Thursday, October 7, 2010

やっと晴れた。


久しぶりに良い天気。昨日の夜は星もいっぱい出ていたからその予感はあったけど、やはり晴れるとうれしい。漁師たちも笑顔で仕事へ出かける。彼らの後ろに写っている船がアンカーを引きずっていた船。この後、船を沖合まで移動させてしばらく走らせていた。何かトラブルでもあって走らせながら点検しているように見えた。今は私達の船のずっと後ろに錨を下ろしている。前でなくて安心。

私達の右手に錨を下ろしているこの船、何と船名が「Tadaima ただ今」。思わず、「おかえりっ!」と言いたくなってしまいます。8月にマルティニークのMarinを離れた時に見かけたのが最初。それから、今回ここグレナダのセントジョージズで再会。と言っても声をかけるのは、今日が初めて。 


フランス国旗を掲げているので、ボンジュール!日本語分かる?と聞くと、いや全くと言う。船名の由来を訊ねると、フランスに住んでいた時、フランス人の奥さんが家に帰ってくる時に良く「ただ今」と言っていたから、それを船の名前にしたとの事。そういう本人はイギリス人。だからイギリス国旗も掲げている。残念ながら奥さんは船にいなかった。今日これからマルティニークを目指して北上するとの事。近いうちにまたどこかで会いましょう。

こちらは、ドイツ船のBuena Vista。彼らもあっちこっちのアンカレジで見かけた。今日のこの天気を待ちわびていたのだろう。多少風もあるので縮帆し、笑顔で手を振りながら北に向かって行った。私達は反対の南に向かう予定なので、向かい風の為残念ながらまだ出発できない。。

Wednesday, October 6, 2010

空模様

ここの所、天気がくずれている。そのせいで予定していたトリニダード行きが遅れている。昨日の夕方はこんな空模様(↓)。稲妻があっちでピカッ、こっちでピカッ。ビューティフルでもあるけれど、どっちかと言うと恐怖心が先立つ私。気が小さいのよね。



そして、今朝はスコールになりそうな模様。幸いに進路が逸れ、多少の風雨に見舞われたもののそれ程たいした事はなさそう。あれっ?、ちょっと待って。隣の船の位置がちょっと前とはズレている。見ているとアンカーを引きずって流されているではないか!Oh-Oh大変ダ!!。でも、しばらく流されて丁度い良い場所で止まった。アンカーがちゃんと食い込んだようだ。回りの誰も巻き込まず、何事もなかったかのように落ち着きを取り戻した。ホッ。マザーネーチャーとのお付き合いは、侮らず、そして敬いながらと気を使います。



Tuesday, October 5, 2010

ブログタイトル命名の訳

このブログのタイトルをWINDLESS GYPSYで検索すると、WINDLASS GYPSYと出て来る。Windlassとは、電動で錨を上げ下ろしするための機械。ウィンドラスのチェーンを巻き取ってくれる部分がジプシー。それをひねってウィンドレスジプシーとした次第。どうしてかという言えば。。

今乗っている船のウィンドラスとチェーンが恐ろしい程古くなっていて、身の危険を感じていた事から、オーナーに頼んで新しくする事にした。ハリケーンシーズンという事で、チャーターも無く、この機会に直せる所は全て直したいというのがキャプテンボブの希望だった事もある。船はフランス製なので、アメリカ領のセントトーマスでは部品が入手しづらく、注文するとえらく高い上に、配達されるまでにとてつもなく待たされる可能性がある。そんな事から、8月終わりにフランス領の島マルティニークでその作業をする事にした。


ラーッキーな事に、数件あるマリンショップのひとつLes Shipに丁度在庫があった!タグを見ると1500ユーロー。米ドルで2000ドルくらい。決して高くない。古いウィンドラスとこれを取り替えれば全てオッケー!の筈だったが。。。









事はそう簡単には行かなかった。船のメインテナンスはいつもこう。なかなかプランした通りには運ばない。12ミリ幅のチェーンを新しくするのに、このウィンドラスに付いているジプシーは10ミリ用。たった2ミリというなかれ。これが重大問題なのです。またもや幸いな事にショップに12ミリのジプシーの在庫があったので、それと取り替えてくれた。ジプシーを取り替えたので、それをウィンドラスに繋げる円形のクラッチもサイズが合わず、古いウィンドラスのクラッチを使う事にした。これでひとまずホッ。

ところが、船に戻って苦労してクラッチを取り外してみると、クラッチの差し込み口が変形していて繋げる事ができない。また、ショップに戻ってケーティーに相談。すると、クラッチの変形を直してくれそうなメカニックを紹介してくれた。重たいウィンドラスをかかえて行ってみると、何とかトライしてみるから明日の午前中に戻って来いという。相手はフランス語、こっちは英語と片言のフランス語に身振り手振りだからうまく通じず、近くにいた親切な人が通訳してくれた。次の日行ってみると、何とちゃんと直っていた!さすがに職人技はすごい。無口だけと技術は確かでやる事はやる、そんな職人さんを見ると頭が下がる。



そして、やっとチェーンも買う事ができた。チェーン運びもひと仕事。古いチェーンは不要なので、これをどうやって始末しようかと思案。ケーティーに誰かもらってくれる人はいないかと聞いたら、その場で知り合いに電話をしてくれた。1時間後にオーストリア人とドイツ女性のカップルが古い錆びたチェーンをディンギーで引き取りにきた。彼らは長い事クルージングをしていて、その古いチェーンを係留モアリングの重りに使うとの事。捨てる神あれば拾う神あり。お礼にと赤ワイン2本と新鮮なぶどうをプレゼントしてくれた。双方ハッピー!

