチくらいの縫い残しがあったので再度ロフトに戻って縫ってもらった。


Biminiをコックピットにセット。これ無しで2日間いたら暑くてたまらなかった。頭を守ってくれる屋根の有り難さを実感。Quantum Sailの人はコックピットサイドに取り付ける日よけを作るために採寸して帰ったので、今は見積もり待ち。セールとビミニの縫い直し料は350ドル位だった。



Friday, February 4, 2011

ピーター・アイランド




Tortola島で修理に出したセールとBimini(コックピットの覆い)が出来上がるまで、同じ英国領のPeter Isalandへ行ってきました。リゾートはSprat BayとDead Man's Bayの間に横たわってる。ここはプライベートアイランドだけれど、ヨットマンを歓迎してくれる事から、久しぶりにリゾートを覗きがてらランチ。


まずはペインキラーで喉を潤し、ボブはマヒマヒ(シイラ)のバーガーを注文。私はベイビーバック・リブにした。高級リゾートだけれど、食べ物はこんな感じだから、かぶりついたり指を舐めながらだから、ちっともエレガントではない。


私達のテーブル担当のウェイトレス。もうお腹いっぱいだからデザートは要らないと言ったけれど、サービスだと言ってクッキーを持ってきてくれました。ごちそうさま!


プールやビーチのハンモックはゲスト専用という事で、写真だけ。結構風がありました。

高い木と競うようにブーゲンビリアも空高く育っていてナイスマッチング。

前日はそこから30分くらいのLittle Bayに錨を下ろした。名前通り小さな湾なのでヨットも私達を含めて14隻のみ。スゥイングできる広さが無いので、船尾からローブを引いて陸の岩や木に繋ぐ作業が必要。

立ち去る時にはまた岸まで泳いでロープを外してくる。なーんにも無い湾だけど、水がとても奇麗だけでなく静かなので落ち着ける。チャーターが無い時に、ここでのんびりするクルーも多い。


2泊目はKey Bayで。ここはもっと静かでアンカリングしている船は6隻のみ。翌日、朝日が穏やかに昇り始めた時の一枚です。

Thursday, February 3, 2011

やっと買い替えたロープ


この船は私達が乗る前に2年程投錨されたまま殆ど使われていなかったせいで、あっちこっちがかなり痛んでいた。可哀想な事にチャーターのメンテナンス会社やキャプテンが何度か代わったせいもあり、必要な整備がなされていなかった。最初からロープの類いも新しく買い替える必要は感じていたけれど、それ以前に直す箇所がいっぱいあり後回しになっていた。今回やっとメインシート、ジブシート、ローラーファーラーのラインだけは新しくした。その他にもハリヤードやリーフラインも換えたいけれど、そこは予算の関係もありまたまた後回し。長い間待っていたので感激もひとしお。少しチャーターボートらしくなったかな?

この違い!ウィンチもスムーズに巻く事ができる。


ごわごわ感が全くなく手にも優しい。


こちらが古いロープ達。長い間お疲れさまでした。この後も他の用途に使えるのでキープ。

Wednesday, February 2, 2011

ビミニとセールの修理

2週間前に売り切れで買う事ができなかったMiFiが入荷したとの事で、また英国領のトトーラ島にやってきた。船で行ったら閉店の5時にはとうてい間に合わないので、ボブだけ入国管理局があるSoper's Holeからタクシーでロードタウンへ往復。トトーラはセント・トーマス島と違って、庶民の足である乗り合いタクシーが無いので、チップを入れて合計60ドルもかかってしまった!片道30分位はかかると言っても、セント・トーマスでは、バスで同じ距離を往復しても5ドルで済むので、やっぱり高い。



英国領へ来る時は、なるべく他の用事も済ませるようにしている。今回は、コックピットの上のカバーの修理と、サイドの日よけを作ってもらう為に数日滞在予定。のつもりが、途中セーリングしている時に、ジブセールが少し裂けているのを発見。それもまた縫ってもらう必要があるために、Quantumというセールロフトにやってきた。

セールは結構重たいので2階にある作業場には、ワイヤーで釣り上げる。

  




広々としたロフト


さすが工業用ミシン

ビミニを見てもらう

ビミニを外したコックピット。カバーが無いので、感覚が狂って
二人ともステンレススティールに頭をごつん。痛っ!