消火訓練

CPRとファーストエイドの講習のみを受けるつもりだったが、続く２日の消火訓練と緊急脱出のクラスにも空きがあるとの事。ボブはその２つのコースは何年か前に終えており、私にも受けたらと奨めた。面倒くさがり屋の私は、また早起きするのかと躊躇したが、この機会を逃すとまたいつになるか分からないので、頑張って参加する事に決めた。

２日目も講習は午前８時から。今日と明日のインストラクターは、キャプテン・ケーシー。彼は２年前までこのキャプテンスクールのオーナーだった。現オーナーから依頼がある時に、たまにこうして米国本土から教えにやってくるようです。船上での火災の種類やそれに応じた消火器の説明などみっちり講義を受けた後、ボランティアが消防服を身にまといクラスメートに披露してくれました。

午前仲の講義が終わった後、今日はビッグ・バンブーズでフィシュ・タコのランチ。のんびりとひとりで過ごす時間もたまにはいいですね。

Big Bambooz

マヒマヒとマンゴーがなかなかの相性。こうやって料理のアイディアも拝借します。

Mahi Taco

ランチの後、午後１時に集合して、貸し切りのサファリバスで現地へ出発。幹線道路を外れて少し走ると、ゴミ収集場の広い敷地がある。ゲートを抜けてさらに曲がりくねったデコボコ道を１５分程ゆっくり走り、やっと目的地に到着。実際に火を起こしての訓練だからちょっと緊張。かなり高台にあり、下には射撃訓練所も見える。先に到着して準備をしていたキャプテンスクールのオーナー、ジョンが、「午前中に射撃訓練をしていたし、午後にももう一度あるようだから、その前に早く終えてしまおう。」などと言うから、間違って玉が飛んで来ないかと余計緊張。

２人ひと組のチームを組んで、まずはタイプAの木、紙、プラスチックなどのゴミの消火から。私の相方は元消防士の積極的な男性で一番最初に手をあげた。この状況下なのでチームメートとしては頼もしい。他の人のやり方を見てからやりたかった消極的な私だったが、選択の余地無し。インストラクターのケーシーの再度の説明にじっと耳を傾けた後、いざ出陣！コンテナで出来た小屋の中の一角には既に火が燃えており、消火服に身を包んで腰を低くし、お互いの肘がくっつく程の距離で前進。それぞれの消火器を同時に火に向けてひと降り、ふた降りした後、後ずさりで後退し小屋からエスケープ。火の熱と防火服でけっこう暑い。取りあえず第一段階を終えてホッとした。残り６組も同じように消火。

続いて、タイプBは、ガスや油など燃料系の火事のケース。これは外に設置したキッチンでのプロパンガスを消し止める訓練。小屋に入って行くよりは緊張しなかった。タイプCは電気系統の火事。ナビゲーションステーションからの出火という設定。でも、これは真似だけ。そして最後のタイプDは、チタンやマグネシュウムなどのメタル火災。これも訓練用に設置するのは難しいので実際の訓練は無し。最後に、タイプBのディーゼル油を泡の消火器で消す訓練。地面に置いた大きなコンテナ内で燃え上がる火を消すのはまたまた緊張ものでした。

２時間半後、全員無事に訓練を終えて教室まで戻ってこれました。荷物は教室に置いて行ったので、残念ながら写真は無し。と言っても写真を撮る余裕など全く無かったです。

CPRとファーストエイド

２年間有効だった心臓マッサージ&人工呼吸（CPR-Cardiopulmonary Resuscitation & Rescue Breathing)や応急処置(First Aid)の資格が先月で切れてしまったので、昨日はキャプテンスクールの一日講習を受けに行った。幸い過去２年の間に実際に使う必要は無かったものの、常に更新しておかなければならない。朝の８時から午後５時までみっちりのスケジュール。参加者は１５名でした。

ダイブショップで左側の最新のテキストを買ってあった。
右側がスクールから提供されたテキスト。
更新個所は別にプリントアウトしてありました。

オレンジのシャツの男性がインストラクターのジョー。
ジョークまじりで楽しく解りやすい授業でした。

このダミーを使って人口呼吸と心臓マッサージ。

男性陣が施した骨折の応急処置はちょっとオーバー？

講習が終わって帰って来たクリスマスコーブでは、夕焼け空が疲れた体と頭を癒してくれました。

夕食はボブが豪快なステーキを焼いてくれた。さすがに大きすぎて食べきれなかった。

パイ・ホール (Pie Whole)

セントトーマスに戻って来たその日は、諸々の用事を済ませた後に、フレンチタウンのパイ・ホールでランチです。シンプルなイタリア料理とベルギー産のビールなど６０種類のビールが楽しめる、小さいながらもハイクォリティーのレストランです。私はランチは今回が初めて。１４ドルでサラダとピザまたはパスタなどが選べるうれしいメニューです。フレッシュなサラダと心のこもった手作りメインディッシュは美味しくて大満足。普段とは違ったビールも楽しめるので何度も来たいお店です。

