Monday, January 28, 2013

来てくれた!

午後2時半になって待ちに待ったメカニックが来てくれた。一人は先週も来てくれた人で、今回は少し年配の経験を積んだ感じの人と一緒です。渡してあったトランスミッションも修理をして無事に戻ってきました。


今回は狭いコックピットから潜り込んで取り付け作業をするのは年配の方です。その彼の支持で若い方はキャビン内からヘルプをしています。そして30分程で作業を終えました。実際にエンジンをかけてみてギアがちゃんと作動するかかどうかチェックです。ちょっとドキドキ。エンジンの回転音も順調でギアもちゃんと動きます。良かった。来てさえくれればこんなに早くに終わるのにねぇ。先週と今日の2回の作業は1時間程。この為にひと月を要しました。請求書を置いてなごやかに帰って行くふたり。どうもお世話になりました。彼らのオフィスに電話をして支払いもすませなくては。






さて、今日にでも出発したいのだけど、もう4時前。ボブは取り敢えず4時で閉まるイミグレーションにチェックアウトに行った。その後でマリーナの支払いを済ませたり、スーパーに行ってから夜食の準備をしてとなると、今日の出発はちょっと無理そう。明日フレッシュな気分でセントルシアに向け出発です。

Sunday, January 27, 2013

どうか明日は来て下さい。

グレナダには数日の滞在予定だったがもう5週間になる。到着と同時にトランスミッションがおかしくなったので修理する必要があったからであるが、3週間を過ぎてやっと部品を注文するというので、再度バスに乗って支払いに出向いた。そして、4週間目に入った火曜日に初めて2人組のメカニックがやってきた。キャビン内のエンジンのカバーを外した後、小柄な方がコックピットの小さな隙間から入り込んで後ろ側にあるトランスミッションを何とか取り外した。











ショップに持ち帰って新しい部品を取り付けるので明日また来ると言って帰った彼らであったが、翌日は来なかった。オフィスへ連絡すると、ベアリングが痛んでいるので取り替えなければならないが、こちらも注文する事になるので、金曜日に再度メカニックをそちらに行かせるとの事。そして、金曜日にも現れず、電話を入れると、修理がまだ終わらないので来週の月曜日になるとの返事。明日がその月曜日でこちらに来てから丁度5週間。毎日がこうやって過ぎて行く。

今頃はセントルシアにいる筈だった。ボブの学生時代の友人夫婦から10年ぶりに連絡があったのが2ヶ月前。二人の娘達も手が離れ、結婚25周年になるのでカリブに遊びに行きたいというので、セントルシアで落ち合う約束だったのだ。彼らは既に昨日到着しているのに、私達はグレナダを離れたくても離れられずにいる。お互いに会えるのを楽しみにしていたのに、こうなるとは全くもって予想外。今回はトリニダードとグレナダで修理の人達に待ちぼうけをくわされ続けでついていない。でも、まだ諦めてはいません。最悪でも水曜日に出発できれば友人達には何とか会える。どうか明日は来て下さい。お願いします!

Thursday, January 24, 2013

料理あれこれ

ここのところ時間的余裕があるので、普段とは少し違う料理に挑戦しています。まずは、タロイモの一種であるCallalooの葉っぱをオクラやタマネギと一緒に豚肉をベースにしてグツグツ煮込んだ一品。残っていたご飯をハヤシライス風にした安上がりランチです。


 

次は、キッシュ・ロレーヌ(Quiche Lorraine。)ジュリア・チャイルドという60年代の料理番組のパイオニアのレシピをユーチューブで見て作ってみた。これはチーズ無し。残っていたベーコンを少しだけ入れた軽いキッシュです。






キッシュ用のパイ生地を余分に作ったので、ティータイムに洋梨とリンゴのミニパイも作ってみた。こちらもとてもシンプルながら美味でした。





ボブがスフレ(Soufflé)に挑戦。電動ミキサーが無いので、卵白の泡立てを手伝ってあげました。GruyereとParmesanの2種類のチーズとミルクのみ。少し焼き過ぎた感じだけど、お味はグッド!



