Thursday, July 19, 2012

15時間機走とおにぎり

ボブの家族が帰った翌日、朝の6時半にセントトーマス島を離れ、途中トトーラ島に寄った後、機走で100マイル以上離れたセントマーティン島へ向かった。この日を逃すと1週間は向かい風が強すぎて航海できないので、せわしい中での出発となった。

通常より少し北寄りの風となり、東からの真向い風を避ける事が出来てラッキー。おまけに波も風も比較的穏やかだった。ところが、半分当たりに達する頃から風速が増し、白波も立ち始めた。こうなると、このルートの特徴である船のバッタン、バッタン音とドバーッとかかる波しぶきに乗り心地は悪くなるばかり。結局、ひたすら到着を祈るばかりの長い航海となった。

着いたのは夜の9:30。雨にも数度降られたが、錨を下ろす時は星空になった。マリゴベイの陸地のライトと他の船のアンカーライトの判別が難しく、スポットライトを照らして確認。20分後に何とか落ち着いた。

今回は出発前に幼なじみがニューヨークから美味しいお米やら何やらを詰め込んだ小包を送って来てくれ、そのお米とシャケでおにぎりを作ってあったので、腹ごしらえが十分できて良かった。そして夜食に残りのおにぎりも平らげた。

入国手続きは次の日、島の北側半分にあるフランス側で。三角窓のある2階でコンピュータに入力して印刷。ここではパスポートのチェックも無しで超シンプル。朝食はもちろんクロワッサンとカフェオレです。

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