カニール・ベイ・リゾートでランチ

チャーター客を下ろしたその足でセントジョン島のCaneel Bay Resortに寄ってランチをする事にした。以前、日曜日に訪れた時、ビュッフェ・スタイルのランチがとても美味しかったので、今回久しぶり行ってみた。お目当ては冷やしたストロベリースープ。ところが、先月でこの日曜日のビュッフェは終わっており、来シーズンが始まる１２月までは無いとの事。ガックリ。人っ子ひとりいないダイニングエリアでせめて写真だけでも撮りましょう。

そんな訳で仕方なくもうひとつのカジュアルスタイルのレストランで食べる事にした。高級リゾートでもやっぱりポークリブやフレンチフライはアメリカ人には人気があるようです。本日のスープのキャロット＆ジンジャースープ（生姜入り人参スープ）を分けて食べた後に、ボブはフィッシュ＆チップス（フレンチフライ）、私はリブ＆フレンチフライとお目当てとは程遠いランチになりました。が、お腹がペコペコだったので美味しく頂きました。

食後にリゾート内を散策。さすがに手入れが行き届いていて奇麗。

イグアナ君にも遭遇。

滅多にしないショッピング、今回はギフトショップでピアスを買いました。

３シーズン連続のチャーター終了

今回で３度目のゲスト達のチャーターが無事終了。ホッ。ユダヤ系ニューヨーカー達だけあって食事にはちょっとうるさい。それだけ料理しがいもあったけれど、気が抜けず疲れました。おまけに、４日目にひと組の夫婦が帰り、入れ替わりに女性がひとり来たので、その為のフェリー発着所までの移動やら、部屋の掃除とベッドメーキングも必要とあって汗だくだく。６人から５人になったと言っても食べる量はあまり変わらないので、またせっせとクッキング。雨の日が何度かあった過去２回と比べて天気に恵まれ、皆さん満足して帰ってくれたので良かった。

アメリカ領のセントジョン島が大好きなので、初日は普段ゲストを連れて行く事のない南側にあるLittle Lameshur Bayへ直行。

同じ湾で小さな女の子がゴムボートに乗ってお父さんに引かれていたのが微笑ましかった。

イギリス領のピーターアイランドに迎えて来てくれたダイブボートでダイビングにお出かけ。このダイブショップは他のお客さんを交えないひとグループだけの専用というのが気に入っていて、去年と同じように２日続けて楽しんでいました。この時ばかりは私達もゲストから束の間開放です。

朝、昼、晩のメニューはこんな感じ。ちょっと少なめかなと思った時の写真です。もちろん、ディナーの時は前菜、食後のデザートもしっかり食べております。ランチと前菜の前にはコーヒーと自分達で持参したチョコレートのおやつも。

バナナ＆ピーカンナッツのマフィン、フルーツサラダ、
それにベーコンも追加。

クラブケーキのランチ。この時はランチもデザート付き。

帆立とジャガイモ、アスパラガスにえのきとミニトマト。

3度目のグループ

今日からまた1週間のチャーターが始まりました。このニューヨークからのグループが、私達の一番最初のお客さんで、今回で3度目になります。

ワインと食べる事が大好きなので、自然と予算も高くなります。その為、美味しいワインが比較的安くで買えるイギリス領トトーラ島にあるTico Wineまでショッピングに行って来た程です。

今日はランチに白ワイン2本、夕食時に赤ワインを3本開けました。合計45本のワインを買ったけど、どうか1週間持ちますように！

９日ぶり

夫婦３組のチャーターを終え、いくつかの用事を済ませている間に、９日間もブログを更新していなかった事に気がつきました。今回のチャーターは、今までで一番気の置けない楽なグループで、何故かそのまま気抜けしてしまったようです。

カナダのオンタリオから２組、コネチカット州からひと組のこの６人グループは、８年前に大型帆船のカリブ海クルーズに参加した時に出会ったそうです。とっても仲が良く、終始冗談を言い合い、楽しむぞーという雰囲気に満ちあふれていて、ほっておいても大丈夫なくらい気を使わないゲスト達でした。良く飲み、良く食べ、良く笑う、大人の冗談が通じるこんなグループは大歓迎です。

マイケル・ビーンズショーのハッピーアワータイム。
半額のペインキラーとラムパンチ

海賊クイズにそれぞれ答えた正解者達。
我がゲスト２人も混じってます。

チャーター終了間際の記念撮影。

チャーター終了後はいつものようにクリスマスコーブへ。

アメリカ領に戻ってくる度に、入国審査の為にゲストと一緒に立ち寄るセントジョン島のクルーズベイ。
いつもは慌ただしく素通りするけれど、今日はボブの運転免許更新の後に、ゆっくりとランチ。