肉料理も作りました。ローストビーフとボルシチです。これらの料理は作ると何食分かあるので楽ができます。




Borschtはシチュー用の豚肉をゴトゴトと柔らかくなるまで煮た後にビート、じゃがいも、人参、タマネギと一緒にトマトの水煮缶を加えてさらに煮込むだけの簡単料理。カリブでもエアコンが効いたキャビン内で身体が暖まります。


Wednesday, January 23, 2013

半年ぶりの郵便物

取り敢えず1年くらいクルージングに出かけると決めた2001年あたりから、なるべく郵便物を受け取らなくても良いようにと、極力オンラインで物事を済ませるようにしてきた。そうは言っても、現物を受け取らなければならないケースもある。そのひとつがクレジットカードである。通常主に使っているカードの期限が切れるため、新しいカードをこちらの指定する場所に送ってもらおうと思っていた。しかし、自分達がいつどこにどれだけの期間いるという確固としたプランが無かった為に、躊躇していたら、カードは既に本拠地としているバージン諸島のセントトーマス島に送付済みであった。

郵便物は全てメールサービス会社の私書箱に送ってもらい、時間のある時に取りに行くようにしている。でも、今回はセントトーマスを離れてもう半年。たまったであろう郵便物をトランスミッションの修理を待っている間に、ここグレナダのマリーナ宛てに送ってもらう事にした。メールサービス会社に連絡をしたのがクリスマス直後の事。しかし、年が明けて2週間しても届かない。何度マリーナの事務所に尋ねても、届いてませんとの同じ返事。

いくら何でもおかしいので、送った時のトラッキングナンバーをもらって調べた所、1月4日にはグレナダに到着しているとの事。結局、港にある郵便局まで出向いて行った所、ちゃんと届いていた。そして、郵便局内にいる検疫の係官の前で封筒を開けて中身をチェックしてもらってから引き取る事ができた。検疫立ち会いの為にマリーナまでは配達してもらえなかったのかどうかは今もって分からない。とにかく届いたからいいやと思い、早速船に戻って郵便物を開けた。が、待っていたカードは入っていなかった。全く!

再度メールサービス会社に電話をして、新たに届いている郵便物をチェックしてもらったら、カードらしきメールが来ているとの事。今から送ってもらっても、届く頃にはこのマリーナにはいないだろうから、今月末にニューヨークからセントルシアまで会いに来てくれるボブの学生時代の友人夫婦宛に送ってもらい、彼らに持参してくるように頼んだ。そして、昨日そのメールを受け取ったと友人から連絡がありホッとしている。予想に反して、今回もマリーナ滞在が長くなり、もうひと月が経ってしまいました。いいかげんにトランスミッションを直してもらわねば。。

Sunday, January 20, 2013

シュニッツエル・ハウス(Schnitzel Haus)にて

先日、セントジョージズの街でドイツ料理屋さんを見つけた。港通りの2階にあるそのシュニッツエル・ハウスに行ってみた。私は殆どドイツ料理を食べた記憶がないので、珍しく、あまり気乗りしない様子のボブを押し切るようにして一緒に入った。

中は感じが良く、オーナーらしき彼もフレンドリー。

そのまま、バルコニーに5席程ある2人掛けのテーブルに着いた。眺めも良し。


軽いランチのつもりだったので、ポークカツレツのシュニッツエルはパスし、代わりにソーセージとポテトを注文。その間にドイツビールをと思いドラフトビールを頼んだら、ドイツのビールは無いとの事。ありゃ。 仕様がないからいつものSTAG BEERにした。そして、出て来たランチはこちら。笑ってしまうくらいシンプルでした。ソーセージは美味しかったけど、どうもスーパーで売っているのと同じみたい。



今度はやはりシュニッツエルとザワークラフトを食べてみなくっちゃね。でも、帰りがけに先程の男性にドイツのビールは無いのと聞いたら、いゃー、ドイツから輸送するには高すぎてねぇー、と言われた。まぁ確かに、ここグレナダではあまり商売にならないかも。竹筒に入ってきたメモ用紙の会計書がまた微笑みを誘いました。

Friday, January 18, 2013

安倍総理は頑張っている。

自民党総裁になってから、そして首相に返り咲いてから、目まぐるしく動いている安倍総理と新内閣の働きには目をみはるものがあります。特に外交面において着々と駒を進めているのを見ていると、やっと国と国民の事を思う総理大臣が戻ってきたと嬉しく思っています。

