Sunday, January 12, 2014

口を利かない

しばらく前にボブはセントトーマス島でのキャプテンチャーターの仕事を終えて愛艇のあるセントルシア島に戻ってきた。チャーターはどうだったかと聞くと、小さな子供連れの家族4人だから大変だったとの事。8才と10才の男のふたりの躾がなっているとは言えず、親は申し訳ないとは言いながらもそれを正す事をしないので、イライラが募ったらしい。両親はふたりとも弁護士だというので、忙し過ぎて家庭内で躾をする時間が足りないんじゃないの?と言うと、そんな事はないよ、僕の父親も弁護士だけど、小さい頃は良くおしりを引っぱたかれて怒られたもんだよ、親の職業は関係ないよと言った。

それと船での食事が美味しく無かったらしい。お母さんはあまり料理ができず、お父さんが作ってくれたのは良いが、味無し料理でもう少し何とかできないのかと思ったそうだ。下の男の子が水を怖がって泳がないので、他の3人が泳いだりシュノーケリングをしている間はその子の子守り役になってしまった。だけど、どういう訳か子供達はキャプテンにあまり口を利いてくれないのだそうだ。子供のお守りに雇われた訳でなないので、そんな事ならと放っておいたらしい。でも、ボブになつかないとは珍しい。それは躾がなってないかも。大人に対しては尊敬の念を持って丁寧語を使うという事を子供の頃から教えないでどうする弁護士さん!


No comments:

Post a Comment