Les Saintes

グアドループ島からわずか3時間半でLes Saintes(ルセント
諸島)のTerre du Haut島へ着いた。フェリーが頻繁に往来し
観光客も多いけれど、のんびりしていて何故か落ち着く。夜もゆっくり休
みました。ここのパン屋さんは私達のお気に入りです。地元の人がひっき
りなしにフランスパンを買いに来るけれど、平日のせいか、隣接している
広々としたテーブルには私達だけ。バケットも2本を買ってランチ
用にセーブ。さて、一泊だけしてまた今日も移動です！

Sargasso Seaweed（ホンダワラ）

Bas Du Fortマリーナを出発してGosier島の側を通って、次の目的地Les Saintesへ向かいます。この島々もまだグアドループの一部です。幸いに天気も良く久しぶりのセーリングです。釣りをしようかと思ったけれど、サルガッソ(Sargasso)と呼ばれる海藻があっちこっちに浮遊していて諦めた。魚よりこの海藻が先に針にかかるので、ちょっと憎らしいけど、ゆらゆら浮いているその黄金色の姿はなかなか奇麗です。思わず何枚も写真を撮ってしまいました。という訳でちょっとアップ。

Gosier島

グアドループ島（いつもグアデループと言っているけれど日本語ではこちらの方が正しいようです）は、羽を広げた蝶の形をしていて、西側が高い山々があるバス・テール島(Basse-Terre)、東側が穏やかな地形のグランド・テール島(Grande-Terre)で、中央を小さなソルトリバーが流れていて別々の島になっている。

東側のGrande-Terreにくっ付くようにして、小さな島Gosierがある。マリーナに行く前に立ち寄ったとても奇麗な島です。子供達が桟橋から次々に透明な海に飛び込んではしゃいでいるのを見るのは楽しかった。自然保護地区なので人は住んでいず、皆船でやってきて一日をゆっくり過ごして帰って行く。

Med Mooring（地中海式係留）

今回２泊したマリーナBas Du Fortでは、地中海式と呼ばれる係留の仕方でドッキング。アメリカやバージン諸島ではあまり見かけないけれど、フランスの島では結構多い。船尾からドック入りして、船首をモアリングに係留したり又はアンカーを落としたりする。これだと横付けに比べ限られたスペースに多くの船を係留できるけれど、慣れないとややこしくて時間がかかる。私達は出入りの時、短波ラジオでドックマスターを呼んで手伝って貰いました。メルシー・ボーク！

船首。悪天候が予想されたので２つのブイにきつめに係留。

船尾。左右同じようにドックに繋いだ。

Laverie（コインランドリー）

今朝はやっと雨があがった！昨日出しておいた洗濯物が１２時までに仕上がっている筈。それさえピックアップしたら、今日は次の目的地へ出発できる。自分達で洗濯できるコインランドリーもあるけれど、大抵は場所が狭く洗濯機や乾燥機が空くのに時間がかかるので、サービスに出してやってもらう。さすがプロだけあって、奇麗に畳んで仕上げてくれる。ある島では、ラインドライがいいかマシンドライがいいかと聞くので、ラインドライ？と聞き返したところ、洗濯紐にかけて太陽の下で乾かすとの事。そっちの方が良いけど、雨が降ったら困るからマシンドライにしてもらった。その分、高くついた。

マリーナの傍にあるコインランドリー。

ボブの後から出て来て、
大急ぎで洗濯物を抱えて走り去った少年。

月から金のランチタイムは３時間半。羨ましい！

大雨

風こそ吹かなかったものの、一日中雷や稲光混じりの大雨。船での朝食
後、雨が小止みになった隙をぬって、Le Piratesとうバーレストラ
ンへ駆けて行き、カフェオレを飲んだり、お昼には軽い食事をしたり、も
ちろんインターネットもして長い間時間潰しをしました。それにしても気
持ち良い程降るなぁ。何にも出来ないのが困るけど。。

ランチタイム

ここのマリーナにはWiFIが無く、船の中でインターネットが出来な
いので、バーかレストランに行くしかない。昨日はマリーナのすぐそばの
La Fregateでランチをしながらインターネットタイム。ボブはムール貝を
注文。結構なボリュームの上、フレンチフライトも付いてきた。それをお
腹が空いていると言ってペロリと平らげた。私はマリンサラダというのを
注文。野菜の他に茹でたエビやらスモークしたマヒマヒやらといっぱい
乗っていた。ちょっと塩気が効いていて日本人好みかも。お勘定のトレイ
が可愛いくて気にいりました。