Monday, April 8, 2019

ちょっと浅草

日本は人手不足というのは本当なのか、或いは、いわゆるニートと呼ばれる働かない若者が多すぎるのか、私の職場にも外国人が多い。その中には優秀な人もいれば、いない方が良いと思う人もいる。

そんな同僚の一人が、家庭の事情でブラジルに帰る事になった。彼女は祖父母が広島出身で、その息子が父親にあたるブラジル人母親とのハーフである。見かけは全く日本人に見えないし、日本語もからきしダメ。各国を旅行しているので、母国語のポルトガル語の他に、英語、スペイン語、フランス語は喋る。

最初、なぜこんな人を雇ったのかと不思議であった。電話に出る事が出来なければ、日本人宿泊客の相手も出来ない。それでも、宿泊客の8割が外国人だから何とかやっていけたのだと思う。

明日は帰国という日に一緒に浅草に行った。親戚の女の子へのお土産に浴衣を選ぶ姿には優しさが満ち溢れていた。天ぷらそばと甘い物が好きな彼女にまたいつか会えればと思う。



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