そんな中、あのどうしようもないルーピー鳩ぽっぽが、のこのこ中国に出かけて行き、明らかに捏造と分かっている「南京虐殺」について謝ったり、尖閣諸島に領土問題が存在するとか言っており、大恥をさらしています。もう政治家ではないとは言え、こんな人でも元総理という肩書きを持つのだから、本当に日本の歴史から消してしまいたい民主党の3年3ヶ月です。しかし、そんな頭のおかしい人でも利用して味方にしようとしている中国共産党は、日本に対して強く出ていても、内外に問題を抱え過ぎ、かなり追いつめられているのかも知れません。柔らかい土は深く掘り、硬い土には手を出さないというかの国に対しては安倍総理のように毅然と対応するのが一番です。

美しく強い日本を取り戻すと、当たり前の事を一生懸命にやっている安倍総理を叩く日本の大手マスコミは本当にえげつないと思います。それだけ、アメリカの戦後政策で日本に自虐史観を植え付けた張本人である彼らや日教組、そして官僚組織は、戦後レジームから脱却されてしまうと、たとえ日本国民のためであっても、自分達の利権や思想が危うくなるからか、そうはさせじと醜い姿をさらしています。そんなマスコミの在り方をインターネットで暴かれてしまうと、逆に良識ある普通の人達にネット右翼などとレッテル張りをしています。

そんなマスコミが、安倍総理の英語で発表された論文を完全に無視して国民に知らせないという事が、「剣kenn諤々」さんのブログで紹介されていますので、以下にリンクを貼らせてもらいます。


なぜか報道されない安倍総理のセキュリティダイアモンド構想

(プラハに本拠を置く国際NPO団体「プロジェクトシンジケート」のウェブサイトに、12月27日付けで安倍晋三首相の英語論文が掲載された。しかし国内メディアはこの論文に沈黙を守っている。安倍総理は何を語ったのか。)


このケンケンガクガクさんの、どうして安倍さんが好きなのかという理由が、まさに私が感じた事と同じなので、以下にコピーさせてもらいます。安倍さん、これからも応援しています!

「人間は感情の生き物ですから、私が安倍さんを支持するといっても、そこに若干のひいき目があることは否定しません。拉致問題で一歩も引かない若き官房副長官として大いに注目された頃から今日に至るまで、私が安倍さんをえこひいきしてきたのは事実です。
 それにしてもなぜ安倍さんという人は、こんなにえこひいきしたくなる人なのか。時折、安倍さんの人柄からにじみ出る優しさみたいなものが、とても心にしみることがあります。
 拉致被害者の方々が羽田空港に降り立ったとき、安倍さんは横田夫妻が愛娘めぐみさんを両手で抱きしめる日まで闘うことを決意されたとか。
 世間では「タカ派」の一言で片付けられやすい主張の中に、どうにも隠しきれない優しさがのぞくところが、人間・安倍晋三の最大の魅力かも知れません。正直、私もまたそんな安倍晋三のファンの一人なのです。」



Thursday, January 17, 2013

27〜30米国ドル

しばらく前からちょっとした頭痛に悩まされていた。もしかして運動不足や塩分の摂り過ぎからくる高血圧か?と心配になり3年半ぶりに医者に行く事にした。以前、ボブが厄介になった事のある感じの良いクリニックは、山間を車で10分程走った丘の上にある。








 



 
事前に電話は入れてあったが、ウォーク・インでも問題なし。少し忙しいようで、待合室には10人以上の人がいた。受付で用紙を貰い、必要事項を記入して待っていると、15分程して名前を呼ばれた。看護師に連れられて行った部屋で身長、体重、脈拍、血圧の測定をしてもらった。脈拍と血圧は普通だったが、久しぶりの測定では身長が縮んだ代わりに横に成長した事が判明した。まぁ、予測はしていたが。でも、心配した血圧が普通でホッとした。

それから30分ほどしてドクターの検診。ひとりでこなしているだけあって、問診もテキパキとしている。症状を伝え、耳の検査をしてもらった後、念のために糖尿の疑いを考えて血液検査もしてみようとの事。えっーと思ったが、血液検査はするにこした事はないのですぐに別室でやってもらた。結果、特に心配する事は無いとの事で安心した。結局、Sinus(副鼻腔洞?)の薬をもらってきて飲んでいる。

このドクターの費用、 血液検査&薬代、そして往復のタクシー代が何とそれぞれ27〜30ドルくらいと同じ料金なのだ。保険が無いので医者代が安いのは有り難いのだが、こんなんでいいのかなと申し訳無い程安い。領収書を良く見ると、"Discounted Rate for Cruisers "となっているではないか。住所をマリーナにしておいて良かった。クルーザー割引のあるここグレナダでは安心して病気になれる!

