Saturday, March 5, 2011

エンジンルーム掃除

チャーターヨットとは言うものの、実際には帆を揚げて走る時間よりも機走の方が圧倒的に多い。それは、限られた日数でできるだけあっちこっちに行きたいお客さんに取って、風の方向などを考慮してゆっくりとセーリングを楽しむ余裕がないからだ。確かにセーリングを殆どした事のない人にしてみたら、バケーションにきてるのに向かい風の方向にタックを繰り返してジグザグに走っても、一向に目的地へ着かないなんてイライラするだけだろうし、こちらもお奨めできない。そんな訳で結構エンジンが大働きをする。

次のチャーターを3日後に控え、ボブは昨日に引き続き今日もエンジンルームの掃除とオイルの交換に精を出している。ダブルエンジンなので、左右の船尾にひとつずつヤンマーの50馬力のエンジンが搭載されている。ヤンマーはすごい。殆どのヨットはヤンマー派。性能が良く、どこへ行っても部品が入手しやすい事から人気がある。ディンギー用のモーターも、YAMAHA, TOHATSU, HONDA, NISSANと日本製がずらり。こんな時に日本人である事を特に誇りに思う。日本人は私も含めて自分なんか日本なんかと、謙遜を通り過ぎて卑下しがちな所があったりするけれど、自分や自国を堂々と愛せないのはやはりいけないと最近思う。うん、人生の残りは半分以下だからできるだけ自分を褒めてあげよう。それが残りの時間を生きる事、そして自分に対する自信に繋がるなら。なんて、エンジンの話からえらく飛躍してしまいました。
エンジンルームの蓋を開けてスタート。

狭い空間でオイルを交換して掃除をしてと結構大変。

ヤンマーディーゼル♪と昔のCMを口ずさむ私。

Friday, March 4, 2011

デリバリーボート

チャーター中に、足りない物を補充しに船に寄ってくれるデリバリーボー
トをたまに利用します。氷を買ったり、ゴミを持って行って貰ったりする
有難い存在です。甘い物には目がない人は、シナモンロールやマ
フィンを買ったりしてますが、一番売れるのはビールだったりして?

Thursday, March 3, 2011

何してるの?


干してあったビーチタオルが風で飛ばされてしまいました。若い頃素潜りが得意だったというお客さんがレスキューに名乗りを上げ何度かトライ。でも、30年位経った今はどうも息が続かず、ロープを付けたディンギーアンカーで引っ掛けて取る手段に変更。こっちこっちと諦めずに頑張った結果は?無事成功!


でも、まだ他にも何か沈んでいるから取ってくると勢いづく彼。この後ももう一枚タオルを見つけてきました。でも、それは私達のビーチタオルではありませんでした。アンカリングエリアには以外な物が落ちている事があり、700ドル位入ったお財布を見つけたという知り合いもいる。それは、SOGGY DOLLAR BARがあるビーチに近くだったから、落とした人も酔っぱらっていたんでしょうかねぇ。


さて、このおふたりはヌードルを体に回してぷかぷか浮かびながら何をしているんでしょうか?見ていたらお互いの顔を水中カメラで撮影していました。ちょっと笑っちゃいました。

Wednesday, March 2, 2011

Big 50 Birthday

先週のチャーター客は、夫婦3組とティーンエイジャー2人の合計8人で、今までで一番多い人数。私達の船はアメリカ領では6人までしかお客さんを乗せて移動することができないので、このグループはアメリカからイギリス領のトトーラ島に到着してイギリス領だけを回って帰りました。子供ふたりのお父さんの50才の誕生祝いという事で、ファミリーが集まってのバケーション。お母さんが子供ふたりの事を心配し過ぎという感があったけれど、主役のお父さんは十分に満足の旅だったようです。

バージンゴーダ島のLeverick Bay Resortでは、Michael Beansという人気エンターテナーのハッピーアワーショーがありいつものように満席。私はまだ一度も観てないので行きたかったけれど、夕食の準備で今回もパス。



何と、誕生日を迎えるお父さんが、ホラ貝吹きにチャレンジして一番になり、ホラ貝と商品のハイネケンライトビールを手中にしました。2番になったのも私達のゲストだったので多いに盛り上がった様子。そのビールはさすがに持って帰る訳にもいかず置いていったので、後で飲んでみました。お味の方は?うーん、今ひとつ美味しく無かった。。ハイネケンライトなんてあまり聞いた事もないしねぇ。因みにセントルシア島産のハイネケンは美味しいですよ。


夕食後は家族揃ってトランプゲームやメキシカン・トレイン・ドミノに熱中していました。

Monday, February 28, 2011

疲労困憊

おとつい2週間ぶっ通しのチャーターが終わった。2組目もナイスなファミリーだったけれど8人は多すぎる。やっぱりゲストは6人が限界。原則24時間態勢だからもう疲労困憊。アメリカ領のセントジョン島にある大好きなMaho Bayに戻ってきてから、ご褒美に貰い物の冷えたシャンペンを飲み、ステーキなどを焼いてたっぷり食事を摂ってから泥のように眠った。昨日も一日中疲れを取るためにMaho Bayに留まってゆっくりした。今回のチャーターの様子は追々レポートします。




Sunday, February 27, 2011

天然泡プール

Jost Van Dyke島のDiamond CayにあるBubbling Poolは北大西洋の天気の影響を受けて波が高い時に天然のジャクジーになる。バージン諸島では有名なFoxy'sというレストランバーのオーナーの娘が経営しているFoxy's Tabooという系列レストランから、海岸沿いやマングローブ林を歩いて15分弱の場所にある。



こんな感じで待っていると、

来た来た、高い波がドッバーン!

そしてBubbly Poolとなる次第。

次の高い波はまだかな?と大の大人が子供に帰って結構楽しんでいる。因みに反対側はこんな景色。

Friday, February 25, 2011

インディアン

The Indians というお薦めのスノーケリングスポット。英国領のNorman Islandにあり、必ずと言っていい程チャーターのお客さんを連れていく私達のお気に入りの場所です。水深が深くてアンカリングはできないけれど、ブイが12個くらいある。早い者勝ちなので、朝早くに行って場所取りをする必要がある。この日は波が穏やかで、ボートの上から傍で泳いでいる魚達や珊瑚をはっきりと見る事ができた。水中カメラが無いのが残念。