Friday, September 25, 2020

安倍晋三首相の辞任記者会見を見て思った事

 


安倍晋三首相が辞任し、菅義偉氏が新首相になってから10日。それなりの日常が続いている。しかし、思い出しても情けないのが辞任会見の時の記者達である。似たようにくだらない質問ばかりを投げる彼らに、辛抱強く丁寧に答えていた安倍首相。私はイライラし、ついには「いい加減にしろ!」と口に出してしまった。

大変な持病を抱えて長期政権を務めた日本国の首相に、せめて、お疲れ様でしたの一言が言えないのか。主義主張が自分とは違うとしても、良識ある大人なら、それが礼儀というものである。労いの言葉を口にしたのはたった一人だけである。日本のマスコミの程度の低さは見ていて恥ずかしくなる。思うに日本人として純粋な心を持つ人は少ないのであろう。

戦後の歴代首相の中で、安倍首相ほど外国の首脳達から頼りにされた人がいただろうか。否。サミット等で各国が合意に至らない時、安倍首相が提案した事に「シンゾーが言うなら」と纏まった話など外交面の成功を伝える主要メディアは殆どいなかった。ネットで情報を拾う人は別として、テレビや新聞のみの報道に頼る人が、そこら辺の情報に疎くなるのは仕方が無いのか。

国のトップに立つ人は、自国と自国民の利益を一番に考え、命がけで任に当たる覚悟を持った人がなるべきである。菅新首相にも(目を光らせながら)期待しています。

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