病院の脇には大好きなスターフルーツがこれまた見事に実っていて嬉しくなりました。手が届く程よい高さの木とは言え、断りもなしにもぎ取る訳にもいかず、写真だけ取り巻くって満足しました。


Wednesday, January 16, 2013

高台

滞在しているポート・ルイ・マリーナの敷地はかなり広い。その中にあるコンドミニアムも売り出し中である。それ程大きくはないながらも、何かしらの建物も徐々に増えている様子。常に木や花を植えていて庭作業も休みなし。今日はその敷地内を歩いて高台まで登ってみた。高い場所から眺める青空と白い雲、そして眼の前に広がる海。木や草のあふれる緑で心身まで洗われる気がする。あたり前のようにある自然に感謝をしながら気持も和らぎます。



















Monday, January 14, 2013

お帰り

ボブが2週間ぶりにセントビンセント&グレナディーンズから戻ってきた。2週目のセーリングクラスの生徒は50代と20代の紳士的な親子だったそうです。お父さんはパナマ在住で、息子さんはアルゼンチンのブエノスアイレスに住んでおり、ふたりにとって英語は外国語だけれど、いろいろと面白い会話ができたそうです。特に建築関係の仕事をしているお父さんは2年間日本に住んでいた事もあり、話が弾んだらしい。そのお父さんは何でも自分でやってみたがるのに対して、弁護士になる予定の息子さんは、やさしくてちょっと不器用。おまけに動物愛護家で、ロブスター売りが来る度に、ボブは断るのに苦労したらしい。この一週間は強風の日が続いて昼夜神経を使ったみたい。マリーナにいる私でさえもそうだったので、くたびれた事でしょう。お疲れさまでした。


Saturday, January 12, 2013

3週間経つけれど。。

トリニダードからこちらグレナダにやってきて明日で早3週間。エンジンのトランスミッションの不具合でマリーナに滞在しているものの、修理の目処が立っていない。ホリデーシーズンだから仕方がないかと諦めていたけれど、年が明けてもう10日以上も経っている。クリスマスとは違って、お正月にそれ程重きを置かないこちらカリブの島なのだから、もう何かしらのアクションがあってもいいんじゃないでしょうか。ボブがセーリング・インストラクターの仕事で2週間留守にしている間に見に来てくれるかと思いきや、全くその気配は無し。その為にボブの出発前にふたりでヤンマー取り扱い店に行ってお願いしたというのに。

業を煮やしたボブが仕事先からメールで問い合わせると、もっと詳しい情報が欲しいと言われたそうな。既に知らせてある以上の何の情報が必要と言うのかと思いながらも、狭いエンジンルームに頭を突っ込んで、トランスミッションの目には見えぬ箇所の写真を何とか撮って送った。それが下(↓)の写真。祖国より遥か遠く離れたカリブの島で、KANZAKI, OSAKA, JAPANという文字を目にすると何かぐっと来ますね。KANZAKIとはヤンマーの直系会社で神崎高級工機製作所との事。さすが世界に名だたるヤンマー。私の愛国心がくすぐられます。

そして、それが3日前の事。でも、その後何の連絡も無し。。いや、神崎さんはいいのです。何の罪もありません。カリブでのこんな事にはもう慣れてしまいました。


そして、明日はボブも帰ってきます。この2週間、の〜んびりしました。何せ時間だけはたっぷりあったし、普段はありえない位速いインターネットの接続に感謝感謝の毎日でした。でも、引きこもってしまいがちなのはいけないと思い、今日はマリーナを出て、いつものように左側に折れて散策しました。どう?なかなか良い景色でしょ?

Thursday, January 10, 2013

散歩がてら

散歩がてらスパイス・アイランド・モールまで行ってきた。いつもと違って、今日はマリーナを出たら右に曲がります。小高い丘からの眺めは抜群。そのまま降りて行けばビーチに出るようだけど今日はパス。

海岸通りを歩いていたら 、風景が綺麗なので何度も立ち止まってしまいました。




道路は片側に歩道があるので安心して歩ける。場所によって右側だったり左側だったりすので、たまに横断する必要あり。



モール近くになって雨が降り出した。最近、青空でも毎日のように雨が落ちて来るので、携帯用の傘は手放せない。地元の人達はすぐに止むからと多少濡れても全く平気。

でこぼこの大きなライムやその他の食料品を少しとワインを2本買い、帰りは乗り合いタクシーを利用。行きは40分程、帰りは10分もかからなかった。あー、良い運動でした。