そんな大変な思いをして新しくしたウィンドラスとチェーンはこれです!これにした後は、枕を高くして眠っています。



Monday, October 4, 2010

ギフトショップの副業?

どう見てもお土産屋さん?

 
中に入ると、やはりお土産屋さん。かわいい小物やアクセサリーがセンス良く並んでいます。

さらにその奥に入ると、コンピューターが数台。そう、ここはインターネットが使えるギフトショップ。どうしてここにいるかのと言うと、その前に行った場所に次のような貼り紙がしてあったからです。(↓)


「出入国の手続きは、メインストリートにあるサイバーカフェ、ペリカンで行って下さい」との事。このゆるやかさ!だからデーヘーという小さな町は大好きです。ここはフランスの海外県のひとつグアデループ島にあります。このお店がわずかな料金を受け取って代行しているんですね。と言っても、必要事項を入力した後にプリントアウトした用紙を渡すだけだけど。いつも使っているキーボードとはキーの並びが多少違うという不便さを補って余りあるしゃれた入国管理局(?)。ついでにEメールもチェック!

Sunday, October 3, 2010

Caribbean 1500 Rally

カリブ海の地図


初めてヨットでカリブ海に来たのは、10年前の2000年11月にCaribbean 1500 Rallyに参加した時。それまでは、ニューヨークのCity Islandをホームポートにして、主にLong Island Soundをセーリングしていた。コネチカット州、ロードアイランド州、マサチューセッツ州等を経由してメイン州まで行ったりした。たいてい夜は錨を下ろして停泊していたので、夜通しのセーリングをしたのはそれまでたったの数回だけ。だから、バージニア州からバージン諸島にある英国領のバージンゴーダ島まで1500マイルもノンストップで走るというのはかなり恐怖だった。

ボブはそれ以前にクルーとして2回、Caribbean 1500 Rallyに参加していたので私にも良い経験になるからと前から勧めていた。このラリーは1990年にスタートしており、私達がふたり揃って参加した時は丁度10周年。参加艇は55艇程。私達の船が一番小さくて30フィート。大きい船になると70フィート以上もあった。年々、参加艇は増えて今年11月のラリーは80隻近くになっている。私達の船には、もうひとり女性のクルーが参加してくれた。私達を含めて小さい船4艇は、到着があまり送れないようにとの配慮から一日前倒しで出発。

おもしろいもので、それだけの数の船が同じスタート地点から同じゴールを目指しては走るのに、それぞれが独自のコースを走るため、海に出たらめったに他の船に出会わない。それだけ海は広い!毎日、朝と夕方に無線ラジオで連絡し合うので、どの船がどの位置にいるのかも分かる。万が一、トラブルがあった時には、近くにいる船が助けてくれるという安心感もある。そして、ひとたびゴール近くになると、またちらほらとお互いの姿が見えてくる。レースグループとクルージンググループに別れており、私達はクルージング組。でも、一応ラリーだからゴールを目指してラストスパートとなる。ゴール間近のうれしさもあり、長旅の疲れも吹っ飛んでエキサイトした。

出発してから11日目にバージンゴーダに到着。11日以上かかった船もたくさんいたので、小さいながらも良くやったと3人で満足。早い船は1週間前後で既に到着していて余裕で後続組を迎えてくれた。その時に知り合ったクルーザー達とは今でも連絡し合っている。一番大変だったのは、夜のワッチと傾いて揺れる船の中でのクッキング。10年も経つと大変だっと事も全て懐かしい思い出です。

Saturday, October 2, 2010

Local Boat あれこれ

セントルシアのPitonsは、水深が深すぎて自分達のアンカーを下ろせない。そこでは、Mooring Ballが設置されていてブイに係留する。もちろん、自分達でできるけど、ボートボーイと呼ばれるそれを仕事にしている地元の人に多少の金額を払って手伝ってもらう。今回、夕暮れ時に手伝ってくれたのはショーン。(↓)

 グレナダのTyrrel Bayで何回かロブスター を買ったSelassieというボート名のふたり。(↓)



同じTyrrel Bayに浮かんでいるカフェボート。と言ってもコーヒーは売っていない。アルコールのみ!オフシーズンのせいかクローズしていてまだ試してない。(↓)

日本からグレナダに寄贈されたという船を、首都セントジョージズとプチマルティニーク島で見かけた。(↓)
 


プチマルティニーク島に係留中のボート&小学校の傍で建造中のローカルボート。(↓)
そしてきわめつけはこちら、ドーナッツ型バーベキュー(?)ボート!これに乗って湾内の夕日を眺めながら食事をするのも楽しそう。(↓)

Friday, October 1, 2010

シュガーアップル


 最近はまっているのが、このシュガーアップルという果物。最初に口にしたのは今年7月。セントルシアの国立公園になっているピートンズ(Pitons)という700メートル台の岩山ふたつに囲まれた湾に停泊した時。ラスタ(Rastafarian)のお兄さんが小舟で野菜や果物を売りに来た時に見つけて買った。
Pitons
食べ方は、手で軽く押して柔らかかったら半分に割り開いて、種の回りの白い果肉を舌で転がしながら吸って食べる。味はカスタードのように甘い。ドリアンと似た感じ。最初はちょっと甘いかなと思ったけど、2度3度と食べるうちにやみつきになってしまった。こうして書いているとまた思い出して食べたくなった。きょう、スーパーマーケーットの近くの道路脇で、袋に5、6個入ったシュガーアップルを売っていたのに、小粒だったので躊躇して買わずに帰ってきたのが悔やまれる。ハッー。。